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1年ぶりの八ヶ岳~唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテへ~

2022-07-04 07:00:00 | 縦走トレッキング
梅雨に入るまに滑り込み!ということで毎年梅雨前に必ず行く八ヶ岳。
今年は5月の週末が全然歩きこみ出来ていないため、歩いたことのある天狗岳を目指すことにしました。

前泊は茅野駅のステーションホテル。ラジウム温泉に浸かってぐっすり休んでから、
翌朝は6時に出発し、車で唐沢鉱泉を目指します。

ここが唐沢鉱泉方面と桜台の分岐。左へ行くと唐沢鉱泉。右へ行くとオーレン小屋方面へ行きます。




15分ほど車で登りますが、標高300mくらい?を一気に登る道はジャリ道です。
昔は土の道だったので、降雨と車の車輪のせいで、深い溝ができてしまい、普通車ではいけないほどの轍(わだち)になってしまっていましたが、今年は小屋の人たちが整備してくれていたので、とても良い道になっていました。(ただしアスファルトではなく、砂利道ではあるので、砂が巻き上げられて車は多少泥はね・砂まみれのワイルド感いっぱいになります。タクシーは「車が傷むので」と呼んでもお金を支払っても来てくれない道なので要注意)
あまりの久しぶりの八ヶ岳に興奮してしまい、このへんは写真なしです・・・

ということで、涸沢鉱泉についてから、泊り客ということで駐車場に駐車させてもらって声をかけてから出発です。

※唐沢鉱泉に泊まらない車の方は、路肩の駐車スペースに駐車してから登山しますが、
20台ほどしか泊められる場所が無いので、車を唐沢鉱泉付近に止めておきたいなら、宿泊をするか、早朝朝7時までに唐沢鉱泉に来て早く駐車スペースを確保するしかないようです。
(朝8時だともう満車です)

ということで、唐沢鉱泉からまずは、黒百合ヒュッテに向けて、きょうは左側のメジャーなルートを通っていきます。
(右側のルートは、アルペンルートといって天狗岳へ直登できますが、岩を抱きかかえるように
登っていくキツイルートです。景色は最後の2400m付近から大展望になりますが、それまで3時間ほどは景色の無い樹林帯をがしがし上っていくので体力自慢の方にお勧めします)

右側のルートは足場も確保されていて、とても歩きやすいです。がいきなり深山に分け入った感じになり、とても静かなルートなので、動物注意かも?と思うくらいです。
でもこの縞枯れ状態とコケ蒸した独特な感じが、北八ヶ岳なんですよね。


歩き出して10分程度で吊り橋を渡ります。唐沢鉱泉より左へ左へ歩いていくので、渋の湯のほうへ向かっているのかな?と思うくらいです。
でも毎日人が歩いているような登山道という感じで、木陰をずっと歩いていくので、下界が蒸し暑くても、ここは天然クーラーのなかに居るみたいな涼しさです。
(この日は下界は朝から直射日光がキツイ晴天で、茅野駅周辺は朝から夏になったような日でしたが、このへんは長袖1枚では寒いくらいスッキリした涼しさでした。)


しばらく進んでいくと、だんだん急登になってきますが、なだらかな部分も有りの道なので、久しぶりのトレッキングでも厳しく感じませんでした。
1時間弱?だったかで、分岐に出ました。左の道から来た人たちは渋の湯から来たのかな?


このへんから、石ごろごろ、時折岩を渡りながら歩くなかで、岩の下にはま残雪が残っているところが出てきました。




次第に、黒百合ヒュッテまでのメインルートのハイライトである最後の川沿いの道に出ました。。。
この頃には、残雪もアイスバーンになったまま未だ残っている上を歩いたりが何度も有り、今年歩きこみしていない足にはかなり疲労が来始めて、余裕がなくなってきました。。。
ということであまり写真無いです・・・。

ということで、最後の20分はヨレヨレの状態で、黒百合ヒュッテに着きました!
未だ朝10時ですが、良い天気、お客さんもいっぱい!


正面の展望台は、夏なら溶岩を抱えるように登っていくところですが、
今年は未だ雪山状態!!!


昔から変わらない黒百合ヒュッテ。コロナ禍とかいろいろあったけどやっぱり来れてよかった・・・ジーン。


※お手洗いは宿泊しない人は200円の利用料が必要になっていました。

きょうはキャンプをする人も少し居そうです。
未だ山のような薪が積んでありました。夏山の八ヶ岳では、こんなにたくさんの薪が積んであるのは見たことなかったな~。


~つづく~



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