コマクサ 

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

番外編~山行きの乗り物①~

2017-12-22 00:00:00 | 番外編
山にいくときの乗り物といえば、やはりこの数年で一番お世話になったたのは高速バスです。
バスタ新宿には月1で通っていたような感じでした。そのくらい便数もあって便利でした。
今年も一年、本当にお世話になりました
レンタカーもしたことはあるけれど、やっぱり運転手が大変。
下山してお風呂に入った後に仮眠はするものの、そのあと何時間も運転するのは誰しも結構疲れる...
特に日曜日の中央道などは渋滞しない事が無いところをどうしても通らなくてはならず、バスで爆睡できるのは至福
翌日からの下界での生活への溶け込み方が全然違います。
関東地方から山岳地域へのアクセスはやっぱり、ハイウェイバスドットコム、それから電鉄系のバス会社も結構便数があります。
京王、小田急、東急など、バスがどんどんフカフカシートになっていて、グレードアップしています。
バスは数年前は事故で騒がれたりしていますが、一定の料金を払っているバスであればスゴイです。
特に最近の新型バスとか長距離で1000円追加で払うグリーンカーなどは、飛行機でいうビジネスクラスくらい幅が広くてリクライニングも有り、座席はフカフカです。
バスといって侮ることなかれ!!!バスはどんどん進化しているんです。

次に、身に染みてお世話になったもの、便利でしかもちょっとした観光気分も味わえちゃう乗り物、2位はロープウェイ。
昨年は木曽駒ケ岳や日光白根山で使い、
今年は扇沢から室堂までの、立山黒部アルペンルートで、平湯温泉から奥地へ進んで新穂高ロープウェイでも、ものすごい長距離のロープウェイに乗りました。
ロープウェイにも何種類かがあって、1本線のもの、レールが複数線あるもの、ロープウェイ自体が2階建てのものなど、多種多様です。
なので、行ってみて、びっくりしたものも結構ありました。
鉄橋のところでものすごく縦に揺れる、とか、2階建てになっているので、60人くらいが一気に乗れる等。
個人的には、立山黒部アルペンルートは、関西電力さんのものすごい難工事のストーリーを見ながら登っていくので壮絶な気持ちになりながら利用した、という感じ。昔の土木工事に携わった人の思いがものすごく重く感じられるような気になりました。
新穂高ロープウェイは、「これだけの山の中に、2台も乗り継ぎして2400mまで上げようとした」穂高連峰により近づきたいとか「人を高い所まで上げたい」という執念みたいなものを感じました。特に新穂高は、反対側の上高地に比べてあまり知られていないですが、ものすごい規模のロープウェイ(その証拠に往復で¥3000程度かかる)であり、周辺の山脈は、反対側の上高地とはまったく違う峰々の『絶景』が見られる場所なので、来年はかなりお勧めです。

3つ目は『休日だけ走る特急』です。もちろん特にJRの特急などはスーパーXXなどは特に、かなり快適なのですがちょっと長距離で、特急料金も数千円。
でも『休日だけ走る特急』はそれほど長距離でなかったりするので、普通電車と同じ料金で乗れます。
例えば、ホリデー快速おくたま号。あきがわ号。
1時間に1~2本しかないけれど、新宿から7つ程度しか止まらないので、かなりのスピードでスキップしていくし、ドアが開くたびに電車内が寒くなったりしないからイイ。
また湘南新宿ラインなんかも、群馬や栃木の山から帰ってくるときに良いあんばいで乗れてしまうと、東京や神奈川までかなりのスキップで帰ってこられるので、本当に助かります。

そんなこんなで、山行きの人は、かなり電車派も多いかも
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番外編~山に持っていくおかず~

2017-12-20 00:00:00 | 名物・おみやげ
「山におかずを持っていく」のは実はナンセンスなこと。
お母さんがつくったお弁当にたくさんおかずが入っているのは、山の楽しみのなかで最も大きなものの一つなんだけど
オトナになって荷物を担ぐのに一番重いのは、実は水と食糧かもしれないくらい。
高い山へ行けば行くほど、不測の事態に備えた時間管理で行動するし、気象条件も厳しくなるから、途中の中継地点に1時間も座って(止まって)いるということは珍しい。
だから、行動食までではないにしても、リュックサックを下ろしてすぐに食べられる、すぐにエネルギーにすぐ変わる、あるいは腹持ちがいいものがとっても大事!
シャリバテといって、登山中にお腹がすいたときほど力が出ない無力さは結構恐ろしいし、予定時間外の食事は行程を狂わす。
それでも、やっぱりそれなりに満足感のあるものを食べたいと思って、この数年いろいろと探し回ってみました!

