コマクサ 

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

降雪後の高尾山

2018-02-15 00:00:00 | ハイキング
今年は1~2月に降雪が多くて、もう山は行けなくなっちゃったかと思って諦めていたところ、
高尾山ビジターセンターの情報によると「節分会のため雪かきしました」。
「雪山はやらない」というマイルールはありつつも、危険回避のための軽アイゼンくらいならと思い、
軽アイゼンを初めて購入して持っていくことに。

あれ?!ケーブルカーの清滝駅に着いたけど、雪は無い!!

1号路の入口も、雪はまったくありません。

でも掲示板には何やら注意書きが!!


清滝駅脇から登れる稲荷山コースは、斜面がちょっと残雪。

でも登っていく人たちは、登山靴は履いているもののアイゼンを付けるしぐさをしている人たちは居ません。。。
みんなグイグイ登っていきます。

稲荷沢コースの隣りから登る道は6号路・びわ滝コース?
道路は日かげですが、全然雪はありません。でも寒そう・・・


ケーブルカーの中からじっと見て、私たちは安全第一でケーブルカーで上まで行きます~
高尾山のケーブルカーは手ごろでいて、実はものすごく急!!! 
ちゃんと捕まっていないと急過ぎてケーブルカーのなかで転んじゃいます。
ここが日本一の急勾配・31度18分の角度の場所。

山頂駅へ着きました。乗ったのはもみじ号でした。

ケーブルカー駅を出てみると、あれ!天狗まんじゅう屋さんが無い?!

と思ったら工事中で、1号路のほうに仮設店舗がありました! 1個¥140です。

外はサクサク、中はしっとり、ほんのり甘~い黒豆のあんこ。2個くらいペロリと食べられちゃいます


展望台&ビアガーデンの下です。
今日は遠くが白んでいるけどとても天気が良くて眺めがいい~。爽快です!!!



1号路を頂上に向かって歩いていくけど、全然雪なんて無い?!しかも道は乾いていて濡れてもいないです。


タコ杉周辺も、日かげだけど全然雪無し。


男坂と女坂の分かれ道に着きました。ここも全然雪無し。

薬王院の入口に来ました。
天狗の腰掛け杉の前も、全然雪はありません。皆さんスニーカーで来れるくらい。
でも、空気はピンと張りつめてます。温度はもちろん下界よりちょっぴり寒いかも。

3月に火渡り祭りがあるみたいです。

薬王院門前に着きました。薬王院のなかを通って頂上へ向かいます。
広場の真ん中にでっかいショベルカー。これで雪かきをしたんですね。

薬王院奥宮へ行くさいごの階段!ここは日当たりがよいので、雪は全然ありません。
今日は天気で気持ちいい♪

薬王院の天狗様は、右と左で、全然様相が違う。カラス天狗のようなクチバシとものすごく鼻の高い天狗さま。
持っているものも違います。


奥宮手前の90段の階段も、全然雪無し。


奥宮の裏手の小さなアップダウンは日かげだからな~・・・と思っていたらとうとう雪が。
しかも雪というよりアイスバーンになっていてカチコチ。
しかも上に乗ったらずり落ちそう。
歩くところが雪かきしてあるところもあるけど、このへんは数mずつ、凍っている場所が。
でも、シャベルの幅くらいの、雪が無いセメント部分を歩けば、滑ることはありません。
ただ、人一人の幅しかないので、登りも下りも人が居ると、どちらかがアイスバーンの上で待機しなきゃならず、
結構コワイです。
ここの数mの何カ所かだけが凍結したままだったのですが、持っている人は軽アイゼンを付けたほうがいいかも。
でも持っていない人は、ちょっとコケてもいいくらいなら、怪我するほどではないかも。
ただくれぐれも、北側(谷側)のほうで立ち待ちしないことをお勧めします。


わんちゃんも一緒に歩いてきていたけど、すべってブルブル震えてました。

さいごの登り!ここを登れば、高尾山山頂です。ここも雪無し。
車が数台止まってました・・・冬でも高尾そばの小屋(食堂)はやっているから、皆さん車で運んできているのかな。

八王子方面が見えてきました!

頂上に着きました。もちろん南西方向へダッシュ!

