コマクサ 

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

橋本カタクリの里~城山湖へ

2018-03-29 00:00:00 | 縦走トレッキング
昨年は、見たことの無いニリンソウを見に行き、
今年は、カタクリを必ず見に行こうと決めていました!
高尾山周辺にはカタクリの花が見られる時期は3月末~4月上旬ということで、
調べてみたところ、梅ノ木平か橋本のカタクリの里というところにあるとのこと。

ということで、橋本のカタクリの里が気になり、行ってみることに!!!

京王線終点・橋本駅か、JR横浜線・橋本駅の北口に出て、ロータリー1番線か2番線から出る三ケ木行きでバスに乗っていきます。
バスで10分ほど行くと、城山総合事務所入り口という交差点があります。

そこで下りて、右斜め前の通りを進んでいきます。
週末はバザーのような市をやっていて、ここらへんではちょっとした朝市的な場所みたいです。
役場のカドを曲がったら北へ伸びる県道があり、北へ真っすぐ10分位歩いていきます。
郊外のいなかを歩いているみたいな風景です。

途中神社があり、さらに5分程度歩いていくと、セブンイレブンが遠くに見えてきますが、
セブンイレブンに着くまでもなく、
「カタクリの里はこちら」という看板が出てくるので、そこを左に曲がります。
ここからは民家の集落のなかで、標識もなく、とにかく手がかりが無い中まっすぐ進んでいくと、
突然、カタクリの里Pと書いてあるところに出くわします。
そのお宅が、カタクリの里を経営されている民家です。

民家の庭に突然入っていくような感じで、いきなり入園料を払うことになります。

でも、この民家、昭和の風情のある、お庭が山全体の広大な敷地のお宅で、
なんだか懐かしさいっぱい。
長野によく遊びに行っていた私としては、いなかの民家は何か落ち着きます。


ということで、入園料¥500を払って、5歩進んだ先にもう別世界が!!!
雪割草のこんなに濃い色、初めて見ました!

セツブンソウがこんなに群れて咲いているの初めてみました!
これは高山植物イワカガミ!3000m級の山で8月に咲く花とばかり思っていました!


そして今日の大本命・カタクリです!!! 片栗粉には長年お世話になっていますが、
花は初めて見ました!!!


この園が凄かったのは、このお宅の庭の山の斜面いっぱいに、カタクリが群生してることでした!!!


これはつぼみ? でもすごい凛とした感じ。


園内は、その他の花も見事に開花中でした一気に春が来た!という感じ。
これはベニヤシオツツジ。



これは稀少な白花カタクリ!!!



園内は、小高い山を登っていきます。その斜面にカタクリと様々な日本の山野草が集まっています。


~つづく~





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明王峠~陣馬山~陣馬高原下までGO!②

2018-03-22 00:00:00 | 縦走トレッキング
明王峠までくれば、陣馬山まであと50分!
ここまでくると、裏高尾より奥のほうに進んでいるなっていう気がします。
このへんからちょっとだけ空気もひんやりするのは、いつも気のせいかな?

山道はとても乾いていて、秋みたい。歩きやすいです。

陣馬山近くになってくると、小さいアップダウンが出てきます。
このへんから、道のまんなかがぬかるみに。
よく見たら、ものすごく長い霜柱でした。人が通って、溶けてぐちゃぐちゃになっているところも。
このへんて、空気もひんやり冷たいし、針葉樹の下を通るので、ちょっと薄暗いんですよね。。
でももう少しで陣馬山!!!
見えてきました!!!


もう午後になっちゃったけど、眺望はよいです!
丹沢方面です。

このへんにいつもだったら富士山がみえるんだけどなー

八王子方面でしょうか。今日は街並みがわりとくっきり見える。

陣馬高原といわれるゆえんになるくらい、芝生が続いてます。

今日はおにぎり・マイペットボトル・おかずを持参していましたが、
時間があればここで冬なら豚汁、夏ならソフトクリームを食べると、本当に美味しいです。
陣馬山は、独特の開放感がありますね

そろそろ下山しないと、の時間になりました。
陣馬高原下へ降りるときは、バスの時間を気にしなきゃいけません。
最後に奥多摩方面を写真に撮っていたら、山の名前を教えてもらいました。
うっすら見える右の最高峰が大岳山、左の最高峰が御前山だそうです。

