アルヤ・２８

本当に美しい女性とは
隠れてしまうものなのですよ
着飾って
美しさをひけらかしたりはしない

女性は
男性ほどには
激しく容貌は変わらないのですが
よいことを積み重ねていくと
神さまが
光を塗り重ねてくださるように
美しさが深くなってくるのです

それがあまりにもかわいらしく
麗しいので
見るものは思わず愛してしまう
何でもしてあげたくなる

それが
美しい女性には苦しいのです
美しいというだけで
無条件に愛されてしまうのが
苦しいのです
人に自分を愛させることによって
苦しめてしまうのではないかと思うと
とてもつらい

だから
本当に心の美しい女性は
隠れてしまうのです
神さまから賜った美しさを
自分の欲のために使ったりはしません

子供の時に
神さまが着せてくれる美は
たいそうよいものですが
それをいやなことに使ってしまうと
とたんに馬鹿なものになってしまいます
みにくいというよりも
苦しいものになってしまう
それを下さった神のお気持ちを
苦しめてしまうからです
神を愛しているのなら
そんなことをしてはなりません

美というものは
もっとすばらしく深いものですから
それを本当によいことにするためには
神のお気持ちに向かい
たくさん勉強しなくてはなりません