カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

お米の力、半端ない旅 その5

2018-09-24 00:27:05 | 新潟

2日目:午後編

次の目的地は海に近い方にある。
とにかく歩く。
そっちに行けば、何とかなる!
と、私の野生の勘が言っている。

元気な小学生の下校に遭遇しながら。。。

あったんだな、ホントに。

ネルソンの庭
お店のHPによると、「旧新潟県副知事公舎だった古い洋館をリノベーションした」とある。
ここもバンケット向けとして紹介されてたのを思い出した。

前菜
サラダとフォカッチャ



鴨肉のラグーパスタ


オペレーションにちぃ~と問題があったけど、
美味しかったし、量もばっちり。
雰囲気はいいけど、建物の間取り上、バンケットには向かないかなぁ。。。

さて、お腹がいっぱいになったので、また歩くよ!

目的の砂丘館の前には
ドッペリ坂


↓拡大あり



旧制新潟高校生が古町に通って落第する(verdoppeln)からついた名前の坂

港町っぽく手すりが錨になってる。


上りきると、

砂丘館


こちらは「旧日本銀行新潟支店長役宅」
他にもいい建物があるんだけど、廻りきれず。
この界隈は閑静な住宅地ってことだけは分かったわ。

さぁ、やっと循環バスに乗れました。

海だ!



次は
新津記念館。。。え?休館?


「新潟県三島郡出雲崎町出身の石油王・ 新津恒吉が外国人迎賓館として昭和13年に建てた西洋館」
ということだけど、残念無念。
バスにも乗れず、歩いて坂を下りる。

新潟総鎮守 白山神社



奇跡の蓮(中尊寺ハス)



斎藤家の邸宅(一部)だった「燕喜館」


別邸もすごかったけど、こちらは接客用の建物だったらしい。

以下、HPより抜粋

齋藤家とは、
新潟三大財閥で江戸時代に若狭の国(現在の福井県)三国港から新潟に移住し、
代々大地主で酒問屋を営み、
明治期には、海運業や新潟電燈会社、新潟商業銀行などを興し、
新潟市の発展に大きな寄与をしてこられました。


いやもう、無理!歩けません。
と言うわけで、バスを待って万代シティまで帰ってきました。

ホテルまであるくのもしんどい。

で、ラブラ万代の紀伊国屋書店内「紀伊茶屋」で一息



甘い!このパンチのきいた甘さは疲れを吹き飛ばすね。

と言うわけで、ホテルへ一旦帰って、
夕食に備えて休息。


つづく


お米の力、半端ない旅 その4

2018-09-20 17:45:25 | 新潟


2日目:午前編

この日もどんより。
でも、傘を差さないでも大丈夫かな。


まずは海産物、農産物を扱い、食事処もあるピアBandaiへ



美味しいものがあるらしいのだが、朝でお腹が減っておらず、
いまいちノリが悪いワタクシ。

この奥に魚屋とかもあったようなのだが、
一度来たことがあるはずのダンナも、案内が不明瞭で結局潜入捜査せず。


観光循環バスの時刻を優先して移動。(ちゃんと見ておけば良かったと後で思った。)

次は「みなとぴあ」で下車。

歴史博物館


展示はブラタモリ的な新潟の始まりから現代までを常設展示

旧第四銀行住吉町支店


中は展示とレストラン
バンケットがここでできるかな??

ラッピングバスに乗って次へ移動


北前船の時代館
旧小澤家住宅



江戸時代後期から明治期に廻船業・廻船問屋業を営んだ豪商小澤家の店舗兼住宅
建物は新潟の町屋の典型例。
庭には佐渡から運んだ石などがある。



小澤家で教えてもらって、すぐ裏にある下本町商店街(フレッシュ本町)へ行ってみる。
犬猫マップももらったんだけど、誰にも出会えず。

この日は小さな市が出ていた。


お目当てはこちら!
ちょっと食べちゃってるけど、小森豆腐店の豆乳ソフト


自然な甘さで美味しい!
お豆腐以外にもお惣菜とかもあって、うっかり買いたくなる。

日本料理大橋屋本館
建物は昭和10年竣工 
平成5年、文化庁の登録有形文化財に指定された


界隈には古い建物
変わった換気扇?
かまぼこ屋さんだったらしい。


新潟絵屋
町屋を生かした画廊


広小路を渡って、さらに歩くと昨夜の古町



花街の説明は拡大して見てね。



鍋茶屋のエントランス



西堀通にはかつての堀の痕跡
柳の木が街路樹になっている(拡大あり)


バスに乗り損ねて、寺町を抜け、
北方文化博物館まで歩いてしまった。


會津八一が晩年にここで暮らした・・・
と言われても、「誰?」
しかも説明を読んでて「はーさんって誰?」と言う始末。
勉強不足にも程があるってか、西郷どんの徳川慶喜じゃあるまいし。。。

旧斎藤家別邸
砂丘地形を利用した回遊式の庭園


二階から見下ろす


隣の料亭行形亭
バンケットで使えるかな?




