ヴィンデミアトリックス・２０

偽物の美人は
人類世界を離れ
オランウータンの住む
森に向かう

天使の美を盗み
猿のような馬鹿にかぶせ
すべての愛を
おのれの性欲と物欲のために
利用して
未だに恥じることもできないからだ

愛の形をして
猿のように低級なことをし
神の愛を著しく汚し
人類を苦しめ続け
とうとう女性を滅ぼした
それでも
馬鹿をやめることができない

そういう偽物たちは
人類世界を離れ
オランウータンの住む
森に向かう

オランウータンに
愚かな人間の美を見せて
衒うがいい
馬鹿者よ

このように
神は
すべての馬鹿のゆく世界を
決定された
人類世界を馬鹿で荒らした馬鹿は
もうこの世界に生まれることができなくなる

神がとうとう
決められた