コマクサ 

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

槍ヶ岳望む鏡平へGO!!! 

2018-11-26 08:30:00 | 縦走トレッキング
おはようございます!!!
下界は35℃の日でしたが、ココわさび平の朝は14度でした!
朝5時には皆さん朝食をほとんどの人が食べており、6時までに全員出かけるという早起き!!!
そう、ここからが本格登山の道すじです。
谷合いなので、日が明けたか明けないかがわからない感じの薄暗さです。

わさび平から20分くらいアーチ型の林道を歩いていくと、いよいよ川に出ます。
向こうに、先に出発した人が点々と見えます!

この辺までくると、川沿いを歩いているので、ざあざあすごい渓流の音がします。
そして、時々、左側の山の斜面から渓流が滝のように降ってきています。
これは笠ヶ岳から沸いている清流かな?

川に沿って行くと、どんどん山が開けてきます。
そして天気が昨日より良くなってきた!!!

ここまでくると有名な分岐です。
右へ行くと、西鎌尾根からいく槍ヶ岳!!!、左へ行くと、鏡平~双六、そしてもっと奥は雲の平などの裏銀座の山々です!!!



ここから左へ進むと平らな道は終わって、石畳の花崗岩の坂道が始まります。
石が敷き詰めてあるみたい!この道は上の鏡平山荘などの親父さんたちが道を整備してくれた賜物なのだそうです。

途中、崖崩れしそうな坂道が脇に出てきます。石に気を付けてね!

振り返ってみたら!
西穂高岳の山並みです!

そして、ぽこっと焼岳!

正面右脇には、槍ヶ岳の隣りの山並み!

ほどなくすると、坂道がいつのまにか急登になってます!!!

下のほうに登山客が見えます。

四方八方すごい景色になってきました!

ここが休憩ポイント?と思いきや、休んでいる人はいません。がれきの場所だからかな。

振り返ると、焼岳を望みます。


焼岳のうえに笠雲?そしてその奥には乗鞍岳が!!! 今日は本当に天気がよいです。

このへんは直射日光で暑い!でも上は岩稜帯なので、日焼けの危険もあり、風も強くもあえい、長袖でいきます。

あれは笠ヶ岳の山並み!ふだん曇っていて、なかなか見えないんですよね~

シシドウヶ原へ来ました。だいぶ高度間出てきました。
山並みが雄大すぎて、包まれているみたいな景色です!

このへんから、山を右にそれていきます。
樹林帯が出てきました。


またかなりの急登を上ると、「熊の踊り場」というところに出ました。
ススキ?が踏みならされた感じ? 昔河原だったのかな?

紅葉しかけている樹林帯へ入ってきました。色がものすごくキレイ!!!

ぐんぐん登ります。ここまでかなり登ってきているので、このくらいは階段かな、くらい。

あれ?正面が開けてきた!

振り返れば、笠ヶ岳が全部見えます。すごく高いところまで来た!

あれ?平らなところに出ました。

ま、まさかここが鏡平?!
見えました!槍ヶ岳が真正面に!!! そして、雲一つない快晴!!!

鏡池に、槍ヶ岳の山並みが写ってます!!!

ここまで登ってきてよかった~

新穂高から3時間半くらいかかって登りましたが、途中はずっと絶景で、登りながらも雄大な景色を楽しめました。
そしてここ鏡平からの槍ヶ岳!!!
最高のルートのひとつになりました!!!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新穂高直ぐのわさび平小屋は快適♪

2018-11-24 13:00:00 | 縦走トレッキング
わさび平小屋の入口は、夏休みの小屋みたい♪
トマト・きゅうり・すいか・ジュース・ビールなどが、清流からひいた水桶のなかで冷え冷えに冷えてます。

建物の全貌はこんな感じ。右の棟の1Fは入口・食堂で2Fは宿泊部屋、左の棟の1Fはトイレ・歯磨き場所、2階は宿泊部屋です。

暗くなってきちゃいました・・・と思ったら急に寒くなってきた!
ここは谷合いの川底みたいなところなので、けっこう底冷えするような寒さです。
でも、小屋の明かりがキレイで温かい感じ。

外で鍋をやって、お酒飲んでるグループが居ます。真っ暗で見づらいし寒くないのか~?
でも気持ちは若干わかる。。
わさび小屋のなかは、本当にキレイ!!! 山小屋とは思えないくらいキレイで、しかも安全性とかキレイに保てる工夫が行き届いてます。
こちらはトイレと歯磨き台。
うす暗いかんじはまったく無くて、床も寒々しくないです。
ただ、冷え性の女性は、靴下を履いていったほうがよいかもです。
トイレはたしか水洗のエコトイレだった気がします。ただし、夜は省エネ電源になるので、ヘッドライトは忘れずに~。

宿泊部屋のほうの2階へ来ました。廊下もとてもキレイ。
お部屋のなかに荷物スペースがあるので、廊下の棚に置く必要が無く、取り忘れた荷物をわざわざ廊下まで取りに行くことはありません。

お部屋のなかはこんな感じ。
二段ベット式になってます。
中2階も3階も天井は低いけど、ふとん1枚に3名も寝るほどのひどい仕打ち(!)はこういうしくみだったらされることはないだろうな~。
急に起き上がると頭をガツンとうつけど、
とてもキレイでふとんもそこそこ良いので、満足です♪


夕ご飯になりました。
ゆうごはんも、女性が手作りしているみたいな野菜タップリの山小屋ごはんです。

朝ごはんもこちら。


たぶん総合的にみて、今まで泊まってきた山小屋のなかで1番よいかも!!!です。
それほど大規模ではないけれど、修学旅行じゃないので、中規模できれいで、温かい感じが良いです。
そして、明日ここから登るコースは、双六岳でも6時間、さらにその奥へ行くには、ここでちゃんと休んでおかないと!
一人1つのふとんでゆっくり寝られました。

~つづく~

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

双六岳へ向けて新穂高~わさび平小屋へGO!!

