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恐竜の化石は大洪水の証し、洪水の前の巨人の世界・・飛鳥昭雄氏(1)

2014-08-27 | 環境(ガイア)


恐竜といえば、先日読んだ船井幸雄氏・飛鳥昭雄氏の対談集「2020年頃までに世の中は大転換する」という面白い題名の本の中にも、恐竜に関する話題がありました。

対談中の「koro」という人名は、物故された神坂新太郎氏の言葉を船井氏が書き加えたものです。
船井氏が、神坂氏ならこう言うだろうということで、登場させています。

リンクは張っておりませんが、アマゾンなどでご購入になれます。


             *****


           (引用ここから)


○飛鳥

「実は、ぼくは聖書をよく研究するのです。

同時に、ぼくはいろいろなものを本当かどうかと確かめたい人間なので、徹底的にやると、その答えが聖書に全部書いてあるのです。

面白いことに、「天地創造」の中に「海の水は一つのところに集めよ」と書いてあるのです。

海の水、海という以上は陸があるから海なので、海の水を一つのところに集めたら陸は何個ですか?」

○koro

「1個ですね」

○飛鳥

「そうです。1個です。これはパンゲアのことです。


「神は言われた。天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ」(旧約聖書・創世記 第1章9節」

おもしろいことに、ヘブライ語の聖書を見ますと、いろいろ動物を創っていく順番が書いてあるのですが、そのなかの最初に、日本では「クジラ」と翻訳されているのですけれども、ヘブライ語ですと、あれは〝首の長い生き物”〝首を延ばす生き物”と書いている。

何か分かるでしょう?〝巨大で首の長い生き物”を最初に創った・・」

○koro

「恐竜?」

○飛鳥

「そういうことです。

ヘブライ語では、そう書いてあるんです。

それを英語訳に変えるとまた変わって、日本語訳になるともっと変わってくるから、日本では「クジラ」になっている。

新共同訳聖書というものが出て、ようやく「巨大な怪物」と変わりました。

「神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物・・」(旧約聖書・創世記第1章21節)

だから、恐竜は聖書に書いてある。

プレシオサウルスなどの海竜は恐竜ではないという学者もいるが、恐竜の規定自体が激変しています。

爬虫類と同じ「冷血動物」とする枠を超え、今ではもう恐竜(実際は体毛恐竜)に代表される温血動物に変わっていますし、竜脚類に胎生の証拠も出てきましたので、昔の常識は通用しません。


聖書には「一番最後に人間を創って、その後に文明があって」と。

そこなんですよ、「文明があった」と書いてある。(大洪水の前に)

ネフェリムという巨人もいたと書いてある。

「当時もその後も、地上にはネフィリムがいた」(旧約聖書・創世記 第6章4節)

実際いろいろ調査をしていくと、地球には今の理屈に合わないものがいっぱい出てくるんです。

たとえば歯車の、いわゆる〝アナログ式コンピュータ”と言わせてもらいますけど、ああいうものが化石になって出てくるんです。

精密な機械のボルトとか、そういうのが化石になって出てくる。

こういうのは「オーパーツ」(Out Of  Place Artifacts)と言って、学者たちは「オーパーツ」が出てくると、こうなんです(ポイと後ろに投げ捨てる身振り)。

こんな物が出てきたら困る。

それを認めちゃったら自分は大学での地位をなくすんですから。

だからそんなものは全部ポイポイポイです。


しかし、「そのあとに大洪水が起こった」とある記述が大問題になるのです。

恐竜の化石は世界中から出てきますね。

日本も含めてオーストラリア、アフリカ、世界中から恐竜の化石が出てきますが、これには根本的な問題があるんです。

化石というのは、水に沈んで泥に埋まらなかったら、絶対にできないんです。

灼熱の太陽のもとで、恐竜たちが水を求めて移動してばたばた倒れる・・それじゃ絶対に化石にはなりません。

それだと、風化するんです。

風化するというのは、酸化するということです。

さびと一緒で、最後はボロボロになっちゃう。

だから絶対に化石はできないのです。

化石というのは金属とか他の物質と入れ替わるのです。

そのためには絶対条件があって、無酸素状態でないとだめなんです。

酸素があると、酸化して、腐りますから。

無酸素状態はどこかといったら、泥の中です。

ですから、必ず泥に沈むんです。

水に沈んで泥に埋まらなかったら、化石は絶対に出来ません。

世界中から化石がみつかるということは、世界中が泥水と化した、水に沈んだということなんです」


               *****


             (引用ここまで)


