コマクサ 

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

東天狗・西天狗のパノラマコースは南八ヶ岳一望!~唐沢鉱泉へ下山

2022-08-14 19:00:00 | 縦走トレッキング
雪渓を過ぎたあたりから、東天狗のゴツゴツした溶岩帯に突入。
ここは直射日光が照りつけ、登りも一層きつくなります。


ピークが見えてきました。ここからもうちょっと・・・!がキツイ。


がしばらく我慢したらこの絶景!!!
南八ヶ岳が一望に見えるのはここ東・西天狗岳が最高




南と西方向にも今日はよい天気!


南アルプスの甲斐駒・仙丈・白根三山がよく見えます!


西天狗岳は眺望もよいだけでなく、頂上が広いので皆さんお弁当・撮影タイム!
ゆっくり眺望を眺めてから、パノラマコースへ下ります。


ゴツゴツした岩稜帯が続くため、写真が撮る余裕がなくなってきた・・・


その後は、パノラマコースに入りますが、北八ヶ岳特有のシラビソの樹林帯をどんどん下りて行きます。
ここは躊躇せずどんどん下って行かないと、長距離です。


3時間くらい下るとやっと分岐が出てきます。ここまで来たら、あと唐沢鉱泉までは約30分です。
このへんまでくると、清水が大きな川となってきました。
川の音を聞きながら下山します。


このへんまで下りてくると足もガタガタ・・・それもそのはず、本来なら初心者であれば1泊2日コースですが、
1日で下りてきてしまったので、足も棒です。

何とか踏ん張って根性で下りてきました。朝から7時間半です。
唐沢鉱泉旅館を見て、ほっとしました・・・!!
うっすら、硫黄の臭い・・・やはり温泉ですね。
ここまでくると、川も銅のような赤茶色の川底です。


やっと帰ってきました。唐沢鉱泉の駐車場も、もう皆さん帰ったあとで、ガラガラです。


ただいま~!!! 日本秘湯の会の提灯が!!!


お風呂に入ったら夕ご飯です。
信州の豪華な家庭料理という感じで、ほっこりします。でも疲れすぎて食べるのにやっとこな量。有り難い。。。
一度冬きたときは、鍋料理などもあったようです。


ということで、パンパンにほてった足を温泉に浸かって、1泊2日の温泉旅館を堪能しました。
ちなみに、食堂は、クマや鹿、オコジョやイタチ、などあらゆる動物のはく製が飾ってあります。
温泉は最高ですよ!
素朴でオススメな秘湯です

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1年ぶりの八ヶ岳~唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテへ~

2022-07-04 07:00:00 | 縦走トレッキング
梅雨に入るまに滑り込み!ということで毎年梅雨前に必ず行く八ヶ岳。
今年は5月の週末が全然歩きこみ出来ていないため、歩いたことのある天狗岳を目指すことにしました。

前泊は茅野駅のステーションホテル。ラジウム温泉に浸かってぐっすり休んでから、
翌朝は6時に出発し、車で唐沢鉱泉を目指します。

ここが唐沢鉱泉方面と桜台の分岐。左へ行くと唐沢鉱泉。右へ行くとオーレン小屋方面へ行きます。




15分ほど車で登りますが、標高300mくらい?を一気に登る道はジャリ道です。
昔は土の道だったので、降雨と車の車輪のせいで、深い溝ができてしまい、普通車ではいけないほどの轍(わだち)になってしまっていましたが、今年は小屋の人たちが整備してくれていたので、とても良い道になっていました。(ただしアスファルトではなく、砂利道ではあるので、砂が巻き上げられて車は多少泥はね・砂まみれのワイルド感いっぱいになります。タクシーは「車が傷むので」と呼んでもお金を支払っても来てくれない道なので要注意)
あまりの久しぶりの八ヶ岳に興奮してしまい、このへんは写真なしです・・・

ということで、涸沢鉱泉についてから、泊り客ということで駐車場に駐車させてもらって声をかけてから出発です。

※唐沢鉱泉に泊まらない車の方は、路肩の駐車スペースに駐車してから登山しますが、
20台ほどしか泊められる場所が無いので、車を唐沢鉱泉付近に止めておきたいなら、宿泊をするか、早朝朝7時までに唐沢鉱泉に来て早く駐車スペースを確保するしかないようです。
(朝8時だともう満車です)