さて、お腹が減りました。
当然です。時間はもう13時半に近い。
途中で豆乳ソフトを食べたと言っても、腹ペコ時間。
見学した所で、どこか無いかと聞くも、ラーメン屋さんぐらいしか当てがない。
皆お昼は何食べてるんだよぉ?サラメシはお弁当???

とにかく、この界隈では無さそうなので、
次の目的地へ移動する途中でいい所があったら入ろうと歩きだす。
これが大正解。

つづく


お米の力、半端ない旅 その3

2018-09-13 18:12:14 | 新潟

初日の夕食@本陣

突き出しがこの豪華さ!


枝豆は茶豆。新潟のは特に美味しい!と地元の方々が口々に仰る。
県民で食べちゃうから、県外に出ないのですと。



さて、時間をちょっと戻す。

ばかうけ展望台からの眺めも、曇天では悲しいばかり。
そこそこで下に降り、シャトルは運航していないけれど、
観光周遊はやってるってことで、貸しきり状態でアナスタシア号に乗りましたとさ。

    

朱鷺メッセの会議会場はこんな。


丁度いい大きさで、きっと参加者の皆さん納得されることでしょう。



この後、観光コンベンションセンターへ行ったりしてから、(マンガの家で時間調整)
一旦ホテルへ戻り、食事の約束をした古町の「本陣」へGo!



さて、「本陣」を見つけるのには、偶然が重なった。

ここからが長いよ。

それは、8月15日のことじゃった。
いつものとおり、夕方、スポーツクラブへ行き、
水着に着替えて「今日も頑張んべ!」とプールへ向かうと、
シャワーの前にバリケードが出来ている。
 ど近眼なので、バリケードにくっつかないと貼紙が読めない。

「リニューアル工事中、ご迷惑をおかけします。」



なんですと!?
水着になってる私っていったい!?

慌てて更衣室に戻り、洋服を上から着て、受付へ。
前日から始まったんですって。
「え~~~~!聞いてないよ。」ってか、HPにも書いてないし!
他に電車で行くにも遅いので、この日は諦め、翌日他店舗へ行くことに。



翌日は3駅先のスポーツクラブへ行くことにし、
チャリチャリと向かい風の中頑張る。

はい。着いた。。。。自転車置き場が空いている。
ここで気が付こうよ!
入り口に立って、貼紙を見る。

「お盆期間中、メンテナンスのため夏休み」

なんですと!

しおしおのぱ~~~~。

 虚しくチャリを漕ぐ。

くそ!何が何でも泳ぐぞ!←打たれ強い。

では、、、と区営の夏屋外プールへ。
ここは50mコースを泳ぐことが出来る。
日焼けとか、落ち葉とか気にしてる場合じゃない。
年配者がおっとりと泳いでらっしゃるのを蹴散らかし、
ガンガン泳ぐ。あ、誰もいなくなった。愉快愉快。

やっと鬱憤を晴らし、お腹が減った。

じゃあ、隣でうどんでも食べましょうかね。。。
ぺたぺた

「お盆期間中、夏休み」

くうぅぅぅ~~、やってくれるねぇ。
仕方ない。駅の方のうどん屋さん。。。もお盆休み。。。


あかん。どこで食べたらえぇんや。

 そろそろ空腹でよろけてきた。

そしたらら、いつも眺めるだけで通り過ぎてたカフェがランチをやってた。

はい。吸い込まれましたとさ。



ランチセットを注文して待ってる間、カフェだから本があるんで読むわけさぁ。

檀一雄 美味放浪記

古い本だけど、これでいいかぁ。。。

これが出逢いである。

ハードブックの初版が1973年だから、それより以前発表のエッセイなんだろう。
45年以上前の放浪記ってことになる。
その新潟の章に出ていたのが「本陣」なのである。

まだこのお店あるのかなぁ。。。あった!

で食べログで。。。あら、評判がいいわ。
よし!予約だ!!

お読みくださり、ありがとうございました。

ってなわけで、冒頭の写真。
文句なく良いお店です。

岩牡蠣が食べたいということを伝えておいた。

う、美しい!!


長岡から雨の中を車で駆け付けてくださった村上出身のT氏夫妻がお勧めの

のっぺ


新潟の郷土料理である。
野菜の煮物を冷やして、あぁ、いいお出汁で美味しい♡

〆張鶴も村上の日本酒


オコゼの唐揚げ



他にも食べたけど、画像はこれだけ。
美味しいお料理、楽しいお喋り。
居心地の良いお店でした。
檀一雄、さすがです!