見えました!午前中でないと見えない丹沢山系と富士山!!! 今日はとっても眺めが良いです。
山肌に雪が積もっているから、山肌がリアルに見えて、すごく険しそうな山系に見えます。


高尾山から見える富士山は、春は春霞で、夏秋はスモッグ?でモヤって午前中に小さくしか見えないのですが、
高尾山の冬の富士山らしく、今日はとっても大きく見えました

~つづく~  
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埼玉・宝登山奥宮&蠟梅まつり&西武秩父祭りの湯

2018-02-05 00:00:00 | ハイキング
ロープウェイで山頂の手前まで到着したので、東蠟梅園を通過して先ずは奥宮へ参拝します。
長瀞八景について書いてありました。


5分程度登れば奥宮には直ぐに着く坂道。スニーカーで歩けます。
東蠟梅園は、北からの風が強くて、西蠟梅園に比べて開花が遅いです。
日当たりはよいのですが、本当に風が冷たい。。。
でも、ちらほら咲き始めていました。
ここの1~2本だけ、とても早く咲き始めていました。


東蠟梅園から南方向には秩父の山並みが一望!

地図と重ねあわせて山の名前を確認できます。


東蠟梅園を抜けたら、奥宮へ右に進みます。


針葉樹林の下なので、足元は先日来の雪でぬかるんでる。
ちなみにここ10m四方だけなので、軽アイゼンなどは必要ありません。
アイゼンを付けて歩いている方々は結構たくさん居ましたが、長瀞アルプス縦走の皆さんでした。
長瀞アルプスを歩かれる方は安全のため軽アイゼンはあったほうがよさそうでした。
ゲーターを付けて(泥ハネ防止をして)いる方々も居ましたよ。

でも南西の眺めは秩父を見渡せます!

50mくらい先に2軒のお茶屋と鳥居、そして奥宮が見えました!
東蠟梅園から入っていくとちょうど、奥宮の左脇から入るような感じ。
みんなでお参りします。

お茶屋さんにはここならではのお土産グッズいっぱい♪

御朱印も、「宝登山神社奥宮」の御朱印をいただきました♪
そして、焚火を囲んで甘酒やおまんじゅうのふるまい。
火がものすごく沁みるくらい温かいです。

奥宮周辺は足元の雪でとても冷えるので、宝登山頂上を目指して移動します。
といっても50m先くらい。みんなが写真を撮ってるのですぐ場所が分かります。

頂上から見る秩父の街並みと周辺の山の景色!!!
秩父は山地に囲まれた盆地のような場所に見えます。

正面が武甲山や二子山。

右方向を見ると両神山のギザギザが見えます。ちょっと近寄りがたい感じ。。。
(一昨年行ったときはそれほど近寄りがたいと思わず、ガイドさんに付いていってしまいましたが。。。)


こんな感じで見えてるそうです。筆の味わいがある~。


そして頂上から坂下に伸びる西側が西蠟梅園です。
このときが見ごろだったそうです。でも梅みたいに、山全体が濃く真っ黄色になるような花ではなく、
丸くコロコロした花が着くので、山の斜面全体がほんのり黄色に染まっているような、控えめな感じで見えます。


アップにしてみると、どうやらここの蠟梅は3種類のお花があるらしい。
花びらの枚数や花びらの形がそれぞれ違いました。


山全体が遠~くから蜜の香りがほわーんと香ってくるような香り。
あるいはほのかに甘い香りの石けんのような香りがします。
この角度からが西蠟梅園の全景&頂上。

実はそれほど広大な斜面でもなく、一般的な梅園のスケールを想像されて来ると、”こじんまり感”にアレ?と思われるかもしれませんが、
年明け一番のこの極寒の時期に、紅梅より早く咲くというレアな花木に、派手さや絢爛さはむしろ似合わないかも。
コロコロした花と純粋に甘い香りにむしろ雅(みやび)な感じを感じるくらいがちょうどよいかもしれません。

帰り道は、東蠟梅園の下方にある梅園方向へ。未だ梅が咲くのには早く、2月下旬まで待った方がよさそうでした。
が、紅梅や種類によっては白梅に近い種類も、咲き始めていました。
梅に名札が付いているので、名前を見ながら鑑賞すると味わい深いかも。


実は足元にはもみ殻が巻かれていて、サクサクしてとても歩きやすかったです。
足元がぬかるむからと、地元の方の配慮かと。もみ殻を踏むと気持ちいいんですね~♪

最後に、梅の木の下をじいいっと見て歩いていたら有りました!!! 今年初の福寿草♪
黄色の花びらがとても濃い色で、力強いです。数日前まで雪の下だったはずなのに、スゴイ。


ここは福寿草もたくさん芽が出るようで、2-3月でしょうね。

帰りは長瀞~お花畑駅~西武秩父駅横にある祭りの湯へ!
西武秩父駅前がとってもきれいになってました!
そして武甲山がこんなに近くに見えたっけ?!