ということで、唐沢鉱泉からまずは、黒百合ヒュッテに向けて、きょうは左側のメジャーなルートを通っていきます。
(右側のルートは、アルペンルートといって天狗岳へ直登できますが、岩を抱きかかえるように
登っていくキツイルートです。景色は最後の2400m付近から大展望になりますが、それまで3時間ほどは景色の無い樹林帯をがしがし上っていくので体力自慢の方にお勧めします)

右側のルートは足場も確保されていて、とても歩きやすいです。がいきなり深山に分け入った感じになり、とても静かなルートなので、動物注意かも?と思うくらいです。
でもこの縞枯れ状態とコケ蒸した独特な感じが、北八ヶ岳なんですよね。


歩き出して10分程度で吊り橋を渡ります。唐沢鉱泉より左へ左へ歩いていくので、渋の湯のほうへ向かっているのかな?と思うくらいです。
でも毎日人が歩いているような登山道という感じで、木陰をずっと歩いていくので、下界が蒸し暑くても、ここは天然クーラーのなかに居るみたいな涼しさです。
(この日は下界は朝から直射日光がキツイ晴天で、茅野駅周辺は朝から夏になったような日でしたが、このへんは長袖1枚では寒いくらいスッキリした涼しさでした。)


しばらく進んでいくと、だんだん急登になってきますが、なだらかな部分も有りの道なので、久しぶりのトレッキングでも厳しく感じませんでした。
1時間弱?だったかで、分岐に出ました。左の道から来た人たちは渋の湯から来たのかな?


このへんから、石ごろごろ、時折岩を渡りながら歩くなかで、岩の下にはま残雪が残っているところが出てきました。




次第に、黒百合ヒュッテまでのメインルートのハイライトである最後の川沿いの道に出ました。。。
この頃には、残雪もアイスバーンになったまま未だ残っている上を歩いたりが何度も有り、今年歩きこみしていない足にはかなり疲労が来始めて、余裕がなくなってきました。。。
ということであまり写真無いです・・・。

ということで、最後の20分はヨレヨレの状態で、黒百合ヒュッテに着きました!
未だ朝10時ですが、良い天気、お客さんもいっぱい!


正面の展望台は、夏なら溶岩を抱えるように登っていくところですが、
今年は未だ雪山状態!!!


昔から変わらない黒百合ヒュッテ。コロナ禍とかいろいろあったけどやっぱり来れてよかった・・・ジーン。


※お手洗いは宿泊しない人は200円の利用料が必要になっていました。

きょうはキャンプをする人も少し居そうです。
未だ山のような薪が積んでありました。夏山の八ヶ岳では、こんなにたくさんの薪が積んであるのは見たことなかったな~。


~つづく~


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黒百合ヒュッテ~東天狗岳へ!

2022-07-04 07:00:00 | 縦走トレッキング
黒百合ヒュッテから東天狗へ向けていざ出発!

ながらかなお庭のような道を歩いていくと直ぐに中山峠へ出ました。
この分岐を右に行きます。


右に行くと硫黄岳方面がチラッと見えてきて、八ヶ岳の東側・八千穂のほうが見渡せます。
ただ、昨冬は雪がそうしたのか、左斜面の崖はそこらじゅうで雪崩が起きた模様で、
その雪崩によって東天狗へ向かう登山道が何か所も決壊していました。
そのため、決壊した登山道を避けて、たびたび右に折れて進みました。
左斜面はずっと崖が続いているので要注意です。(ということであまりの決壊の様子に驚愕していたため、写真無しです)

少し右に折れた見晴らしの良い箇所に出ました。正面右が西天狗・左が東天狗です。
さあ、ここからが天狗岳登山の核心部です。


と思ったら、あの道標の「天狗岳」の文字のあたりに見える白いのは何だろう?


と思いながら進んでみたところ、近くまできて驚愕!!! アイスバーン状態の雪渓でした!!!
六月第1週の週末に天狗岳に来たのはこれで3回目ですが、ここに雪渓があったのは初めてです!!! こんなに太陽で照らされるのにここだけなぜ??