陣馬高原下まで、和田峠に直接下りるのではなく、樹林帯を降りて行く道を選びました。
どうやら山道を治しているらしく、キャタピラーが陣馬山の山頂の手前まできていたので、
以降下に続く道は、歩きやすかったです。

4月中旬にはおそらく木道が出来上がって、斜面のきついところは滑らず階段になっているんじゃないでしょうか。

下山はあっというまの40分で麓まで下りてしまいました。
登りはきついコースだけど、下りは滑らずに気を付ければ、結構早いです。
途中、沢の音がしたら、もう車道にでるのは直ぐです。


ここに1軒お茶屋さんがあって、¥200のおまんじゅうが美味しいです。
朝8時からお店開いてくれてるんですよね。

と思ったら西東京バスが来てる!
日曜日は毎時25分発だそうで、1時間に1本しかありません。
逃すと、次はまっくらになる時間帯になってしまうので、午後は要注意です。
バスに乗り込む前に見たら、山桜がほんのりきれいなピンク色っをして咲いていました。
もう春が来てますね




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相模湖駅~明王峠(~陣馬山)へGO!①

2018-03-19 00:00:00 | 縦走トレッキング
三寒四温になってきて、そろそろ山の雪も溶け始めるころ!
「待ってました!」と4月になって言えるために、3月から低山で少しずつ足慣らししないと...と思っていたら、
いつも通っている高尾山の縦走路とは少し違うコースを行けるチャンスが巡ってくることに。

相模湖駅までJR高尾から各駅停車に乗っていきます。10分くらい。

電車に乗ってみてびっくり!!! 通勤列車みたいに満員!!! そしてその全員が山行きの冬山装備の人たち!!!

8:20の電車は、中央特快を待ってすぐ発車します。京王線・高尾駅の準特急からの乗り換えは5分しかないので、
京王線からの乗り換えの方はダッシュでお願いします!

ぼおっとしているうちにあっという間に山越えをして、10分もしないうちに、相模湖駅へ着きました。
すごくきれいな駅です。
そして、相模湖町的には”石老山押し”なのか、石老山ハイキングコースの説明が何か所かに書いてありました。
木の感じが、京王線・高尾山口駅と雰囲気が似てる。
でも吉永小百合さんがいるので、やっぱりJRです。

建物の外に出たら、雲一つない青空!!!
ロータリーは神奈中バスが時々来ていました。

駅前は週末朝8時という時間にも関わらず、1軒だけもう喫茶店が開店していました。
それ以外はお店は無い感じ?・・・でもトイレは駅併設のトイレがありました。
相模湖は低山に囲まれている感じで、四方八方にハイキングコースがあります。

でもハイキングというより、結構登りがきつそうな登山道な感じがします。
調べたら、相模湖駅の標高は203mで、周りの山は800mくらい。それなりの初級コースの登山コースではありそうですね。
地図の上のほうが珍しく南を指して立っている看板。
まあこの地図に向かって地図と回りの景色を重ね合わせると、こう掲示したほうが分かりやすいと思われたんでしょうか。
高尾・陣馬方面は、この地図でいうと、下のほうであり、相模湖駅からは北の方角に歩いていくことになります。


それでは出発!!!
さっそく駅を出て、甲州街道(国道20号)を5分程度歩いて、明治天皇ご休憩地の史蹟を右に曲がって、
そこから山へ向かって歩いていくと、正面に中央道が!!!
中央道を渡ります!!! けっこう珍しい体験。

今朝は渋滞していないですね~。
左車線が長野・富士山方面、右車線が東京方面です。


そこを渡ると目の前が神社の参拝道。ここからいよいよ山へ入っていきます。
ここまで来たら、どこからともなく山行きの人たちが増えてきて、多少知られているコースなのかな?と思う感じ。
でも神社行きという道だけあって階段ありの急登です。

与瀬神社はヤマトタケルノミコトをお祀りしていて、勝負運・仕事運・勝運に効くと書いてありました!
その左ヨコから脇道があり、ここからが本当の登山道の始まりです。


今日は日も温かくて、青空で、風がひんやりしているので、気持ちいい!!!