祭りの湯は、タオルを持っていけば、お風呂に入るだけなら¥1080(土日入館料)で入湯できます。
けっこう広いです。でもかなりの人が徒歩も車でも入りに来るので、いつも混雑しているらしい。

たしかに、祭りの湯以外の温泉は、近くの武甲温泉でも車で15分はかかる道のりだから、駅チカは多少高くても有りがたい。
正式名称は「西武秩父駅前温泉 祭りの湯」らしいです。
http://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/onsen/bath/index.html

ホームページの通り、温泉は内湯と外湯で2階部分にあり、けっこう広いです。
でも外湯は庭園風になっているけど、樹木で覆われているわけじゃないので、かなり寒い。
私は内湯に入りました。かなり特徴がある2種類。
高濃度人口炭酸泉は、入るやいなや炭酸の気泡がシュワーーーっと体に集まってきて、こするとシュワーーーっと消えていくオモシロイ感じ。この日だけなのかちょっとぬるめ?で40度くらいしか無かったのでは。
温泉の水面はシュンシュンと水滴がはねていて、本当に炭酸水みたいです
でも循環器系にイイらしく、血行が良くなったり、温まり方が違うんだそうです。
もともと1000ppm以上の高濃度炭酸泉は日本にはあまり無いらしく、ドイツなどではとても好まれているんだとか。

もう一つはシルク湯。乳白色でこれは人工的に造っているらしい感じでしたが、かなりまろやか。
数日前から指がカサカサしていたのですが、ずっと浸けて手を揉んだりしていたせいか?すっかり治りました。
そしてこの日は、シルク湯のほうが熱いお湯で、こちらが42℃くらいだったのでは。
元々熱めのお湯が好きなので、シルク湯のほうが温まりました。
出てからは、温泉出口から西武秩父駅改札まで、外へ出なくても、名店街を抜けていけば、おみやげも買えるし、ご飯も食べれるし。といったところ。
ご飯コーナーは若干、高速道路のサービスエリアの食堂くらいのカジュアルな賑わい(混雑)でしたが、建物はキレイだし、導線も考えられて造られているので、混雑が直接不快感に繋がらないような感じ。
ご当地グルメから懐かしいラーメンからマグロの解体ショーから何でもアリ感はありつつ、おみやげは池袋のデパ地下並みの高級感のあるお値段。
昔は西武秩父駅の横には鄙びたお店数件だけど¥200で2個入っているあんこたっぷりの田舎まんじゅうとか、試食できる漬物や焼き鳥・ソフトクリームとか、なんか自由なレトロ感がありましたが、同じ店が残りつつも、きれいな体育館のような建物のなかに整然とお店が並んでいる感じで、何だか、分かりやすく、とっても近代的、になりました。という感じでした。
でも外気は15時くらいでも氷点下近くで、外に立っていられる寒さではないので、暖房の効くこの新しい施設は新名所&文字通りホットスポットでした

三峯神社詣で・秩父3社参拝・長瀞船下りなどを楽しんだあとは、ちょっと休憩で新しい温泉や昔ながらの周辺の温泉に寄ってみるのもオススメです

最後に、2018年1つめの、宝登山で初めて見つけたピンバッジ!
奥宮の2軒茶屋さんやロープウェイ駅でも売ってます。


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埼玉・宝登山神社&蠟梅まつり

2018-02-01 00:00:00 | ハイキング
今年は例年に無く極寒!!!
山行しないと足がなまってしまったときには、復帰するのにものすごく時間が必要・・・!!
ということで、ビルやエスカレータは階段を登り、自宅もできるだけ階段を使い、
とはいえ、ずっと山に行かない(=歩かない)のもと思い、花を見に行くというハイキング的トレッキングを思いつきました
極寒の冬ではあるけれども、関東地方では、
1月=蠟梅
2月=梅
3月=桜&スミレたち
4月=ニリンソウ&カタクリ
などの花が咲き始めるので、先ずは第1弾・宝登山へ行ってきました!

西武線と秩父鉄道で蠟梅といえばここ!
宝登山の蠟梅まつり! 
実は昨年までまったく蠟梅という花さえ見たことが無いくらいで、
長瀞アルプスの初級登山ツアーに初参戦して、初めてツアーで登った縦走低山登山だったのでした。
そのときはもう2/10過ぎていて、蠟梅も終わっていてガッカリ。
ということで、インターネットで蠟梅の開花状況を毎週チェックして1月末に出かけました。
https://www.nagatoro.gr.jp/category/flower_topics/flower_robai/

西武線特急レッドアロー号(休日はちちぶ号が走ってる)に乗って出発!
そして、午前中に唯一、横瀬で下りて、隣のホームに秩父鉄道各駅停車が待っている、最高に接続が良いダイヤでロス無く乗り換え!!

あれ?そういえば、隣に西武線の見慣れない新しい車両が居る・・・

新型列車かな?

西武線といえばコレ。

と思ったら、運転手さんが乗り換えて、秩父鉄道に早変わりした!

秩父鉄道は各駅停車の『いなかの電車』風。でも6両編成くらいだったかな。
各駅だけど、埼玉の山を知っている人なら「あ!」と声を上げたくなるほど、埼玉の低山に囲まれた、実は観光列車でもありました。
武甲山。雪が降って、セメントの材料になる石を削った跡がシマシマになってる。


右側・上の段は、西武秩父駅。左側の単線は、秩父鉄道・お花畑駅への線路。


そして長瀞駅へ着きました!!

振り返ってみると、レトロ感ある長瀞駅。


少しでも真っすぐ歩いたら目の前にどーんと、宝登山神社の鳥居。

駅から小型マイクロバスで5分もしないで宝登山ロープウェイ駅まで無料送迎してくれるバスはあるのですが、
神社にお参りしたいので、先に徒歩で向かいます。

参道にある、かき氷屋さん。有名らしいです。この日も氷点下か?!くらいの気温だったのに、中に居るお客さんはかき氷食べてた!(衝撃)

着きました!宝登山神社、これから境内です。

宝登山神社は三峯神社や秩父神社とあわせて秩父地方で太古の昔からある神社で、言い伝えのお話も伝説だったりして。
秩父地方は吾野あたりでトンネルを越すと、山に囲まれた盆地みたいになっていて、何か特別に気に入って昔から人が住んでいたのでは?と思うような感じです。
大きな本殿。

本殿の裏手に是非左から回り込んでみてください。回廊の木彫りに注目したあと、本殿の真裏に回るあたりから一瞬で空気が変わります。
私は霊能力とかは無いのですが、『気』(空気)が変わったというのはわかるときがあって、ここは確かに空気がひんやり違うんです。女性で気が付く人は多いみたい。

このお堂があるからではないかと個人的には思ってます。
ヤマトタケルノミコトゆかりの場所です。

お参りを無事終えて、戻る途中、神池が凍ってた!
そして、氷の下でじっと動かない鯉たちがスケルトン状態で見えてる 水温が低いから冬眠したくなるよね・・・

駐車場に戻ってきて、ここから少し斜面(車道)を300mくらい登ったら、宝登山ロープウェイ乗り場(登山口方面)へ行くのですが、
お腹がすいちゃった方は、ここの茶店でどうぞ~。
皆さん、おでんとか甘酒を飲んでいたけど、ここのウグイス餅(3つ入り・¥324)はあんこたっぷりで美味しかった♪
スミマセン、お腹がすいてて、写真撮る前に食べてしまいました

さあ、宝登山の蠟梅まつりのほうへ向かいます。
今回は友だちの一人が足を完治していないので、ロープウェイ利用です。


それなりに急そうですね・・・

ロープウェイ乗ります♪

まだ厳冬という景色ですね・・・
いろいろなところがレトロ感いっぱい。
すれ違いのロープウェイはモンキー号。ちょうど中間地点だそうです。

先日の雪で、登山道は凍結しているのでは?という書き込みが多かったのですが、日にあたるところは問題無し、
火があたらないところは軽アイゼンが必要という状況だったそうです。
登山道がちらっと見えたり。

あっという間に着きました。天気が良くなってきた!

ロープウェイ山麓駅に着きました。

ここから梅園・蠟梅園のはじまりなのですが、東蠟梅園を通っていくと宝登山神社奥宮にすぐ着くので、先ずは奥宮参拝をします。

~つづく~ 



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