しかたないので、意を決して、ここから登ります。ふだんでもかなりここからの急登なキツイ登りが続くんですが、左は決壊ばかりしている崖だし、コワイなんて言ってられません・・・!!! 硫黄岳がちらっと見えますがもうわき目を振らないでいきます。


とうとう来ました。雪渓の箇所です。10mくらいの直登です。


でも足の置き場があるので登りはきつくありませんでした。下りの人たちはめちゃくちゃ怖がっていました。

やっと足場が確保できて、振り返ってみたら、北八ヶ岳は絶景!!!
右下眼下に黒百合ヒュッテが。北のほうは、今日は蓼科山も北横岳も珍しく雲がかかっていない晴天です。


ここからはあと30分ほどで東天狗頂上です。
最後はぐんぐん高度を上げていきます。


~つづく~


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南高尾山稜・橋本~草戸山~高尾山口

2022-06-13 07:00:00 | 縦走トレッキング
橋本・カタクリの里から今回は、南高尾山稜まで里山縦走トレッキングをしました。

橋本・カタクリの里から少し歩いた山のきわから、登山口は始まります。



木の階段を登りきると、金毘羅神社に向けて西方向へトレッキング開始です。


このへんの里山はイノシシが出るようで、張り紙してあるところは罠がしかけてあるそうです。登山道からはみ出しての立ち入りは禁止です。


10分もしないで、小松城址がでてきます。木陰のなかです。


その後もずっと緩やかな登りを登っていきます。が、このコースはどんどん登りがきつくなっていくので、最初は無理しないでいきます。


途中ヤマブキの花がキレイです。


評議原という場所へ出ました。たしかに山の中なのに広くなっていて、坂道を利用して議場みたいにつかえそうです。




緩い登りと平らな道が交互に続きます。ここは時間をかせぐところ。
途中イノシシが掘ったあとが途中でよく出てきます。春ならでは。


やっと第1関門の金毘羅神社のふもとまで来ました。ここから金毘羅神社までは登り20分くらいなんですが、数年前行ってみたらものすごい急登でクタクタになってしまったので、今回は迂回します。
このへんはハイキングコース、車では、城山湖までのツーリングコースになっているようで、ところどころに舗装された山道がでてきます。



城山湖方面へ回り込んでいくと、遠く東方面に八王子市街が見えてきました。法政大学めじろ台キャンパスが見えます。


城山湖が見えました!車で遊びに来る人もいるようです。
トレッキングで歩いている人はほとんど居ません。

とおくに「しろやまこ」と植木で書いてありますね。

湖の反対側の山のはしから、また登山開始です。ここからがついに、草戸山に向けての高度を一気にあげる登山道が始まります。


来ました。ここが今日いちばんキツイ急登です。階段の幅がビミョウにあわずキツイ・・・


登りきるまで20分くらい。くたくたになるくらいの標高差です。
のぼりきったら、さらに西方向へ道が続いています。


さらにぐんぐん登っていきます。もうこのへんは写真を撮る余裕もなく写真少な目です・・・
杉木立が多くなってきて、さきほどまでの里山というより、南高尾山稜に入ってきたなという感じがしてきます。


~つづく~
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弓折乗越から双六小屋への大展望トレッキング!!!

2018-12-05 00:00:00 | 縦走トレッキング
ここからは、稜線歩きです。富山県側のほうから冷たい風が吹き付けるようになるので、ちょっと疲労感を感じ始めます。


20分くらい緩やかな登り下りの稜線を進むと、突然砂丘のような場所へ来ました。

やっと、双六ということばが出てきた!でもあと2キロもあるのか?!

ベンチがあって、ここもビュースポットです。と思ったら近くにいたおじさんが、
「今は季節じゃないけど、夏に来たらここは花見だよ」と教えてくれました。ここが花見平でした!!!

たしかに、あの緑のじゅうたんに高山植物がいっぱい咲いて、槍ヶ岳がこうやって見えたら、極楽ですよね~♪


このへんはなだらかな尾根歩きなので先を急ぎます。
途中、縞模様の地層が。こんな、歩いてしか来れない2,700M近くの北アルプスのなかで地層を見ると、すごいところに来ちゃったなという感慨深いものがあります。

ところどころこんな風よけ樹林帯もありつつ紅葉トレッキングです。

ふりかえるとじわりと高度があがってる・・・弓折岳のほうは針葉樹かな?

正面はたぶん双六岳です・・・でもこのへんから風が強く、冷たくなってきて、もう時計を見たら午後です。
雲も増えてきました。今日は双六岳へ行って戻ってくるのは時間的にキツイかな・・・

アップダウンのある稜線をどんどん突き進むように歩いていくと、
正面にまた新しい山々が見えてきました!!! 

右手は槍ヶ岳を後ろに。このコースは、そんなに有名じゃないけど、実はものすごい大展望トレッキングです!!!

