人をうらやんでばかりで
人の邪魔ばかりしているのが
馬鹿なのだ
自分のことは何もやろうとしない
人がいいことをして
自分より先にいいことになってしまった
それだけのことがいやらしくて
自分は馬鹿だと思い込んだのだ
それからずっと人ばかり見ている
あんなものになりたい
あんなものがほしい
全部あいつを
おれのものにしたい
苦いことをして
いやなことをして
全部盗んでしまえばいい
そしておれがあいつになるのだ
おれがいいものになるために
みんなから全部盗むのだ
二度といやなのだ
こんな馬鹿な自分など
そういうことばかりやってきて
馬鹿はとうとう全部壊してしまった
神さまの愛でできた
約束の壁を
全部食い尽くしてしまった
本当の自分の部屋にたまった
黒い影のような
糞の山が崩れてくる
何もかも
本当の最初からやり直さねばならない
人を馬鹿にして
何もやらなくなったころの自分に戻り
永遠に似た年月を
全てに償っていかねばならない
エデンの東の東に出たところにある
砂ばかりの荒野で
全てをやり直さなければならない
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