カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

お久しぶり

2017-08-27 12:28:03 | 食いしん坊

蕎麦だ!!



お盆期間、東北道の渋滞予測がぽっかり空白の一日を使って、
宇都宮方面へ出かけました。

目指すは。。。

石奈多


以前、石神井~巣鴨の菊谷で料理人をしてた杉山君が、
お父さんと一緒にやっているお店です。

菊谷時代の杉山君

いろいろあって、伺うのに時間がかかってしまった。

今回は、昼間にもかかわらず、夜宴会用のお料理を少し出してくださいました。

冷製 蕎麦の実としじみの雑炊
滋味豊か。酒飲みに嬉しい。。。けど、今回は車なので飲めない。


お重にちりばめられた、野菜料理の数々。


左上から、もずく酢、トウモロコシのすり流し
鯖の南蛮漬け ゴーヤのきんぴら ミョウガの甘酢漬け
シシトウとミニトマトの焼き浸し 焼きズッキーニときゅうりに唐辛子味噌
南瓜のレモン煮 鴨団子に京野菜添え

蓋つきのお椀で。。。



赤ナスと汲み湯葉餡かけ


なるべく地の物を使って、身体に優しい野菜料理。
以前よりもバージョンアップした感じ。



繊細な蕎麦造りも相変わらず。

実は、祖母が残した揃いの器やお重を、お店で使ってくださいとお願いした経緯がある。
それを今回上手に生かして出してくださり、本当に嬉しかった。

杉山君は、香港で蕎麦打ちをしたり、最近は絵を画いたりで、なかなか精力的な活動をしている様子。
自然豊かな土地で、自分の時間と感性を大切にしている姿が眩しかったです。



さて、夕方の天候が不安だったので、
出来るだけ早く現地について、少し観光してから石奈多へ行こうと計画した。

調べたら、大谷石の採掘場跡が近い。
前から行ってみたかったので、Go!


地下に潜るの大好き。

まるで宮殿の様


観てすぐ分かる、カーリー(仮屋崎さん)の作品


機械化されてない頃の作業を思うと、先人の苦労が偲ばれる。
ブラタモリ気分で楽しんだのでした。



まだ少し時間が合ったので、大谷寺へ

太平洋戦争の戦士戦没者の供養、世界平和を祈って作られた
平和観音


おっきいから、こっちがメインかと思った人もいたけれど。。。
違うのよ!!

大谷観音の大谷寺


中は撮影禁止
ここにはシルクロード・平安時代の石仏が安置されている。

大谷石は奈良時代から下野国分寺の土台石として使われたりしたそうだが、
その流れかと推測した私。
噂が噂を読んで・・・、
「あそこに仏さん掘りやすそうな、いい崖があるそうや。」ってんで、
アフガニスタンから渡来した僧侶が彫刻した・・・。
いや~~、歴史ロマンやがな!
バーミヤン石仏と共通点があるってスゴクね?と大興奮。

あ~~~~~~~~んな遠くから、こ~~~~~んな関東の内陸に。
まぁ、東大寺で石が使われてるってのも凄いけど、
輸送手段を思っても、移動手段を思っても、
人間の信仰心ってのは、恐ろしいほどのパワーを持ってるなぁ。と。。。

以下加筆
大谷寺でボランティアの方から説明を受けた時、
東大寺で云々の話を聞いたように思ったのだが、どう調べてもそういう史実が出てこないので、
私の勘違いだったかもしれません。
ただ、千手観音は平安時代に弘法大師が作ったと伝えられているのは事実です。



帰り道では、目の前に落雷が見え、ひぇ~~!だったし、
実は、行きには居眠り運転??のトラックに、もう少しで接触しそうだった。

冷や汗もかいたけど、いい休日でしたとさ。



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2 コメント

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ああ、美味しそう・・・ (Q)
2017-08-29 15:39:42
そして何と言っても、器の経緯がとても素敵です。

採掘場跡、幻想的です。
日本にもこんな場所があったのですね。

そして、歴史ロマンと推測力と想像力。

本当にいい休日ですね。
Qさんへ (カプメイ)
2017-08-29 15:59:00
優しい野菜料理に再会できました。
器も喜んでいるようでした。
採掘場は、手彫り時代のノミの跡が美しくも労力の結晶であることを物語り、その広さに圧倒されました。
機械化されるまで、どれほどの人が働いたのでしょう。
大谷寺の東大寺の記載はいったん忘れてください。
ちょっと妄想が過ぎたかもしれません。

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