紅葉のなかに、さらに新しい北アルプスの山並みを発見。

むむむ?! あれは小屋?! 双六小屋です!!! でもまだものすごく遠い!!! しかもだいぶ下ったところにあるようです。
そして、あの正面の奥の黒い山は・・・?! 「あれは黒岳だよ」と前後を歩いていたおじさんが教えてくれました。
黒岳・・・つまり水晶岳です!!! あのにっぽん百名山でも、工程が長く、一番最後に行く山と言われる雲の平周辺の裏銀座ルート!!!
初めて見た・・・と思ったら何か熱いものがこみ上げてきました。
こんなにすごいところへやっときた、やっと来れた、という思いと、まだこんなに遠い世界があるんだ・・・という憧れのような感情。

と思ったら、だいぶ下り始めてました。さっき来た道が一番高かったのかも。

このあと、坂道のような下りが何回も続いて、
途中ライチョウが出くわしてハイマツのなかに逃げていくという貴重なシーンを拝見し、興奮気味で写真を撮るのを忘れていたところ、
見えてきました!!! 双六小屋です。
周りがかなり広い砂地で、キャンプ場になっています。このとき14時。朝歩き始めてから8時間が経過していました。
カメラの自動調節機能でかなり明るく映っていますが、実はだいぶ下りてきたので、山の合間のような場所で、かなり暗かったです。
そして、山々の間を吹き抜ける風の通り道のようになっていて、ここは風が強いです。

最後はごろごろした岩を飛び降りながら下って、降りたところが、双六小屋周辺でした!お疲れさまです!!!

でもあまりに風が強くて、しかも冷たい風だったので、一気に疲労が来ました。
キャンプ場の人も寒そうで、中にみんな入り込んでます。

双六小屋に近づいたら、ものすごい要塞になってました。風が強いせいなのか、建物周辺を石で囲ってあります。
さながら小さなお城みたい。

ぐるっと回ると反対側が、双六小屋の入り口でした。ものすごくキレイでしっかりした雰囲気。
こんなに北アルプスの奥地にきたという感覚なのに、あまりの整備のすごさにちょっと圧倒された・・・
涸沢ヒュッテや燕山荘などに泊まってきた私の感覚では、ここがきちんとした度合いでいうと一番です!!!

受付を済ませて、小屋に入らせてもらいました。
2階は宿泊部屋、1階に食堂、乾燥室、トイレなどの水回りがありますが、外のあまりの風の強さと寒さにみんなが玄関に逃げ込んでいました。


談話室はストーブが。つけ方が誰もわからず、寒い寒いとダウンをみんなで来ていました。

受付で宿泊手続きを済ませると、同様に、軽食やお土産なども購入できるので、ちょっとくつろぐことにしました。
15時近くになり、あまりの風の強さと冷たさに、今日は双六岳ピストンをするのを断念、ケーキセットをいただくことにしました。
山小屋で甘味は、涙がでるほどホッとしました♪
きょうは本当に、長かったです。そして大パノラマを楽しんだ一日になりました。
見たこともない世界に圧倒された一日でした。


~つづく~

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鏡平から弓折乗越へ大展望トレッキング!!!

2018-12-02 00:00:00 | 縦走トレッキング
今日は快晴
風が無いので、鏡池に映る槍ヶ岳もくっきり見えます!!!
そして、ちょっと紅葉が始まっていて、穂高~槍ヶ岳の峰々が青空に映えてキレイです!!!
NHKのにっぽん百名山で見たことはある景色だったけど、テレビの撮影と同じくらい快晴で、しかも同じ空気感のなかに居るこの感じ!!!
壮大な景色に圧倒されます。

ずっと鏡池で撮影している人もいるくらい、魅力的な景色でしたが、
私たちは今日は双六小屋まで行かなくてはならないので、撮影だけして、すぐそこの鏡平山荘で一休みし、
そこから、双六目指していきます。天気も良いし、朝早く出発したから~!と思っていたのに、確実に昼に近づいている。。。
先を急ぎます。
鏡平山荘。とてもキレイで、そして眺望がすばらしい山荘でした。

そして山荘の前のバルコニー風になっている通り道。一息するところがとても広いです。

正面は、槍ヶ岳。さっきの鏡池ほどの抜け感は無いけれど、
山荘の2階に泊まったらたぶん絶景なんだろうな・・・

ズームアップすると、槍ヶ岳!!! 最近山ガールたちが「槍さま!」というのがわかるような気がします。
「カッコいい!」と言われる所以がわからなかったのだけど、ここへきて、堂々としていてしかも鋭利で誰にも寄せ付けない感じ?!