wikipedia「パンゲア」より

パンゲア大陸(Pangea)は、ペルム紀から三畳紀にかけて存在した超大陸である。

大陸移動説

1912年にアルフレート・ヴェーゲナーは、自身の提唱する大陸移動説の中で、現在の諸大陸は分裂する前に一つであったとの仮説を考え、この仮説大陸をギリシャ語で「すべての陸地」を意味する「パンゲア大陸」と命名した。

当初、大陸を動かす原動力が説明されておらず、このような移動は物理的にありえないとされたが、ヴェーゲナーの死後、1950年以降次々に新事実が見つかり、プレートテクトニクス理論として再評価されている。

古生代ペルム紀の終わりである2億5000万年前頃に、ローレンシア大陸、、バルティカ大陸(ローレンシア・バルティカ両大陸は既にデボン紀には衝突し、ユーラメリカ大陸を形成していた)、ゴンドワナ大陸(ペルム紀初期にはユーラメリカと衝突)、シベリア大陸などすべての大陸が次々と衝突したことによって誕生し、中生代三畳紀の2億年前ごろから、再び分裂を始めた。

超大陸の完成時、地球内部からスーパープルームが上昇して世界各地の火山活動が活発になり、ペルム紀と三畳紀との境界(P-T境界)に当時生きていた古生代の海洋生物種のうち、実に95%以上が絶滅した。

当時の海水準は高かったため、大半の時代は、浅海によって幾つかの陸塊に分かれていた。


パンゲア大陸は、赤道をはさんで三日月型に広がっていた。

三日月内部の浅く広大な内海であるテチス海では、多くの海洋生物が繁殖した。

その一方、内陸部は海岸から遠いため乾燥した砂漠が荒涼と広がっていた。

ほぼ全ての大地が地続きで動植物の移動が促進されたため、生物多様性は現在よりも乏しく均質だった。

1億8000万年前のジュラ紀になると、南北に分裂し、北はローラシア大陸、南はゴンドワナ大陸となった。

両大陸は,更に分裂していった。

パンゲア大陸の形状については、三日月型ではなく、上記地図のユーラシア大陸の凹みとオーストラリア大陸の凸部とが丁度つながり、丸くなっていたという説もある。


Wikipedia「ネフィリム」より

ネフィリム (Nephilim)は、旧約聖書の『創世記』および『民数記』、旧約聖書外典(続編)の『ヨベル書』、『エノク書』などにあらわれる種族の名で、一般的には「巨人」とされる。

名前の意味は「(天から)落ちてきた者達」であるという。「ネピリム」とも表記される。

『創世記』第6章1~4節によれば、地上に人が増え始め、娘たちが生まれると、神の子らは人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした。

こうして神の子らと人間の娘たちの間に生まれたのがネフィリムであった。

彼らは大昔の名高い英雄たちであったという。

『民数記』第13章32~33節ではカナンを偵察したイスラエルの一隊が、「そこにすむ民は巨人であり、ネフィリムである。

彼らアナク人はネフィリムの出だ」とモーセに語る場面がある。

『ヨベル書』7:21~23によれば、巨人たちが人の娘をめとり、そこからネフィリムが生まれたとされる。

ネフィリムは「みな仲たがいをして共食いをし、お互いを殺しあった」という。

この箇所ではネフィリム以外にエルバハ、ネピル、エルヨという三種の名称があげられているが、それらも巨人をあらわしていると考えられる。

『第一エノク書』7章では地上に降りて人間の娘と交わった天使たち(グリゴリ)によって、巨人が生まれたという。

巨人の体長は3000キュビット(1350m ギリシア語の『エノク書』では3000ペーキュス)もあり、人間たちの食物を食べつくすと共食いを行ったという。



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