何といっても登山初心者なら一度はコレにハマる、アマノフーズのレトルトシリーズ。
有名な卵スープ以外にも、最近は本当に色々あって、しかも味が美味しい!!!
その中でも「これはよくできてる!」味だったのがパスタシリーズのコレ。
3種類のチーズリゾットとトマトクリームパスタ。¥200くらいで山グッズ専門店になら必ず売ってます。

これは、味の濃い塩分とクリームのまったりした感じが、とても美味しい。
しかもシェラカップやマグカップに入れて、お湯を注いで3分!!! 濃厚パスタが食べれるとあってとっても人気!!!

そして、こちらはレアなのですが、大き目の山専門のショップで、しかも出来るだけ食品コーナーが広めの店に行くと最近置いているXXカレーシリーズ。豆のカレー、野菜のカレーの2種類は見つけた事がありますが、どっちも結構辛い!!!

そのため、これはスープカレーというよりも、おにぎりを食べながらスプーンですくって食べるカレーといったほうがいいかも。

次は定番の、缶詰め。
最近は、焼き鳥、魚の煮つけ系、豆の水煮系など多種多様。
その中でも最近は、普通の”やきとり”と柚子胡椒やきとり”にハマってます。

缶詰めチョイスのポイントは、缶切り不要のフタを開けられる形のもの、そして美味しくても重くないこと。
缶詰めは汁物でもあるので、シーチキン等結構重いモノもあって要注意です。
また、食べ終わった後の缶詰は結構油っぽいので、専用のビニール小袋も忘れずに~。

それから、隠れた持参品イチオシは、うずらのたまご!

大きな卵だと、食べるのにもちょっと食べづらいし、持っていくにもデカくて大きいし、茹でてる時間無いし、など卵って厄介。
でも、こちらの真空パックのうずらの卵なら燻製にしてあって7個入り!
ラーメンにも入れられるし、ビールのちょっとおつまみにでもいいし、真空パックになっているのでぺしゃんこで、荷物にも入れやすい。
一度開けてしまうとジップロックでないので、みんなでシェアするか、食べきるか。でもうずらの卵は小さいので罪悪感無く、食べきれてしまうかも

さいごに、小さいチーズちくわ。
これもコンビニのお酒のおつまみシリーズの近くにあるのですが、これも4個入りだったりして食べきりやすい。

これがスゴイなと思うのは、ちくわなのでかなり軽いこと!!! しかも真ん中にチーズが入っているので程よい塩分が取れる。
ちょっと小腹がすいたときにでも、あるいは夜のビールのおつまみにも、そして食べないで帰路につくときの電車の中でも、匂わないので安心して食べれます。
ちなみに、うずらのたまごもチーズちくわも、どんなコンビニにあるかというと、
①売り場面積がそれなりに広い店
②お酒も一緒に売っている店(お酒類の近くにそのコーナーがあることが多い)
③おつまみコーナーの近くにあることも。
ピーナッツとか豆類と一緒に置いてあったりします。