そして正面が、またすごい山脈が広がってる!!!これからあの先へ行くのかー!!!
もう未知の世界です。

と思ったら、ヘリコプタの音がバタバタとして、「近づいてくるので、通行止めにしますー」と言われ、少し足止め。
貴重なヘリの山小屋輸送を目の当たりにすることができました。

山小屋の人に聞くところによると、晴天で風の無い日でないと呼べないので、数週間に1日くらいの割合で荷物を運んでもらうのだそう。
少し前は荒天で、山小屋の食糧が心配になるときもあるんです・・・とのこと。
山小屋で食べるカレーライスや夕ご飯、トイレットペーパーなどはこうやって運んでもらっているんですね・・・ありがたや。
鏡平山荘へヘリが荷卸ししている間は、山荘前の池周辺は通行止めになりますー


さあ、ほどなくして、出発です!!!
ここからは、鏡平までの急登と違うのかな?前が開けてます、と思ったら、ここからの登りは絶景&天空の世界が広がっていたのでした!!!

正面は、奥が深い・・・なんという山なのか地図を見ないとわからないけど、ここから数百ⅿ上であることはたしかで、
ここまで今日は1000M上がってきたのに、さらに数百ⅿことになりそう・・・

登りが始まりました!といっても、広葉樹に囲まれた、登りやすい登山道。でも今までと違って直射日光で暑くなってきた。そして風も直接受けてけっこう心地いい!!!


先行く道は大パノラマがどんどん広がっていきます!なんて雄大なんでしょ!


振り返ると、槍ヶ岳がだんだん後ろに。。。そして西鎌尾根がくっきり。尾根って感じです。

そして、その下のほうに、鏡平山荘が! まだバタバタいってヘリコプタの輸送がずっと続いてます。

ずっとずっと見ていたいくらい雄大で、紅葉の始まった美しい景色なんですが、後ろ髪を引かれながら進みます。
写真を撮りすぎて、ちょっと工程が遅れてる!
ここが弓折中段というところで、水たまりのような小さい池があり看板があります。

ここからがまた、確実に高度を上げていく登りです。

振り返るとどんどん高度が上がっていきます。紅葉が始まった時期でよかった~♪

そして、さながら天空の山小屋です。鏡平山荘は地形的に面白いところに建ってますね。

そして最後は胸突き八丁のような急登を上ると、

弓折乗越に着きました!!!

向こうは、笠ヶ岳からくる稜線上にある弓折岳で、その稜線と鏡平から登ってきた登山道がぶつかったところが弓折乗越です。
いわば鏡平からみると、頂上のように見える地点で、槍ヶ岳の眺めも最高!!!

ここは、笠ヶ岳方面から来た人にとっては、ちょっと休まないと、次へ進めない地点らしく皆さん長めの休憩をしていましたが、
私たちは双六小屋まで急ぎたいので、小休憩で先を急ぎます。

~つづく~
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槍ヶ岳望む鏡平へGO!!! 

2018-11-26 08:30:00 | 縦走トレッキング
おはようございます!!!
下界は35℃の日でしたが、ココわさび平の朝は14度でした!
朝5時には皆さん朝食をほとんどの人が食べており、6時までに全員出かけるという早起き!!!
そう、ここからが本格登山の道すじです。
谷合いなので、日が明けたか明けないかがわからない感じの薄暗さです。

わさび平から20分くらいアーチ型の林道を歩いていくと、いよいよ川に出ます。
向こうに、先に出発した人が点々と見えます!

この辺までくると、川沿いを歩いているので、ざあざあすごい渓流の音がします。
そして、時々、左側の山の斜面から渓流が滝のように降ってきています。
これは笠ヶ岳から沸いている清流かな?

川に沿って行くと、どんどん山が開けてきます。
そして天気が昨日より良くなってきた!!!

ここまでくると有名な分岐です。
右へ行くと、西鎌尾根からいく槍ヶ岳!!!、左へ行くと、鏡平~双六、そしてもっと奥は雲の平などの裏銀座の山々です!!!



ここから左へ進むと平らな道は終わって、石畳の花崗岩の坂道が始まります。
石が敷き詰めてあるみたい!この道は上の鏡平山荘などの親父さんたちが道を整備してくれた賜物なのだそうです。

途中、崖崩れしそうな坂道が脇に出てきます。石に気を付けてね!

振り返ってみたら!
西穂高岳の山並みです!

そして、ぽこっと焼岳!

正面右脇には、槍ヶ岳の隣りの山並み!

ほどなくすると、坂道がいつのまにか急登になってます!!!

下のほうに登山客が見えます。

四方八方すごい景色になってきました!

