Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

真珠湾攻撃と暗黒国家

2023年12月30日 06時30分00秒 | Weblog
What Declassified Government Documents Reveals About America's Dark Secrets(機密解除された政府文書が明らかにするアメリカの暗い秘密)
 「暗黒国家は、政府情報の機密体系を課した最初の大統領であり、CIAに発展した戦略諜報局を設立したルーズベルトに始まるようだ。
 あなたの調査はまた、彼の政権と真珠湾への「奇襲」攻撃をめぐる秘密主義について、いくつかの不安な暴露につながりました。
(マシュー・コネリー)
 真珠湾の話は知っているつもりだった。しかし近年、歴史家たちはこの記録をさかのぼり、アメリカだけでなく日本の公文書館で働いている。そして、すべてのピースを組み立て始めると、非常に明白なのは、ルーズベルトは彼の政権が不意打ちを食らったと主張したが、彼と彼の最も親しい顧問たちは、攻撃が来ることを何週間も前から知っていたということだ。実際、彼らはそれを挑発したのだ。ただ、攻撃がどこにあるのかわからなかったのです。なぜ彼らはこのようなことをするのでしょうか?ルーズベルトは何ヶ月も前からアメリカを第二次世界大戦に引きずり込もうとしていたからだ。大西洋での彼の戦略については多くのことが書かれており、そこではアメリカの艦船がドイツの潜水艦を追いかけ、事件がドイツとの戦争に発展することを期待していました。しかし、何もうまくいきませんでした。最後に、ルーズベルトは、議会を戦争に同調させる唯一の方法は、日本を攻撃させることだと信じるようになった。アメリカは戦争の帰趨に死活的な関心を持っていたし、1941年にもっと早く関与すべきだったと私は信じている。しかし、アメリカ人の大多数は、自分たちが選んだ別の戦争だと考えるものに反対した。
 私が行かないのは、陰謀論がそうであるのは、ルーズベルトが真珠湾攻撃を標的にした攻撃を知っていたと信じていることだ。その証拠はなく、意味がありません。なぜ彼は、2,400人のアメリカ人の命を犠牲にして、アメリカ軍が不意打ちを食らうのを許すのだろうか?彼に必要なのは攻撃だけだった。彼には虐殺は必要なかった。
 真珠湾は闇国家の元凶である。ルーズベルトが国を戦争に引きずり込んだやり方は、その後の非常に多くの秘密の舞台となった。」(自動翻訳:日本語としておかしな部分もあるがご容赦下さい。)

 「ルーズベルト(FDR)大統領は真珠湾攻撃を事前に知っていた」という説は、日本の一部の識者の間では古くから主張されていたものだが、機密解除されたアメリカ政府の公文書は、そのことを部分的に裏付けたということが出来る。
 「部分的に」というのは、攻撃の標的が真珠湾であることまでFDRが知っていたという証拠はなさそうだからである。
 そのことより重要なのは、「アメリカを戦争に引きずり込むためならば、2,400人のアメリカ人の命が犠牲になっても構わない」という思考の恐ろしさと、そのことを許容してしまう「暗黒国家」のシステムである。
 このシステムを解体しない限り、アメリカを真の民主国家と呼ぶことは出来ないだろう。
 対して、日本ではいまだかつて「国家」が成立したことがなく(「私」による「公」の僭奪(1))、一部の私的権力が「秘密」を独占することが常態化しており、そのために国民に多大な被害が生じる事態が頻発している。
 最近の例で言うと、森友公文書改ざん事件がそうである。

 「14日、大阪地裁は、「文書の存否が明らかになることで、捜査事項や捜査機関の関心事項が推知され、将来の事件に影響がある恐れがある」として、国の決定を適法だとし、雅子さん側の訴えを退けました。

 裁判所は、刑訴法47条「訴訟に関する書類は、公判の開廷前には、これを公にしてはならない。但し、公益上の必要その他の事由があって、相当と認められる場合は、この限りでない。」の但書の適用を認めなかったということだろう。
 だが、公文書改ざんの経緯が国民の目に明らかにならない国は、どう考えても「暗黒国家」である。
 いや、それ以前に、ここにはそもそも「国家」が成立していないのだった!
コメント
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