さいごにこんな方法もあるのか、スゴイなと思った出来事。
東京・裏高尾の陣馬山へ行くときに、JR高尾駅で降りてバス待ちしている間の出来事。
グループの一人ずつがコンビニに朝食・軽食の買い出しに走り、セブンイレブンやファミマのプライベートブランドのお惣菜コーナー→おにぎり→サンドウィッチ→レジ横のホッターズ(温めている機械)に有るプレミアムチキン・唐揚げをどんどん買っていく。その買い方の流れがすごくスムーズで理にかなってる。
しかも支払は、さっき電車に乗ってきたSUICAやPASMO等の電子マネー決済が多い。前日までにチャージしておけば、山に入る直前に手持ち現金を減らさずに済む(山小屋や緊急の際には現金(特に小銭)が大事だから)し、財布は重いので一度リュックにしまったらあんまり出したくないんですよね。
山の入口駅にあるコンビニは早朝、山行きのバス停が大行列になるのを知っているので、朝7時くらいから一斉に揚げ物とか温かいお茶・冷たいポカリスウェット系を準備して、レジ打ちメンバー増強?くらいの勢いで対応してくれます。
そういえばバスタ新宿のファミマも、レジ打ちはめちゃくちゃ早い。そして、多言語対応できる人が揃ってる(バスタは今やアジア・欧米の外国人旅行客が3~4割を占めるくらい利用されています)。
バス会社だけでなく、近隣の商店まで、そうやって登山客という観光客を迎える準備をしてくれていて、ありがたや~です
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番外編~山バッジ①~

2017-12-15 00:00:00 | 名物・おみやげ
雲取山の山行が終わったら急に下界も寒くなり、しくじって風邪をひきお休みしておりました...
いざ再開です!

山行をする人にとって、一番のおみやげ、一番のごほうびはやっぱり山バッジ!!!
しかも最近は、いろんなテイストのものがあるんです。

こういう銀メッキ風な、そして山の名前が書いてあってちょっとしたモニュメントもあるのが昔風。
1980年代からありました!

これはおっかないオヤジさんがメチャクチャ美味しい鍋焼きうどんを出してくれることで有名な、神奈川県の鍋割山。

昔風の銀メッキがちょっと転じた新しいシリーズが、少し盛り上がった感じのもの。
立体感があって、しかもモニュメントが今風。
ちょっと独創性があるっぽく見えるタイプです。

これはNHKの朝7時からのニュース番組で、冬には必ずここの富士山の映像が使われることで有名な、富士河口湖町の三つ峠山。

これも銀メッキシリーズだけど色が上塗りされていて、山が神聖な場所になっている感じがよく出ている形。
円が微妙に楕円形なのが雰囲気ある。
立山の雄山神社のバッジです。


最近は山ブームで、女性もたくさん山に訪れるようになって、いぶし銀的なものじゃなくて、
ブローチみたいに可愛くて綺麗なバッジも増えました。
そんな中でも、その山の特徴的なモニュメントを生かしたデザイン!
ここなら誰でも思い出す!という大菩薩峠のポールを模したバッジです。
そ、そういえばまだ中里介山の大菩薩峠読んでなかった....


そして、わりと山奥の山小屋にローマ字表記のバッジは珍しいなと思った、上高地・焼岳のバッジです。
ココ、実は外国人の登山者が他の山に比べて結構多くて、びっくりした山でもあります。
だからローマ字表記なのかな?


そして、なかなか見たことの無い独創的な形!これは山バッジの域を超えてます。
バッジといえどもやっぱりデザインしたらこれもアート!

これは長野県・八ヶ岳の最北にある蓼科山の蓼科山荘でゲットしたもの。

それから、もっといろんなものをそぎ落として、ここまでシンプルかつ独創的になったものは初めて?!というくらいの。
立山室堂にある、ホテル立山の売店で目立たない感じで数個だけ置いてあった、かなり貴重なバッジ。


そして、もう日本アルプスといえば!、の上高地の毎年のオリジナルバッジ。
2016年は河童橋から見た岳沢と白いお花の楕円形がキレイ。そして七宝焼きみたいなツヤ感!!!