ここが休憩ポイント?と思いきや、休んでいる人はいません。がれきの場所だからかな。

振り返ると、焼岳を望みます。


焼岳のうえに笠雲?そしてその奥には乗鞍岳が!!! 今日は本当に天気がよいです。

このへんは直射日光で暑い!でも上は岩稜帯なので、日焼けの危険もあり、風も強くもあえい、長袖でいきます。

あれは笠ヶ岳の山並み!ふだん曇っていて、なかなか見えないんですよね~

シシドウヶ原へ来ました。だいぶ高度間出てきました。
山並みが雄大すぎて、包まれているみたいな景色です!

このへんから、山を右にそれていきます。
樹林帯が出てきました。


またかなりの急登を上ると、「熊の踊り場」というところに出ました。
ススキ?が踏みならされた感じ? 昔河原だったのかな?

紅葉しかけている樹林帯へ入ってきました。色がものすごくキレイ!!!

ぐんぐん登ります。ここまでかなり登ってきているので、このくらいは階段かな、くらい。

あれ?正面が開けてきた!

振り返れば、笠ヶ岳が全部見えます。すごく高いところまで来た!

あれ?平らなところに出ました。

ま、まさかここが鏡平?!
見えました!槍ヶ岳が真正面に!!! そして、雲一つない快晴!!!

鏡池に、槍ヶ岳の山並みが写ってます!!!

ここまで登ってきてよかった~

新穂高から3時間半くらいかかって登りましたが、途中はずっと絶景で、登りながらも雄大な景色を楽しめました。
そしてここ鏡平からの槍ヶ岳!!!
最高のルートのひとつになりました!!!

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新穂高直ぐのわさび平小屋は快適♪

2018-11-24 13:00:00 | 縦走トレッキング
わさび平小屋の入口は、夏休みの小屋みたい♪
トマト・きゅうり・すいか・ジュース・ビールなどが、清流からひいた水桶のなかで冷え冷えに冷えてます。

建物の全貌はこんな感じ。右の棟の1Fは入口・食堂で2Fは宿泊部屋、左の棟の1Fはトイレ・歯磨き場所、2階は宿泊部屋です。

暗くなってきちゃいました・・・と思ったら急に寒くなってきた!
ここは谷合いの川底みたいなところなので、けっこう底冷えするような寒さです。
でも、小屋の明かりがキレイで温かい感じ。

外で鍋をやって、お酒飲んでるグループが居ます。真っ暗で見づらいし寒くないのか~?
でも気持ちは若干わかる。。
わさび小屋のなかは、本当にキレイ!!! 山小屋とは思えないくらいキレイで、しかも安全性とかキレイに保てる工夫が行き届いてます。
こちらはトイレと歯磨き台。
うす暗いかんじはまったく無くて、床も寒々しくないです。
ただ、冷え性の女性は、靴下を履いていったほうがよいかもです。
トイレはたしか水洗のエコトイレだった気がします。ただし、夜は省エネ電源になるので、ヘッドライトは忘れずに~。

宿泊部屋のほうの2階へ来ました。廊下もとてもキレイ。
お部屋のなかに荷物スペースがあるので、廊下の棚に置く必要が無く、取り忘れた荷物をわざわざ廊下まで取りに行くことはありません。

お部屋のなかはこんな感じ。
二段ベット式になってます。
中2階も3階も天井は低いけど、ふとん1枚に3名も寝るほどのひどい仕打ち(!)はこういうしくみだったらされることはないだろうな~。
急に起き上がると頭をガツンとうつけど、
とてもキレイでふとんもそこそこ良いので、満足です♪


夕ご飯になりました。
ゆうごはんも、女性が手作りしているみたいな野菜タップリの山小屋ごはんです。

朝ごはんもこちら。


たぶん総合的にみて、今まで泊まってきた山小屋のなかで1番よいかも!!!です。
それほど大規模ではないけれど、修学旅行じゃないので、中規模できれいで、温かい感じが良いです。
そして、明日ここから登るコースは、双六岳でも6時間、さらにその奥へ行くには、ここでちゃんと休んでおかないと!
一人1つのふとんでゆっくり寝られました。

~つづく~

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双六岳へ向けて新穂高~わさび平小屋へGO!!

