自分の考えていたことが全て嘘に思えて、書いたことが嘘に思えて、なんだか、うん、どうしようかなぁ。どうしたらいいか分からなくなる。
感覚は移ろい、思考は浮遊する。地球は律儀に公転し、そして自転し続ける。時は止まらない。いつだって一方向に流れていく。
深い夜が続けばいいのに。深い眠りが続けばいいのに。そんなことを考えて、でもやっぱり、違うって思う。求めているのはそんなものじゃない。きっと輝かしい生だ。生きている喜びだ。でも、それって何だろう。
あるいはあなたを抱きたいと思う。心安らかに。それは幸せなことだ。
プラスはマイナスで、そしてマイナスはプラスだ。長所と短所。ある場面では劣勢でも、それはある場面では優勢になる。全てのことに裏と表がある。当たり前のことだ。
自分の考え方だって、ある場面では有効で、ある場面では有効ではない。本当なのに嘘、嘘なのに本当。いや、価値相対主義ってわけじゃないけど、そんなことも思う。価値相対主義は、道徳とか正義もなくしてしまう恐れがあるから、きっとだめなんだろうけど。
思考が浮遊する。
村上春樹の長編小説「騎士団長殺し」が2月、刊行される。すごく楽しみです。タイトルだけでノックアウトされそう。まったく、なんてすごいタイトルなんだろう。不思議の国に足を踏み入れる時みたいだ。
「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」
根源的な問いは人間である限り続く。
我々は死より出でて、何者かであろうとし、死に還る。
その一瞬の生の輝きを求めているのだ。
感覚は移ろい、思考は浮遊する。地球は律儀に公転し、そして自転し続ける。時は止まらない。いつだって一方向に流れていく。
深い夜が続けばいいのに。深い眠りが続けばいいのに。そんなことを考えて、でもやっぱり、違うって思う。求めているのはそんなものじゃない。きっと輝かしい生だ。生きている喜びだ。でも、それって何だろう。
あるいはあなたを抱きたいと思う。心安らかに。それは幸せなことだ。
プラスはマイナスで、そしてマイナスはプラスだ。長所と短所。ある場面では劣勢でも、それはある場面では優勢になる。全てのことに裏と表がある。当たり前のことだ。
自分の考え方だって、ある場面では有効で、ある場面では有効ではない。本当なのに嘘、嘘なのに本当。いや、価値相対主義ってわけじゃないけど、そんなことも思う。価値相対主義は、道徳とか正義もなくしてしまう恐れがあるから、きっとだめなんだろうけど。
思考が浮遊する。
村上春樹の長編小説「騎士団長殺し」が2月、刊行される。すごく楽しみです。タイトルだけでノックアウトされそう。まったく、なんてすごいタイトルなんだろう。不思議の国に足を踏み入れる時みたいだ。
「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」
根源的な問いは人間である限り続く。
我々は死より出でて、何者かであろうとし、死に還る。
その一瞬の生の輝きを求めているのだ。