2017年は縦型で、上高地に青はとってもよく似合う♪


ざっと見てみて、やっぱりいぶし銀的なバッジはどこに行っても一番多いのですが、
最近は、後半ご紹介したような、七宝焼き的な、色が鮮明で、カラフルで、表面がマットなものが増えました。
色も青、赤、緑などの色を手間がかかるにも関わらず、色が付けられていて、凝ってます。
もはや「帽子の脇につけておく」というよりも、並べて額に入れて飾りたい!! 
そんなこんなで、バッジを眺めると色んな情景や思い出が思い出せるのが楽しみです♪
そして、また今度は、今まで行った道でない別のルートからも同じ山を登ってみて、
違うデザインのバッジをゲットしたい!と思うようになってしまうのでした(笑)
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東京・雲取山~鴨沢ルートへ下山

2017-12-08 00:00:00 | トレッキング
約3時間かけて1100mの急登を登ってきてやっと登頂!!!
南の正面に、雲一つない富士山!!! 薄く青く外輪山と見えていて、とっても雄大できれいです!!!


と思ったら「ここは頂上じゃないから山頂へ移動することに。

どうやら雲取避難小屋というのは、鴨沢ルートから登ってきた最高地点をいい、そこに標識はあるけれども、
雲取山の山頂はもう少し三峰方面へ100mくらい歩いたところとのこと。
トイレもあったので、避難小屋のまわりにリュックを置いてトイレをお借りしたあと、
雲取山の山頂へ行きます。

何か書いてあるぞ?

みんなが集まってる~!!!
こんなに晴れた日の年末近くに、2017年記念に2017mの雲取山へ来たら、そりゃ写真は絶対撮りたいですよね。
登山の人とかトレランの人とかいろいろ居ます。
昔に比べたらメジャーな山になったんだなー・・・
って、私が小学生のときに親に連れてこられたときは、奥多摩はメジャーなイメージが無かったのに、今はイメージが一新されちゃった。

いかにも、今年のために出来たばかりのような山頂の標識。
でも、やっぱり写真撮っちゃいました

こちらから見る富士山はもっと雄大かもしれない。
標識と富士山を重ね合わせて撮るのはかなり難しく、(というのは、雲取山と書いてある標識の面が西を背にして書いてあるので、南方面の富士山をバックに写真が撮れない)写真を撮るのに行列になってしまってました。
でもそのくらいきれい。雲一つない稀有な日なのかも。


ふと見たら、腕時計の標高が2045mになってる?!?
あれ?2017mじゃないの?と思ったけど、よく狂うのでそこはご愛嬌としました。

富士山を見ながら、急登の疲れを癒しながらゆっくりおひるごはん・・・と思ったけど、逆算したら麓まで下りる行程は、もうすぐ出ないと間に合わないくらい!!!
私たちは下の鴨沢ルートのお迎えの車を予約してあったので、待たせるわけにはいかない。
そうすると、頂上で休憩するのは30分程度!!! ということで、甘いお饅頭等をさくっと食べて、移動することに。
本当は、真っ青な空に浮かぶ富士山をもっと眺めていたかったな~
でも実は、雲取山の秩父側(北西~北側)は吹き上げる風が強く、下の方から冷たい風がびゅんびゅん吹いて、頂上付近はダウンんを着ていないと立っていられないくらいの寒さ。
帽子をかぶらないと寒くて凍えるということで、耳あて付きの毛糸の帽子をかぶっている人もたくさん居ました。
晴天のこんなに紅葉がきれいな時期でも、もう確実に冬が来てる。

鴨沢ルート(奥多摩湖方面)へ下山します。ここが雲取山といえば有名な写真が出てくる場所。

防火帯があって、周りの樹木が一定の幅で切られている部分を抜けていきます。
鴨沢ルートを登ってきた人は、今日の晴天を背中に直射で受けて、ものすごく暑そう。

下りであれば、小雲取山はすぐです。
鴨沢ルートは、三条の湯ルートと違って、かなりメジャーなためか、標識が多いです。

そして向こうのほうは湘南のほうまで見えるらしいです。

鴨沢ルートを下り始めると一気に標高が落ちていきます。
登りだったらそれだけ辛いということかー・・・



奥多摩小屋ですね。人が居たんだろうか。。。

防火帯を抜けていきます。
有名なキャンプ場もありました。


ここからはひたすら下り。
ブナ坂(1650m)を経由して、ブナ坂へ。2度ほど小休憩を取りながら、歩いていくと、ところどころに銅板で、
平将門が落ち延びた説を書いている標識を発見するように。今年作られたっぽくてま新しいです。
大血川のことは、かなり生々しい話だったような記憶があるのでwikiさんなどで調べていただければと思います。


