日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

10月に読んだ本

2014-11-13 | 本と漫画の話

以前は、読んだ本の感想をすぐスマホ(もっと前は携帯)にメモして、読書メーターに記録していたのですが、最近それすら怠けがちになってきてヤバいです。
読んだ数自体も減ってはいるのですが、感想を記録するのを忘れてしまっているものも少々。 
図書館の本は返却期限があるので、それを区切りになんとか水際で(苦笑)記録してますが、漫画などは「また暇なときに」と後回しにして忘れてしまいます。
小説などじっくり読むタイプの本はなかなか読めないし、もう「趣味は読書」と言えなくなってきました…汗


 2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1409ページ
ナイス数:364ナイス

おいぬさま (MOEのえほん)おいぬさま (MOEのえほん)
★3.5 《お殿様が手に入れた、大きなおいぬさま。家来や女中はそのお世話にてんやわんや!》表紙のおいぬさまは可愛いけれど、お殿様が見ていない時のおいぬさまの悪い顔!!(笑) 犬は家族に序列を付けるという説の通り、家来達はナメられ放題! というか、これ普通にペットのワンコにも、このくらい振り回されてる人が結構いそう。ナメられてる飼い主って、お犬様から見たら“家来”なんだろうな(^_^;) ちなみに猫飼いの場合、お猫様に振り回されてナンボですけど!(笑)
読了日:10月8日 著者:荒戸里也子

猫絵十兵衛御伽草紙  (10) (ねこぱんちコミックス)
猫絵十兵衛御伽草紙 (10) (ねこぱんちコミックス)
★4 めでためでたの10巻。今回も笑いあり涙あり。特に『お伊勢猫』は人情と猫情に感動。良かった。
*荒れ寺を護る猫又和尚・八光、経も唱えられないのを何とかしようと、奎安和尚の元へ弟子入り『猫和尚の修行』、父から化け猫退治を命じられた西浦さん、ニタを用心棒?に向かってみると『翼ある猫』、寺子屋の“猫先生”は忙しい『猫先生の終日』、病気で動けぬ主人の代わりにお伊勢参り『お伊勢猫』、十兵衛が手に入れた五徳は付喪神になっていて『鉄之猫』、大混雑の年の市で、幼い女中を助けたクロ『年猫』、木から降りられなくなった子猫達を助けた三国関には悩みが『角力猫』、猫好きなのに猫に嫌われる信夫『衝立猫』

読了日:10月8日 著者:永尾まる

幽 (百年文庫)
幽 (百年文庫)
★4 久々の百年文庫、面白かった。
*ワイルド『カンタヴィルの幽霊』ロンドンの有名な幽霊屋敷に入居したのは、合理主義の権化のようなアメリカ公使一家で…。幽霊否定派かと思いきや、斜め上を行く展開に笑った。幽霊が気の毒(笑)。
*サキ『ガブリエル・アーネスト』ヴァン・チールの領地の森に現れた裸の少年の正体は…。一転、シンプルでゾッとする話。
*ウォルポール『ラント夫人』ある作家が、別の作家に招待されて出掛けた先での奇妙な体験談。情緒不安定な主人ラントが不気味なわりに、結末は呆気ない。

読了日:10月8日 著者:ワイルド,ウォルポール,サキ

パンといっぴき
パンといっぴき
★4 料理研究家の人の朝の食卓、その下に必ず見切れる一匹。を収めた写真集。有名店?のパンやジャム、ホームベーカリーで焼いたパンなど(時々ご飯も)、「本当に朝からこんなオサレな生活してる人が…?」と思っちゃうくらい生活感が全く漂わない食卓に、「くれるの?」とテーブルの下から期待感を込めて見つめてくるワンコがいるだけで、何と魅力的な写真になることか! くる日もくる日も、見切れるワンコ(たまにニャンコも)。主役は完全にこの“いっぴき”!オシャレにすました(ように見える)パン達は嫉妬しているであろう(笑)。
読了日:10月8日 著者:桑原奈津子

休息びより
休息びより
★4 “休息”する動物達の写真集。だらしなくリラックスして眠る姿がたまらない。木に乗って四肢をダランと垂らしてる姿とか、もはやぬいぐるみが引っ掛かってるようにしか(笑)。見ているだけで幸福感に包まれる。
読了日:10月8日 著者:

ダヤンと銀の道
ダヤンと銀の道
★3.5 《真夜中、ふと目を覚ましたダヤン。目の隅を銀色に光るものがちらりと横切り…》ダヤンがまだアルスにいた頃のお話、となっているけど、シリーズをちゃんと読んでるわけじゃないので、全体の話の流れはあやふや。どうやら、わちふぃーるどに行く前の、子猫時代らしく、すごく可愛い子猫ダヤン♪ 仕草のひとつひとつが愛らしかった。ラストページの、お母さんや兄弟達と眠る様子にメロメロになりました。
読了日:10月19日 著者:池田あきこ

昭和元禄落語心中(5) (KCx(ITAN))
昭和元禄落語心中(5) (KCx(ITAN))
★3 助六とみよ吉の“事故”の真相が明らかに。えー!?そりゃないよ…。本当女としてみよ吉に腹が立つ。ほだされる菊比古にも。恋人、夫、我が子、色んな人の人生を狂わせて退場したみよ吉。過去の事情が明らかになったところで、話はまた飛んで与太郎の入門から10年後へ。落語に打ち込み出世した与太郎、少し歳を取って丸くなった?八雲、母の血か、波乱を呼ぶ小夏。当初は与太郎がメインの成長漫画かと思ってたら、周囲の人生模様の方が複雑で、与太郎と落語は置き去りっぽかったけど、どうなるんだろう。話が気になるから続きも読むけど。
読了日:10月19日 著者:雲田はるこ

昭和元禄落語心中(6) (KCx(ITAN))
昭和元禄落語心中(6) (KCx(ITAN))
★3.5 「自分の落語」を探し悩む与太郎、師匠との絡みは師弟の絆が感じられて楽しい。そこに勃発する小夏の子の父親騒動。みよ吉の影がちらつく小夏の態度や行動には、ハラハラしてしまう。父親に執着し、嫌悪する母親とよく似た不安定な性質が見え隠れする自分を小夏は制御できるのか。また波乱を呼びそうで怖い。
読了日:10月19日 著者:雲田はるこ

百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス)
百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス)
★3.5 最初の頃に比べたら、過酷で過激な農家の現実、的なエピソードが少なくマイルドになっているように思うけど、そういうエピソードが出尽くしたからかな。でも十分面白い。お母さん&おばあさん、逞しいです。
読了日:10月19日 著者:荒川弘

5分で読める! ひと駅ストーリー 猫の物語 (宝島社文庫)
5分で読める! ひと駅ストーリー 猫の物語 (宝島社文庫)
★3.5 「このミステリーがすごい!」「日本ラブストーリー大賞」「このライトノベルがすごい!」大賞受賞作家33人が描く、猫にまつわるショートストーリー集。普段読まないラノベや恋愛系のジャンルも含まれるし、猫はこじつけ程度だったり、酷い目にあわされる作品もあるので、好みに合わないのもあったけど、1編たった8ページなので、サクッと読めて後に残らず、ストレスにならない。もちろん感動したり面白かったりするよくできた話も。短編、アンソロジー好きなので、短い話がたっぷり詰まってて、軽い読み物としては良かった。
読了日:10月27日 著者:

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