かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

宮崎勤の事件から30年。我々はちゃんと進歩していたのか、問われているような気がします。

2017-04-17 22:03:47 | Weblog
 今朝の最低気温は13.2℃、最高気温は20.8℃でした。朝から曇りがちの空模様は昼過ぎにははっきり傾いて雨が降り始め、夜には本降りになってかなりしっかりと地を洗いました。夜中中降られるとうるさくてかないませんが、午後10時現在、少し雨脚は弱くなってきたようです。この雨をもたらしている低気圧は時速65キロと異様な高速で北東に移動中ですので、ほどなくこの雨も止むことでしょう。

 さて、千葉県我孫子市でベトナム人小学3年生の女児が殺害された事件、既にPTA会長を務めていたという46歳の男性が容疑者として逮捕されており、今は取り調べに黙秘を貫いているそうですが、状況からして犯人であることはほぼ間違いなさそうです。46歳という働き盛りでPTA会長をしたり朝の登校時間に見守りで立ったりとは一体何の仕事をしていたんだろう? と不思議に思っておりましたが、親の跡を継いだ不動産業、ということだそうで、まあ多少は時間が自由になる仕事だったのかと納得いたしました。
 まあひどい事件だなと思いますし、犯人と確定したからには絶対に再犯など起こさせないように極刑に処して後顧の憂いを絶つべきであろうと思います。世の中には、ただ愛でるだけでけして手を出さない紳士な方々も多数いることでしょうに、このような輩のために彼らが肩身の狭い思いを甘受せねばならぬのは理不尽に思えたりもします。もっとも子供を持つ親としては、かような紳士らも犯罪者予備軍とみなしたくなる気持ちもまたよくわかります。けして表の世界に出るべきではなく、アングラな裏世界でひっそりとしていればよかったであろう事が、今やネットやら何やらで氾濫し表に出てきているというのはやはり異常と思わざるをえません。しかしもはや自制も効かないでしょう。宮崎勤の事件の後、色々と規制が強化されてきましたが、果たしてそれが功を奏したのか、効果があったとしたら何がどれだけ有効だったのか、また、もし効果がなかったのだとしたら、ではどうしたらよいのか。印象ではなく、客観的なデータを基に、感情ではなく冷静な理性でもって、子供たちを守るために何をどうしたらよいのかを、真剣に考えねばならないでしょう。


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