堂所(どうどころ)へ着くころにはすっかり午後。
しかも林の中に入り、かなり寒くなっていました。
平将門がここで自分の胴の鎧を外してゆっくりした、というすごいエピソードの地名。
ここで1260mです。

ずっと下りで、やっぱり鴨沢ルートもきつい。でも三条の湯ルートとはまた違うキツさ。
膝が笑い続けてしまうという長距離の下りです。
三条の湯ルートのほうが道幅は狭く、アスリート向きという感じ。
鴨沢ルートの道幅は広く、直射日光を浴びてのぼっていくルートです。



4時間後くらい?に、やっと小袖乗越を通過して、鴨沢バス停まで戻ってきました。


有名な今年の碑は、ここで見れます。
もう冬に差し掛かっている山でしたが、中級クラスのスピードと負荷をかけて頑張れました!!!


鴨沢登山口。
長時間の下りに、このルートを登るのも大変だーと思いました。

そして三条の湯で買った、雲取山記念バッジ。白い花はウスユキソウ。
この花をバッジに入れた理由は、昔あったきれいな花が絶滅しそうで見かけなくなってしまったので、バッジにその姿を留めて、忘れないようにしようという小屋のご主人の思いからなんだそうです。
ということで、今回はこれを記念バッジにしました。

次に雲取山へ来るときには、三峰ルートかな?でも、下りは三条の湯にしても鴨沢ルートでも、やはり下りの長時間はどちらもきつそうなのでした。
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東京・雲取山山頂へGO!

2017-12-06 00:00:00 | トレッキング

朝6:30に出発です。日の出は出たのだろうけど、谷あいなので朝日が差さず寒いです...
おそらく氷点下だったと思います。
三条の湯を出て直ぐ、急登が始まります。それも三条の湯の上の山に登るのではなくて、
右斜め先の尾根づたいに出て、もっと秩父の奥へ分け入っていく感じです。
うっちょっとぼけてるけど、こんな谷あいもあったり・・・

大分歩くと、斜面の急登はきついけど、30分程度で見晴らしの良い登山道へ出ました。

時々富士山もこんな風に見えて、テンション上がります♪

でもたまに、道端の湧き水が凍っていてビックリ。

わずかながらつららが出来てる・・・!!

そして1時間くらいすると、こんな鎖場っぽい崖の道も。

登山道は整備されていて、歩きやすいですが、人がすれ違えるほどの幅は無いです。
また、右は崖なので、とにかく左を意識しながら進む感じです。
かなりの急登をずっと登ります。このへんが水無尾根というんだそうです。
急登と右側断崖絶壁という状態を2時間くらいは歩いたでしょうか、
三条ダルミへ着きました!!

ネコの額ほどのちょっと緩やかな平らな原っぱがあって、30人くらいなら休憩できそうな広さ。
前後の急登に比べたら、ここをタルミという意味が分かります・・・
でもここは、草木がちょうど無く、絶景が楽しめるんです

あれっ?1 もしやまた富士山?

向こうにキラキラ光った湾が見えるそうです。湘南方面だとか。江の島のほう?

三条ダルミが標高1750m。この時点で640mの標高差を2時間程度で一気に登ってきたことに。
今まで、そんな短時間で600m以上上がったことなど無かったはず。道理でキツイわけだ・・・
そう思った矢先、最後40分程度のこれまた急登は、頂上直下の急な登りです。
標高差300m近くを登っていきます。
斜度がスゴイ。

もう急登過ぎて、ここから先写真撮れず・・・
40分くらいがんばったところでしょうか、頂上らしき広場を発見。道しるべが書いてある!?

なんか頂上っぽいぞ?
でもこのミレニアムイヤーに比べて、人の集まりが少ないな~ 
と思ったら、鴨沢ルートから登ってきて到着する、雲取山避難小屋とトイレがある広場、でした。

それにしても今日はすんごく良い眺め。
富士山が神々しい。実はこの時まだ氷点下くらいの寒さでした。


こちらのほうは真南方面。湘南の海が見えるよ!と言われたけど私はよくわからず・・・

南西に富士山。

こちらは南西の南アルプス。


あまりにきつすぎて、写真は殆ど取れずじまいでした。。。
でも、鴨沢ルートからくるよりも大人の登山を楽しめる感じがしました。
風は冷たく、氷点下。でもここが山頂ではないので、山頂目指してもう少し歩くことになります。

~つづく~
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東京・雲取山~三条の湯の宿泊~

2017-12-04 00:00:00 | トレッキング
三条の湯へ着きました!!!
ここはもう、山梨県丹波山(たばやま)村です。
というより、深山幽谷の、もう山に囲まれた山あいの谷です。

そんな斜面に、実によくバランスよく、小屋が立っていて、
下から見上げると狭そうに見えるのですが、近くまで歩いていくと、結構な大きさの山小屋です。
温泉というけど、見た目の雰囲気は山小屋です。

薪で温泉を沸かすらしく、山のように薪が積まれて、しかもおじさんが木を切って薪にしている最中でした。
平成の世じゃないみたい!!!






ここが、受付前の広場です。
受付を済ませたり、食堂へ来たり、お湯(白湯)をもらいにきたり、トイレへ行くとき、雲取山へ向けて出発するときに
必ず通る広場です。といっても広さは12畳間くらい。


あれっ!くまさんです。洋服来ていますが、毛並みはリアル!

受付には、雲取山スタンプラリーの案内が貼ってありました。

広場の脇に、三条の湯を中心とした周辺の山の登山地図がありました。
どれも、きつそうだ・・・


上も大部屋、下も大部屋で、団体さん用になってます。

もう冬が近づいてて寒かったので、石油?ストーブが用意されてました。

いたるところの軒下に薪が積んでありました。

到着してから夕ご飯まで2時間以上あったので、お喋りを楽しんでいたのですが、夕方寒くなってきたので、
一番にお風呂に入りにいくことにしました。
さすがにみんなが利用中のお風呂の写真は撮れなかったので、文字でご報告。
この写真は寝しずに出れもいないお風呂(女湯)の外観を撮りました。こじんまりしてます。


男女のお風呂は離れた別棟にあって、男性のほうが浴槽は広いと言っていました。
まあこのルートは女性よりも圧倒的に男性のほうが来る玄人好みのルートだから、男性のほうが広くても仕方ないか...
女性のほうは、4~6人まで同時に入れます。待つことになるので、4人ずつがベストです。
お風呂の湯は透明ですが、少しだけふわっと湯の花が浮いてて、一番湯は熱めです。
というのは最初は熱く沸かしてくれてるので、あとから調節してくださいと書いてあります。
水はキンキンに冷たく、お湯から出さないと、永遠に冷水が出るということで、ここはマグマがボコボコ湧いている温泉ではなく、
もともと低い温度(10℃くらいらしい)の温泉で、それを沸かしているそうです。
ちゃんと温泉の資格がでたときの表記もありました。

もちろん石鹸・シャンプー禁止です。タオルで汗をこすり流してから、温泉に入る感じ。
温度も考えると、早めの入浴をお勧めします。
消灯が21時なので、夕ご飯(17時)後に、2度目のお風呂に入れるからです。

寒い中歩いて、凍えたり、斜面を10kmも歩いたので、長距離で汗をかいたりして、少し熱めのお湯はとっても気持ちよかったです!!!
そして、何故かとっても温かさが持続して、足の疲れも吹っ飛びました!!!

そして、戻ってからも部屋着に着替えて、毛布をかぶってお喋りしたあと、夕ご飯になりました。
夕ご飯は全員のお客さんが食堂に集まります。
食堂の中央の壁に、「三条の湯」の由来が書いてありました。
鹿が傷を癒していたとか。何と風流な!!!

