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コイケマ・5~生存

 上柚木公園の遊歩道脇に生えている「コイケマ(小生馬)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属の多年草で、イケマと同様に、アサギマダラの食草になる。ここは定期的に草刈りが行なわれる場所で、一昨年は花後に一掃されてしまったが、去年は目印を立ててもらって草刈りは免れた。葉は常緑で冬の間もここを通るたびにその生存を確認してきたが、今年もまた散形花序を付けてくれた。小さな花の直径は5ミリほどで花冠はあまり開かない。まだ果実を見たことが無いので、今年は期待したいところだが、ガガイモと同じように結実しにくいのかも知れない。
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フタリシズカ・4~閉鎖花

 センリョウ科チャラン属の「フタリシズカ(二人静)」。春に花序を2~3本立てていたが、既に若い果実が出来始めている。さてフタリシズカには “閉鎖花” が出来るようなので気にしていたら、果実の基部から1センチほどの小さな花序が伸び始めていた。おそらくこれが閉鎖花だろう。
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オニシバリ・2~果実

 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の「オニシバリ(鬼縛り)」。雌雄異株で早春に黄緑色の花を咲かせ、果実は夏に赤く熟す。樹皮が強靭で鬼でも縛れるということから名付けられている。ジンチョウゲと異なり、夏には落葉するので、「ナツボウズ(夏坊主)」とも呼ばれる。
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