2018-11-12 00:00:00 | 縦走トレッキング
今回は、鏡平から槍ヶ岳を見ながら双六岳へ向かう新穂高ルートを選びました!!
今年のメインイベントのひとつ!! そしてちょうど9月下旬にさしかかり紅葉が始まっている頃ということで、今年のハイライトです!!!
ということで、今回は濃尾バスさんにお世話になり、新宿から出発です。


もう上高地や平湯・乗鞍で今年は何度通ったかわからない道なので、釜トンネルまで爆睡。。。
釜トンネル付近で、目を覚まし、ワクワクしてきました!!!
左折してからが、スイッチ入りました!!!

平湯に着きました。ちょっと曇りだ・・・でも今日はワサビ平までなのでゆっくり行けるし、何より明日明後日の晴天が重要なので今日は文句言いません。


平湯からバスで新穂高まで行きます。
ここも、今年もう3回目くらいかな?
だいぶ覚えました。

ちょうど30分くらいで、新穂高センターまで来ました。
次の終点、ホテル新穂高前・ロープウェイ入口駅までは、乗車時間3分。坂道100mくらいです。
下山してきた人たちが、新穂高センターの真後ろの温泉とその後ろのホテル新穂高の温泉のどちらに入ろうかとウロウロしているような距離です。

この看板!!!
これを見ると、ここからがレベルの高い人たちが行くルート!っていう感じがしちゃいます。。。

でも、この登山にくるときまではそうでした・・・
戻ってきてからは、ここの雄大な景色と達成感で、ひとつまた階段を上れたかな?という気分になる登山になりました!!!
そのくらいハードでしたが、この登山口から登る景色は、雄大で、お勧めです!!!

それほど今日は時間に焦る工程でないので、遅いお昼ごはんを、新穂高ロープウェイ駅のなかにある喫茶店・笠ヶ岳で食べることにしました。

テレビで見ました!新鮮な鮎が手に入る地域のアユ料理はこれがあるんだそうです。

大好きな、昔ながらの醤油ラーメン!!! 

この窓から、ふだんの天気のよい日なら、5割くらいの確率で笠ヶ岳が見えるのですが、今日は真っ白でした・・・

お昼休憩して、新穂高センターに戻ってきて、これから、登山開始です。
といっても今日は序の口で、ここからワサビ平まで、80分もかからない平らな道です。
今日は1200mのワサビ平小屋まで歩いて、明日の朝早く鏡平を目指します。

川をわたって、笠ヶ岳のふもと目指してトレッキング開始です。

途中、新穂高ロープウェイ乗り場が対岸から見えました。ロープウェイは1時間に数回しか出ないのでちょっといいタイミング!


そのあとは、ロープウェイよりももっと山奥へ、今度は川の右側にわたって、山道を歩いていきます。
舗装してあったり砂利道になったり。工事中のようですが、完全な舗装道路にできる道ではないくらい、川がとなりでものすごい水量で、
山も切り立っています。


やっと、登山道の入り口まで来ました。


掲示板が古いけど、ここから本当の、歩いてしか行けない登山道の始まりです。
ちなみに、新穂高センターを出たあたりから、携帯電話は3キャリアとも入りません。ご注意ください。
自分の足と経験でしっかり歩いていきます。
とにかく平らな砂利道をずっととにかくまっすぐ突き進んでいくのですが、時計の高度計は若干ずつ上がっています。
そして、途中に右わきに、風穴がありました!お助け岩と書いてあります。
わりと、林道なのですが、日当たりはよいので、暑い暑いと思いながら歩く登山者には、お助けです!
もう9月なので、涼しいというより冷たい風でした。

またどんどん進んでいきます。
あまり人も歩いていない、ツウしか登らない登山ルートなの?と、だんだん心配になってきました。

ちょっと右側に開けたところで仰ぎ見たら、真っ黒な山が!あれば、おそらく西穂高岳~奥穂あたりの峰々です。眩しい!!!


そんな風に思いながらだいぶ歩くと、急に開けてきました。
さっきまでの林道の砂利道から、いきなり川のなかに出てきたようなかんじです。


とはいえ、また直進していくと、森のなかに入って、あれ、うっそうとした森のなかの、左に看板が出てきました。
笠新道?!と思っていたら、猛者たちが数名降りてきました。
今までみたことのある登山者と明らかに違う!!! なんだか人というより熊っぽい人たちです・・・


あとで調べてみたところ、ここが笠ヶ岳から降りてくる道で、登りは直登だそう。
途中危険な岩場もあったとか聞きました。
が、わりと登山者はたくさん歩いていました。
私たちはまだ、そんな上級者でないので、まっすぐのワサビ平小屋目指して、直進します。

とっくに道路は車の通行禁止区域なので、車は来ないのですが、さすがに登山靴を履いて80分も平らなところを歩くのはなあ・・・と思いかけていたところ、見えてきました!ワサビ平小屋です!!!


