かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

自分の主張にそぐわないからと捏造をやらかしたら、それはもう「報道」ではないでしょうに

2024-04-17 19:38:43 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は15.5℃、昼の最高気温は25.1℃、五條市の今朝の最低気温は14℃、昼の最高気温は24.5℃でした。夜の間に降ると予測された雨は、どうやら日が変わる前後くらいに結構まとまった形で降り、その後朝まで断続的に降っていたようです。ただ、その降り方はかなり局地的で、奈良県内だと北ほどまとまって降り、アメダスの記録では24時間雨量が奈良市で11.5ミリ、生駒山で13ミリなのに対し、五條市ではゼロとなっています。今朝、通勤途上でワイパーをしっかり動かしていないと前が見えにくくなるくらいには降っていたので、雨そのものが無かったというわけではありませんが、アメダスの観測拠点では、記録できるほどの量には達しなかったのでしょう。その後天候はゆっくり回復して午後は雲の多い晴れくらいにはなりました。明日も曇りのち晴れという予報ですが、最高気温が22℃とここ最近では控えめな数字で、少し過ごしやすく感じられるかもしれません。それでも平年よりは高いかもしれませんが。

 さて、小林製薬の紅麹菌関連に関連して、読売新聞大阪本社の社会部の記者が捏造記事を出していたというのが発覚したそうです。元記事は岡山支局の記者が取材して書いたそうですが、その内容が「自分のイメージしていたものと違った」というマスコミ人にあるまじき最低な理由で、小林製薬取引先企業の社長の発言を捏造、「突然『危険性がある』と言われて驚いた」「補償について小林製薬から明確な連絡はなく、早く説明してほしい」と本人は言ってもいないことを書いて新聞に出したのだとか。読売新聞社は、「重大な記者倫理違反であり、関係者、読者の皆様におわび致します」と紙面上で謝罪し、更に関係者を処分する方針を明らかにしたとのことでした。記事の捏造はライバルの専売特許かと思いましたら読売新聞もやらかすとは、マスコミの倫理崩壊ここに極まれリ、としか言いようがありません。せめて更に取材して、その方向のコメントを取ってくるくらいのことはできなかったのでしょうか? まあそれはそれで問題だらけという気もいたしますが、少なくとも嘘をつく必要はなくなっていたでしょう。しかし、どんな処分がなされるのかわかりませんが、ただでさえその信用・信頼が揺らいでマスゴミと揶揄されるのも久しい業界にとっては一段と株を下げる羽目になるこの問題行為、もはや社内処分では、その自浄作用に期待するだけ無駄なのかもしれません。ネットニュースのコメント欄で、捏造記事で送検できる法律があってもいい、というのを観ましたが、公務員なら公文書偽造は1−10年以下の懲役になるのですから、マスコミも意図した捏造ならこれに相当する刑法犯罪として立件されてしかるべきです。何れにせよ、これまでもマスコミの信用を失墜せしめた罪がまともに裁かれてこなかったことが、現在のマスゴミ呼ばわりされる要因ではなかろうかとも思います。特に愛読者なら、騙されたという憤りを前面に出し、詐欺罪などを問うてみてはどうでしょう? 新聞始めマスコミ全体に襟を正してもらうためにも、何らかの法的措置が取れるように自らキャンペーンを張って世論を喚起すべきでしょうね。

 

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