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ザクロ・1~萼片

 一度そう思うと、次からはそうとしか思えなくなってしまう。写真は「ザクロ(柘榴・石榴)」の花後の姿だが、私はこの姿を見ると “タコさんウインナー” にしか見えなくなってしまった。
 ウインナーの誕生は昭和30年頃で、当時は肉の色がすぐに悪くなってしまうので、それを美味しく見せるために赤くしたという。確かにお弁当箱を開けると一番最初に目に入り、美味しそうに見える。ザクロはミソハギ科(←ザクロ科)ザクロ属の落葉小高木。

『昭和生まれの僕だから』
作詞・作曲・歌:嘉門達夫 平成17年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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キキョウ

 歴史は常に勝者の論理で語り継がれていく。大河ドラマ 『軍師官兵衛』 では、いよいよ本能寺の変に差し掛かっているが、この原因は明智光秀の織田信長に対する怨恨というのが一般的な説で、学校でもそのように教えられてきた。ドラマ 『軍師官兵衛』 は光秀が主役ではないので、このあたりはさらりと怨恨説で進んでいるが、その原因としては、土岐一族復活の “野望説” や 足利義昭の “陰謀説” など諸説が研究されている。先日読んだ 『本能寺の変 431年目の真実(明智憲三郎著:文芸社文庫)』 では、事件の謎が今までとは別の角度から面白く推理されていた。歴史好きの方にはお薦め。果たして本能寺の変の真実は何だったのか、タイムマシンで遡り、光秀さんに聞いてみたい。
 写真はキキョウ科キキョウ属の「キキョウ(桔梗)」。山上憶良が詠んだ秋の七草の歌には “朝貌(あさがお)” として登場するが、これはキキョウを指しているというのが定説。桔梗は、美濃の土岐一族とその一門の家紋の “土岐桔梗” として知られており、明智光秀も土岐一族の支流として桔梗を家紋に使っていた。
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