名物の、小屋の前の冷水で冷えた野菜・果物です。
昔はこうやって冷やして食べていたよね~と懐かしくなります。他にビールやジュースもこうやって冷やして売っています。

壁に、地図が描いてありました。
どうやら私たちは、双六山岳共和国に入国したらしいです!!!


今日はこのワサビ平小屋で1泊。明日は早朝起きて、鏡平~双六小屋を目指します。
上高地とは反対側から見る、穂高連峰~槍ヶ岳!!! このルートは初めてなので、楽しみです

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初秋の爽やか大菩薩峠♪

2018-10-27 12:00:00 | 縦走トレッキング
唐松尾根からのトレッキングは、福ちゃん荘の分岐から始まります。

最初はこんな感じ。緩やかで、森林浴トレッキングです。
30分くらいなだらかな山道を、ゆっくり登っていきます。

振り返れば樹木のあいだから、富士山が見えます!
今日も、きれいな富士山がみえたー

途中途中で、平らなところがあるので、レイヤリングします。


木陰の間から山脈が見えます!
もしかして、南アルプス?中央アルプス? 今日は雲の上に浮かんで見えます!!
だんだん高い木が少なくなり、斜面も急になっていきます。

だいぶ急登になってきちゃった。

正面に、大菩薩の頂上が見えます。今日は快晴だ~

唐松尾根は、大菩薩峠からは左手の、雷岩の直下を登るので、頂上近くまで登ってくると、富士山が右手に見えます。
雲の上に、富士山がちょこんと見えます。プリンみたい!!!

カメラで撮影すると小さくなっちゃうんですが、肉眼ではこのくらい大きく見えます。

たぶん私がいろんな山の頂上から見る中で、一番きれいな富士山が見えるところがここなんじゃないかな?と思うくらいです。

さいごの登りです。
さいごの30分は樹木も無くなって、直射日光の下登っていくので、アチアチなトレッキングになります。
(なので、途中から上着は脱いでおいても大丈夫です)

あともう少し!!!

この上が、雷岩です。
ガリガリの大きな岩で、真っ黒に見えます。

唐松尾根の頂上はこの雷岩です。
右に尾根つたいに歩いていくと、介山荘のある大菩薩峠、左へ行けば、大菩薩嶺です。
大菩薩嶺は森林のなかにあって視界は無いので、雷岩や大菩薩峠の周辺でお昼ごはんを食べる人が多いです。
風が多少強いところだけど、眺望は北~西~南方向に向けて開けているので、眺望は絶景です!!!
北アルプス~中央アルプス~南アルプスが見えます。

右方向へ見ると、大菩薩峠の稜線が見えます。

眼下には、紅葉前の森林が見えます。
小さくぽこっと小屋が見えるところが、登山口だった福ちゃん荘です。


稜線をずっと歩くと、気持ちよい稜線トレッキングです。



大菩薩峠まで行ってしまうと、富士山が視界から消えてしまうので、途中までは稜線歩きをしながら富士山を見てください~♪

眼下の雲のなかに、電線の鉄塔が見えるのですが、ふわふわの雲のなかにか細く埋もれてるみたい~

富士山が山の影で見えなくなってしまったころには、大菩薩峠の介山荘が見えてきます。

また、大菩薩峠の本を読む前に来てしまった~・・・えへ。

振り返れば、雷岩のほうの稜線です。ここから見ると結構アップダウンあるんですね。

そしてここが、有名な大菩薩峠の碑があるところです。



最後は、前回朝9時にシカさんに会った上日川峠の道を下っていきます。
今日の大菩薩峠は最高でした。




下山してきました。
午後はバスがたくさん待っててくれていました。


私たちはレンタカーを借りていたので、勝沼まで下りてきました。
そのあと、ブドウの季節ということで、勝沼のJAの直売所に来ました。

100%ブドウ果汁のジュースです。さらっとしているのに濃くて美味しかった!!!

たくさんのブドウが、都内では信じられない値段で売ってます!!!

そして、ものすごいスピードで、どんどん売れていきます!!!


最後に、今日の疲れを流します。
勝沼に来たら、いつもここの日帰り湯へ入ります。
フォッサマグナの中心にある山梨の温泉だそうです。すごく気持ちよくて、何より高台にあるので眺めが最高♪
南アルプスも見えます!!!


今日もお疲れさまでした~♪♪♪





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