こんな常緑樹林帯のなかを、多少急な山道を登っていくので、楽に思えるけど、最初はペースを上げないほうがよさそうです。


20分ほどしたら、ちょっとした展望台なところが。
相模湖を一望できます。


また少し登っていくと、やっと、富士山のプリンの上だけがちょっと見える所まで来ました。
雑木林でまだ全体像は見えないですねー・・・


15分刻みくらいに、道標が立っていて、道幅が広くなっているのでお水タイムが取れそうな感じです。
でも、だんだん急坂はきつくなっていきます。
ちなみに、ここはずっと登り。1時間20分ほど登り切ったときに初めて、平らな所が出てくるので、
最初からスピードを上げると、後でバテがきそうなコースです。


このへんが、地図上でいう子孫山ノ頭という稜線に出たところかもしれません。
実際はこの道標があるだけで、地図上に名前がついているようなポイントになる標識はありませんでした・・・

そこから次のポイントまでは、林のなかの稜線歩きです。


途中、木に登っているおじさんたちがいるので、何をしているの?と聞いてみたら、
切り出した木を、これから山の稜線に並べるんだとか。
その木は何に使うのか?と質問すればよかったな。
おじさん、話しかけられたことにびっくりしたみたいだったので、会話はそこまでで止めました。

20分くらい行ったところで、大平というベンチがある場所があり、

おじさんが柱を立てて、何か作っていました。
おじさんに聞いたら「あずまやを作っているんだよ」とのこと。
地図でみたら、大平小屋というのがあったらしいところです。
今年の夏に来たら、小屋出来ているかな。


近くの日当たりのよいところに、今年初お目見えのスミレが咲いていました

このへんはずっと稜線歩き的な感じで、ずっと奥地のほうまで距離を稼いで歩いている感じです。

あれ?なんか急に自動車道路が。ここを突っ切って山道に、と思いきや、ここから急登!!!

15分ごとに少しなだらか、また急登みたいな道が続きます。
でもさすがにそろそろ3時間近く。
ずっと登り続きだったので、暑さもあいまって疲れてきました・・・ということで写真が大分取れず。
最後の急登!!! というところで、ここを登り切ったら、明王峠です。

ここを登ると、城山~景信山~堂所山から縦走してきた道と合流します。
やっと着いた!!! 明王峠。今日は、結構な人が居る週末だけど・・・お茶屋さんやってませんね~
ここのお茶屋さん、お兄さんがいるときと居ない時が。天気のよい繁忙期だから必ず居るっていうわけでもないみたい。



南に少し開けたところから、今日は丹沢が少し春霞がぼんやりした感じで、見えます。

そして、手前に、山桜が五分咲きくらい?!
ほんのりピンクできれいでした。


もう高尾山塊エリアに入ったせいか、地図も相模湖よりだいぶ北の地形が乗ってます。
ずうっと登りだったけど、登りだけでなく、大分距離も歩いたんだな~と実感。


高尾山や景信山のメインルートだと、わいわいを越えてもはやガヤガヤしちゃってるんですが、
さすがに城山を越えて、さらに明王峠までくると、縦走トレッキングやトレランの人しか居ないので、
静かで、山を満喫できるような気がしました。
もうすぐ早めの山桜も咲きそうです

ちなみにここまで、このルートは残雪や霜柱の凍った場所などはどこにもありませんでした。
林が間伐してある間から、南側のため温かい日差しがまんべんなく入っているルートなので、
雪も溶けてしまったようです。
ちなみに前日も雨だったはずなのですが、すっかり乾いていました。
このルートは、あまり知られていないそうですが、高尾山塊を知り尽くしている人たちにとっては良いルートらしくて、
登りの練習に良いらしいです。
たしかに、3時間ずっと登り・・・は、高尾山塊にそれほど無いかも。
しかも、いろんな所へ降りられて、行きも帰りもいろんなルートを選択できるという点でも、
高尾~陣馬縦走ルートは良いルートかもしれません。
いつも同じ直線ルートを通るだけじゃなく、時々こんな違うルートを通ってみるのも良いかも

~つづく~


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする