くろねこさんの話によれば

くろねこが思ったこと、考えたことを記すだけの日記なのだと思う。たぶん。

眠るころに

2016年08月30日 23時43分32秒 | 短文集
猫が毛づくろいをしている横で、僕は詰将棋を解きながら(というか考えながら)、そろそろ寝なくちゃと思っている。

眠る前には、詩集を読む。単なる情報というものを超えた、いわゆる「理解できる」ものを超えた言葉を体に通していく。

傍では、相変わらず猫が毛づくろいをしている。

どうしても解けない詰将棋は明日に持ち越し。粘ればいつかは解ける。2日かかるかもしれないけれど、でも、解ける。

日常は必ずしも解ける問題ばかりではないけれど、時間が経てば、何かが分るようにもなる。そうして自分が成長したことを知る。同時に過去を後悔する。

実は、意味が分るのはだいぶ後のことだ。だから結論はすぐに出さなくていいし、意味を超えたもやもやを、そのままそっくり大事に抱えていればいい。

そういうことがわかるのにも、やはり時間が必要だった。少なくとも僕には、ということだけれど。

仕事

2016年08月29日 23時23分26秒 | 短文集
仕事が終わって帰宅すると、とても安堵感に包まれる。「終わった」というより、「きょうも生き延びた」という感覚。帰還した、という感じでもある。

きっと、日々の業務を戦争みたいに捉えているんだろうなぁ。

仕事は大変です。でも、きょうも帰ってきました。詰将棋をして、詩集を読んで、ブログを書いて、ぐっすりと眠ります。ぐっすりと、というのが良いですよね。

ライフスタイル

2016年08月28日 22時45分49秒 | 短文集
最近の僕は毎晩、詰将棋(7手詰め)を4問解いて、詩集を読んで、わりと早くに寝てしまいます。

なんだろう、最近特に眠いんだ。

そうそう、将棋はだいぶ前に初段になりました。二段は、どうかな。なれるかな?

とにかく、色々なことを(将棋に限らず)考えています。

君の名は。

2016年08月26日 22時33分05秒 | 短文集
最近、映画館によく足を運んでいる。今月は4本観た。多いのか少ないのかは分からないけれど。

劇場が暗くなっていく瞬間が好きだ。僕は日常のあらゆることを忘れて、映画の中に入っていく。現実が消失していく。自己すらも消えていく。

もちろん、ふと我に返って、いろいろなことを考えるのだけれど。

きょうは、新海誠監督の「君の名は。」を観た。「雲の向こう約束の場所」から知っている監督だから親しみがある。

やはり劇中には、デビュー当時から一貫したテーマがあった。そういう通底するテーマを感じながら、そして自分に引きつけながら、僕は2時間を過ごした。体験したというのが正しいのかな。

映画館って、好きです。

そうそう、「君の名は。」。面白かったよ。