2018-11-12 00:00:00 | 縦走トレッキング
今回は、鏡平から槍ヶ岳を見ながら双六岳へ向かう新穂高ルートを選びました!!
今年のメインイベントのひとつ!! そしてちょうど9月下旬にさしかかり紅葉が始まっている頃ということで、今年のハイライトです!!!
ということで、今回は濃尾バスさんにお世話になり、新宿から出発です。


もう上高地や平湯・乗鞍で今年は何度通ったかわからない道なので、釜トンネルまで爆睡。。。
釜トンネル付近で、目を覚まし、ワクワクしてきました!!!
左折してからが、スイッチ入りました!!!

平湯に着きました。ちょっと曇りだ・・・でも今日はワサビ平までなのでゆっくり行けるし、何より明日明後日の晴天が重要なので今日は文句言いません。


平湯からバスで新穂高まで行きます。
ここも、今年もう3回目くらいかな?
だいぶ覚えました。

ちょうど30分くらいで、新穂高センターまで来ました。
次の終点、ホテル新穂高前・ロープウェイ入口駅までは、乗車時間3分。坂道100mくらいです。
下山してきた人たちが、新穂高センターの真後ろの温泉とその後ろのホテル新穂高の温泉のどちらに入ろうかとウロウロしているような距離です。

この看板!!!
これを見ると、ここからがレベルの高い人たちが行くルート!っていう感じがしちゃいます。。。

でも、この登山にくるときまではそうでした・・・
戻ってきてからは、ここの雄大な景色と達成感で、ひとつまた階段を上れたかな?という気分になる登山になりました!!!
そのくらいハードでしたが、この登山口から登る景色は、雄大で、お勧めです!!!

それほど今日は時間に焦る工程でないので、遅いお昼ごはんを、新穂高ロープウェイ駅のなかにある喫茶店・笠ヶ岳で食べることにしました。

テレビで見ました!新鮮な鮎が手に入る地域のアユ料理はこれがあるんだそうです。

大好きな、昔ながらの醤油ラーメン!!! 

この窓から、ふだんの天気のよい日なら、5割くらいの確率で笠ヶ岳が見えるのですが、今日は真っ白でした・・・

お昼休憩して、新穂高センターに戻ってきて、これから、登山開始です。
といっても今日は序の口で、ここからワサビ平まで、80分もかからない平らな道です。
今日は1200mのワサビ平小屋まで歩いて、明日の朝早く鏡平を目指します。

川をわたって、笠ヶ岳のふもと目指してトレッキング開始です。

途中、新穂高ロープウェイ乗り場が対岸から見えました。ロープウェイは1時間に数回しか出ないのでちょっといいタイミング!


そのあとは、ロープウェイよりももっと山奥へ、今度は川の右側にわたって、山道を歩いていきます。
舗装してあったり砂利道になったり。工事中のようですが、完全な舗装道路にできる道ではないくらい、川がとなりでものすごい水量で、
山も切り立っています。


やっと、登山道の入り口まで来ました。


掲示板が古いけど、ここから本当の、歩いてしか行けない登山道の始まりです。
ちなみに、新穂高センターを出たあたりから、携帯電話は3キャリアとも入りません。ご注意ください。
自分の足と経験でしっかり歩いていきます。
とにかく平らな砂利道をずっととにかくまっすぐ突き進んでいくのですが、時計の高度計は若干ずつ上がっています。
そして、途中に右わきに、風穴がありました!お助け岩と書いてあります。
わりと、林道なのですが、日当たりはよいので、暑い暑いと思いながら歩く登山者には、お助けです!
もう9月なので、涼しいというより冷たい風でした。

またどんどん進んでいきます。
あまり人も歩いていない、ツウしか登らない登山ルートなの?と、だんだん心配になってきました。

ちょっと右側に開けたところで仰ぎ見たら、真っ黒な山が!あれば、おそらく西穂高岳~奥穂あたりの峰々です。眩しい!!!


そんな風に思いながらだいぶ歩くと、急に開けてきました。
さっきまでの林道の砂利道から、いきなり川のなかに出てきたようなかんじです。


とはいえ、また直進していくと、森のなかに入って、あれ、うっそうとした森のなかの、左に看板が出てきました。
笠新道?!と思っていたら、猛者たちが数名降りてきました。
今までみたことのある登山者と明らかに違う!!! なんだか人というより熊っぽい人たちです・・・


あとで調べてみたところ、ここが笠ヶ岳から降りてくる道で、登りは直登だそう。
途中危険な岩場もあったとか聞きました。
が、わりと登山者はたくさん歩いていました。
私たちはまだ、そんな上級者でないので、まっすぐのワサビ平小屋目指して、直進します。

とっくに道路は車の通行禁止区域なので、車は来ないのですが、さすがに登山靴を履いて80分も平らなところを歩くのはなあ・・・と思いかけていたところ、見えてきました!ワサビ平小屋です!!!


名物の、小屋の前の冷水で冷えた野菜・果物です。
昔はこうやって冷やして食べていたよね~と懐かしくなります。他にビールやジュースもこうやって冷やして売っています。

壁に、地図が描いてありました。
どうやら私たちは、双六山岳共和国に入国したらしいです!!!


今日はこのワサビ平小屋で1泊。明日は早朝起きて、鏡平~双六小屋を目指します。
上高地とは反対側から見る、穂高連峰~槍ヶ岳!!! このルートは初めてなので、楽しみです

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする