サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング第4弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part4
ショウブ
ショウブ科(←サトイモ科)ショウブ属の「ショウブ(菖蒲)」。剣のように伸びる葉を、邪気を祓う厄除けの植物として、古くから使われてきた。葉に精油成分が含まれるため菖蒲湯にされるが、そのため「ハショウブ(葉菖蒲)」とも呼ばれている。この “菖蒲” の字を “アヤメ” にも当てたため、その後、混乱をきたしている。どこでどう間違ったのか詳しくはわからないが、 “菖蒲” の文字からは、写真のショウブ(菖蒲)、アヤメ(菖蒲)、ハナショウブ(花菖蒲)の3種類が思い浮かび、更にカキツバタ(杜若)を加えて、かなりややこしい。とりあえず、それらの主な特徴や見分け方を挙げておこう。
・ショウブ:ショウブ科で湿地に生育。花は肉穂花序。葉に中脈があり、芳香がある。
・アヤメ:アヤメ科で湿地ではない山野に生育。外花被片に網目模様がある。葉の中脈は目立たない。葉が縦に並んでいる様子を文目(あやめ)模様ということからも。
・ハナショウブ:アヤメ科で湿地に生育。花被片に黄色い筋がある。葉には隆起した中脈がある。
・カキツバタ:アヤメ科で湿地に生育。外花被片に白い筋がある。葉の中脈は目立たない。
・ショウブ:ショウブ科で湿地に生育。花は肉穂花序。葉に中脈があり、芳香がある。
・アヤメ:アヤメ科で湿地ではない山野に生育。外花被片に網目模様がある。葉の中脈は目立たない。葉が縦に並んでいる様子を文目(あやめ)模様ということからも。
・ハナショウブ:アヤメ科で湿地に生育。花被片に黄色い筋がある。葉には隆起した中脈がある。
・カキツバタ:アヤメ科で湿地に生育。外花被片に白い筋がある。葉の中脈は目立たない。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )
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主な特徴や見分け方が分かりやすいので
今度からスマホのメモ帳に入れて、すぐ見分け方が
見られるようにしておきます。
記憶の引き出しから出てきませんが、地味ですね。
菖蒲の花は珍しいかもしれませんね。我が家でも勝負を植えていますが、まだ花を見ていないかもしれません。
菖蒲湯などで茎を刈って苛めるからかもしれません。
アヤメ・カキツバタ・ノハナショウブなど花が似ていて、区別に戸惑うことがありますね。
ショウブ・アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ見分け方を教えていただき、早速メモしておきました。
しかし見分けるのって難しいですね
ショウブと言えばキショウブを思い出します。
>邪気を祓う厄除けの植物
ショウブ湯に入るのはその意味もあったのでしょうか?
教えていただき有難う御座いました。
↓の記事も参考になりました。
ところが菖蒲湯、男の子の節句に関係するショウブはどこに生えているのか知りませんし、見たことがないです。
このショウブの花もイメージしていませんでしたが、ここではっきり観察できました。ありがとうございます。
実家に植わっていたて端午の節句の時にはヨモギと一緒に屋根に挿したりお風呂に入れたりしていました。
良い香りがしますね。
田舎は実6月でしたので実の様なお花もついたいました。
懐かしいです。
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