壁には山小屋らしい掲示がいっぱい。ここは正確にいうと、温泉小屋ですね。

今日お泊りの皆さんはグループが多いです。50名くらい居たかな~。
うち女性は20名くらいだったと思います。
山小屋スタッフさんは男性4名位、女性3名位。すごく忙しそうでした。
夕ご飯メニュー。

ヤマメの甘露煮。そして野菜の天ぷら。
そして、中央にある濃い色のお肉は何と、ここのご主人が仕留めた鹿で作ったシカ肉のローストビーフ風でした。
貴重なお肉だったので、1人1枚だったけど、しっかりした味がしていて、スパイシーで、美味しかったです!!!

そして、一番美味しかったのは、白いご飯でした!!!
ちょっとだけおこげもあって、つやつやの炊き立てで、ごはんが美味しかった♪
女性もみんな2杯目までおかわりしていました
ご飯を食べ終わった後も、みんな思い思いに集まってお話ししたり、歌を歌ったりしていました。

みんなが食堂でご飯を食べている夕方。部屋のなかがほっこり温かそうです。

そして、外のお釜には、薪で火が炊かれていて、夜~朝のお湯がもらえます。

外はもう氷点下の寒さだったので、湯気がもうもうです!!!
パチパチいっていて、薪や火を見ているだけでずっと居られそうだけど、寒くて途中退散。
お湯はみんなもらいに来ました。
翌朝も移動中のお湯確保のためもらったのですが、けっこう薪でいいあんばいにいぶされた香りのするお湯でした。

受付にバッジがありました!!! №1の三条の湯バッチが売切れ!!残念。。。


外を見上げると、月夜でした。このあと夜中起きた人の話によると、星空がものすごくきれいだったらしいです。


みんな夕ご飯を食べて、またお風呂に温まりに行く頃には明日の準備をして、20時ごろにはごろんと横になり。
20:55消灯のときには、ほとんどの人が爆睡していました。
敷布団は硬いのか薄いのか、でしたが、毛布が1人1枚、敷布団のような掛布団が1枚。
寒がりな人や、固い床が苦手な人は、キャンプ用の敷物とかメリノウールやフリースがあると良いです。
谷あいの斜面なので、かなり冷えます。
食堂では21時ぎりぎりまで、ギターを弾ける人がスピッツとか、旅系の歌をずっと弾いて、皆が歌っていました。

おやすみなさい・・・

おはようございます!!!
5時には、みんながごそごそ起きだし・・・というのは5時半から朝ごはんなのですが、皆が同時に食べることは無理、
ということで、早めに食べたい人が並ぶからだそうで、山の朝は早いです。

厨房も慌ただしそう。

食堂の前の庭は、もう出立する人と、出かける前にトイレへ行ったり、お湯をもらう人でにぎわってる。
未だ日の出前です。

朝ごはんの順番がきました。
典型的な粗食の山小屋の朝食っていう感じだけど、生卵があることに驚いた。誰かがここまで担いできてるんだ・・・
そして、今朝も白いご飯が炊きたてでした。昨日の残りじゃないのです。すごい。

お味噌汁やお茶もすごく美味しいです。
粗食なのにどうして、山に来ると美味しいんでしょうね~。

起きてから1時間で朝食まで済ませ、準備をして、出発です。
なんかこじんまりとしていたけど、ここはじんわり良かった。
長居する山小屋ではないのかもしれないけど、味わい深かったです。
そして、みんながもう出発していきます。

この三条の湯から雲取山の頂上まで、標高差1100mを3時間前後で登ります。
ここからが中級の体力が必要なコース。昨日とは打って変わって難所、そしてハードな道です。
気を引き締めて出立です!