縁とは不思議なもの。
檀一雄って区民だったのよねぇ。。。

次は、2日目。歩きますよ~~ん。

つづく


お米の力、半端ない旅 その2

2018-09-10 01:13:48 | 新潟

朝、家を出発して、大宮経由で新潟に着いたのは11時半ごろ。
さて、ホテルなどの目的地があるのは駅の北側=万代口。
これが!新幹線コンコースからのアクセスが分かり辛い。
矢印が変に曲がってて、なんのこっちゃ?
乗り換え改札を通過して、東跨線橋を渡らなくてはならない。
何とか歩いて行くと、駅は高架化のための工事中。
初めてきた人には不親切な状態。
駅の万代口は工事中でエレベーターはあるがエスカレーターは無く、歩きにくい。

やっとこさ万代口に出て、観光案内所でパンフレットを仕入れ、
新潟交通案内所で循環バスの一日乗車券を購入。

ではお昼の場所へ移動しましょう。

と、歩く前に駅前バスターミナルを激写

一番左が翌日乗る予定の新潟市観光循環バス


バスターミナルってこういうのだったっけ?
と、何となく違和感があった。

あれれ~、バスがバックして定位置に入っていくぞ。


帰ってから調べたら、
「スイッチバック式バスターミナル」と言うのだそうだ。



その効率の悪さから、最近では数を減らしているらしい。

漠然と雪国だから屋根があるのかな。。。と思っていたけれど、
そうではなくて、昔は全国にあったみたい。
ここのも駅が高架化したら無くなるそうなので、撮っておいて良かった!

で、既出のお昼

1回でも食事で失敗したくないので、調べに調べて、
駅に近いお寿司屋さんから選びました。

河竹鮨


上越でお馴染みの富寿司もあったんだけど、
まぁ、ここはやっぱり地元のお寿司屋さんへ。
近隣の?サラリーマンとか常連さんが食べてて、味はもちろん、雰囲気も昭和で良かったです。

さて、ホテルまで頑張って歩き、
荷物を預けて先ずは周辺環境調査。

とか何とか言いながら、万代シティ(ショッピング街)を冷やかし、
万代バスターミナルを抜けて、(カレーの匂いがするぞ。←有名らしい)
信濃川まで来た!

あぁ、なんてどんよりとした空。


そろそろ歩きたくない感じ。
水上バス(ウォーターシャトル)に乗るために、ここまで来たのさ。

万代橋


ところが!乗船場には「本日運航見合わせ」の札が!

「見合わせ」って何よ?船は来ないってこと?何故?

電話で問い合わせると、
なんか晴天続きで信濃川の流量が減り、水門を閉めたので、、、たら何たら。。。

正しくは
<信濃川の塩水遡上による信濃川水門の緊急閉鎖>
水道水に塩水が混じっちゃう恐れがあるんですってさ。

私は力尽きそうでしたよ。
でも、タクシーも捕まりそうにないので、
仕方なく頑張って歩く。

目指すは遠くにそびえる朱鷺メッセ


マイケル君を横目に見て、


海難救助隊の舟


やっと着いて、「ばかうけ展望台」からの眺め
どよよよよ~~~ん


長くなったので、今回はここまで。
つづく


お米の力、半端ない旅 その1

2018-09-04 17:24:32 | 新潟

今年の夏旅行は国内



よく見ると

踊ってる


by小林まこと氏

踊ると言えば、この方。



だ~れが殺したクックロビン
by摩耶峰夫氏

お米の力が生んだ漫画家は他にも、

高橋留美子氏


おおお!漫画ファンの聖地じゃ!

赤塚不二夫氏はお父さんが新潟市出身



こちらは柏崎市出身の新沢基栄氏の奇面組



マンガの家、現在開催中の展示
木原敏江氏のエレガンスの女王
(この方は新潟市出身じゃない)


久しぶりに思い出しました!
「アンジェリク」とか「摩利と新吾」

いや、これが目的で行ったんじゃないんですが、
時間つぶしもあって行ってみると、期待以上!
思いがけず、大興奮して、

業務なんかほっぽりだして、ずっとここにいたい。。。と思ったほど。

本当の目的は、昨年のフライブルグがPechだったので、
次は日本ね!が来年
で、下見と相成ったわけです。



まぁ、あれだ。
私の仕事はおもてなし部門なので、食べるとこが重要。

新潟に着いた早々、食べましたよ。
地魚握り@河竹鮨


ウニが苦手って言ったら、のどぐろにしてくれました。
ラッキー!

新潟市の観光、食の他もいいです!
次回から、お米の力を発揮して、リポートしまーす。

はっきり言って、増量必至。
乞うご期待。(笑)