約80日の横ばいの動きの中から、今回は500円下に放れた。
1年前の横ばいから3000円上昇、半年前の横ばいから1500円下落したことから考えれば、
今回のボックスの放れは1500円程度はある可能性が有る。
ただし、今朝のGDPの+4%発表を踏まえればその押し幅は小さくてもよい。
これは2月からの完全失業率が3%を下回ったことの効果が出てきたことの証明になっているかもしれない。
そうだとすれば、株式は上向きの条件が揃ってきたことを意味する。
北朝鮮情勢に振り回され、リスクオフの円高(というより、円キャリートレードの巻き戻しだと思いますが)により
下向きにレンジが移動してしまった中ではありますが、これについては日本が自発的に行動できない以上
米国をはじめとした関係国の動きに左右されるのは仕方ありませんが、押し目買いは有効であると思います。
そもそも、日銀がETFを買付している中で「ボラが低い」とか「株価が下がらないから個人は株式を買わない」など
マスコミは散々と言ってきた訳であるから、是非ここから大いに株式に資金を投じていた頂きたいものである。
そうでないなら、只の株を買わない理由を言ってきただけになる。無責任な発言は控えるべきだ。
「どうせ株なんて買っても儲からないと思っているからだ」とでも言ってくれたほうがスッキリする。
確かに北朝鮮には何をするかわからない怖さがある。それでも、米国と正面戦争は出来ないだろう。
戦前の日本軍のような、一億総玉砕しても戦争するという強い決意と国民の意思があるなら別であろうが
現在の北朝鮮の国民にその意思は感じられない。だからこそ、衝突があっても短期間で終結すると考えているし
マーケットの調整も短いと考えているわけである。
先週、1週間マーケットはほとんど見ていませんでしたのであてずっぽうな記述になっているかもしれませんが
ご容赦ください。明日から復帰します。