~つづく~






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東京・雲取山~三条の湯へGO!~

2017-12-01 00:00:00 | トレッキング

来月になったら雪が降っちゃうかもしれない。行くなら11月だ...
そう思い、今年のメッカである雲取山へ行くことにしました。

快晴の日、中央線はホリデイ快速奥多摩号がある!!!
電車の見た目はふつうの通勤電車だけど、止まる駅は奥多摩駅(終点)まで7つくらいです。
ホームに並んでいる人も、やっぱり山行きっぽい人が多い気がするな・・・
でもこの時間になると、部活の学生さんも多いです。


立川あたりまで爆睡。1時間くらい寝てハッとしたら立川を出たあたりでした。
天気はいいけど、やっぱり寒い・・・
青梅のあたりまで来たら、空が高くなって小春日和っぽい。どんどん山あいに入っていきます。
鳩ノ巣とかもう観光地をどんどん通過して、途中から中央線と道路が並んで走ってます。



奥多摩駅へ着きました!!!
趣ある駅前玄関という感じ。
下りたら、わんさか山行きの登山客でごった返してました。
観光っぽいお客さんはごくわずか。

向かいの駐車場にバスが。あ~これが小河内ダムの方面へ行く路線バスですね。


と、バスに乗って5分も経たないうちに、小河内ダム?の雰囲気の場所へ着きました。
これが路線バスの小河内ダムバス停。

なんかちょっとした広場になってます。

その脇に、水道施設を展示したり、東京の水源を知ってもらうための博物館みたいのが経ってます。

小河内ダムカレーもあるらしい。

ここでトイレ休憩しておいたほうがいいです。
車で来られる場所なので、とてもきれいだし、食堂もあります。

日当たりがよいせいなのか、小さな桜?みたいな花が咲いてます。冬桜かな~・・・?

モニュメントがデカい。

そして脇に道祖神。山梨や長野では、道祖神は村の入口(道端)にあり、外から悪い悪霊が入ってこないように、
守ってくれています。

小河内ダムの大きな地図です。

建物の脇に、燃えるような真っ赤な紅葉をしたもみじがありました!!!

ここからまた、バスに乗って、三条の湯登山口まで向かっていきます。
小河内ダムって、奥のほうまでかなり広いんだ~・・・






むむっこれはもしや最近ちょっとばかり有名な、ドラム缶橋?
天気のいい・風の無い日は通れるんだそうで、三頭山(みとうさん)等の登山ルートに使われるんだそうです。


小河内ダムのかなり深部へ入ってきました・・・


大分登ってきたところで、鴨沢バス停です。有名な。でもあっという間に通り過ぎました。
翌日、この鴨沢へ戻ってくるのですが、いわゆるモニュメント等はもう少し上のほうにあります。


ここからさらにバスで20分くらい走って、そしてお祭りというバス停で下りて10分くらい歩いたところにやっと標識が。
ここからが三条の湯登山口に向けた林道の始まりだそうです。
ここからはずっと林道歩き。といっても微妙にどんどん高度を上げてます。
この日は結構歩いている人が居ました。
でも、山の斜面の下なので、日影は風が冷たく、寒いです。一方、日当たりはとってもぽかぽかして温かい。




林道の門かな?ここからは工事中の林道になります。




近くの紅葉が真っ赤です。日当たりのいいところは色が映えます。

橋がいっぱい出てきました。


ここでいったんお昼休憩です。塩沢っていう橋。

また日なたの真っ赤な紅葉。目にも鮮やかです。




30分くらい歩いたでしょうか、ここからがまた林道といっても車が入れなくなる林道に来ました。
ここからは人力でないと、荷物を上げられない道になります。
ここまではペチャクチャお喋りしていたけど、ここからは道幅が肩の幅だけになるので、一列になって
お喋り禁止状態が続いていきます。







あれ?!キャンプしている人が見えてきた。あんなに川の中で暗い場所にどうしてキャンプしているんだろう?と思ったら。


川の横斜面に小屋が!!!すごい斜面。

最後に登ります。


登ったら、小屋に着きました。三条の湯の山小屋です。
どうやら、この小屋があるので、川沿いにキャンプする人が多いみたい。

南斜面はわずかに抜けていました。

着いたのが15時ごろ。お祭りバス停から、標高差500m、距離9km、4時間半かかって歩いてきました。
斜面が日かげの場所は、5℃くらいでとても寒く、防寒やダウンを羽織らないと寒くて歩けないほど。
でも日なたは暑くて、体感14℃くらい。
秋の紅葉日和の歩きやすい林道登山の一日が終わりました。

~つづく~




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