Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

文高理低

2018年12月31日 07時03分12秒 | Weblog
大学入試に異変 早慶など私立難関の志望者大幅減
 「来年の大学入試で、早稲田大や慶応大など私立難関大の志望者数が大幅に減少し、例年に比べ受験傾向が一変する見通しであることが30日、大手予備校の河合塾がまとめた入試動向で分かった。(中略)背景には、私学助成金をめぐる文部科学省の厳格化政策があり、各大学が合格者数を絞り込んだため、受験生の間に安全志向が高まっているとみられる。
 「河合塾がまとめた来年の大学入試動向では、国公立大では長期化する景気拡大を反映し、文系人気が上昇して理系は伸び悩む“文高理低”の傾向が続いていることも分かった。

 そういえば、バブル期も文系人気が高かった記憶があるが、早慶など私立難関校の受験者数は多かった。
 「安全志向」と「文高理低」が重なったのは、珍しい現象ではないだろうか。
 ただし、オリンピック後、景気が減速する懸念が指摘されており、そうなると、就活の際特に文系は苦労する可能性もある。
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仕事納め

2018年12月30日 08時14分52秒 | Weblog
 一般企業や官公庁では、毎年12月28日が仕事納めというところが多いが、金融機関の場合、30日が仕事納めと法律で定められているらしい。
 ところが、今年は珍しく28日が金曜日なので、金融機関も28日が仕事納めとなる。
 そうなると、銀行での届出や入出金などについては、28日までに済ませておかないといけないということになる。
 しかも、24日が代替休日だったので、25~28日は、銀行の店舗・ATMはどこも常時行列をなしていた。 
 資金を管理している人にとっては、ちょっとタイトなスケジュールだったろう。
 
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霊感商法

2018年12月29日 07時43分45秒 | Weblog
ついに法律用語となった「霊感」商法。「霊感商法」を規制する消費者契約法改正案が成立
 「2018年6月8日(金)は、霊感商法の救済に長年携わる者として、忘れられない日となった。
 実は、日本の法律に、史上初めて、「霊感」という文字が入り、「霊感」がついに法律用語となった。
 6月8日の参議院で、前回一致で可決され成立した消費者契約法の改正案がそれで、消費者契約法4条3項に追加する形で、
「当該消費者に対し、霊感その他の合理的に実証することが困難な特別な能力による知見として、そのままでは当該消費者に重大な不利益を与える事態が生ずる旨を示してその不安をあおり、当該消費者契約を締結することにより確実にその重大な不利益を回避することができる旨を告げること。」(以降も含めて、下線はすべて紀藤)
という条文が加えられた。


 やや古いニュースを思い出したのは、昨日、たまたまあるお寺に御用納めをかねてお参りに行った際、あちこちに「厄年」についての貼り紙がしてあったからである。
 本厄・前厄・後厄に当たる人は札を買わないと不幸な目に遭うかのような宣伝文句に、思わず霊感商法のことを思い出した。
 一般に行われているチラシや貼り紙での宣伝ではなく、「あなたは今年は厄年だからこのお札を買わないと病気になるかもしれませんよ」などと述べて勧誘すれば、おそらく違法になるのではないだろうか。
 「方位よけ」の発想も同様で、よろしくないと思う。
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表と裏

2018年12月28日 08時08分26秒 | Weblog
見どころ 中継出演 ゲスト出演者(表)
第69回裏紅白歌合戦(裏)

 比べてみると、「筋肉体操」の3人と芸人のひょっこりはんは、表・裏の両方に登場している。
 この種のインパクトが、今年の目玉だったということかもしれない。
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8割認容

2018年12月27日 08時03分50秒 | Weblog
保釈許可、8割迫る=勾留却下は1割超え―東京地裁
 「起訴された被告の保釈請求を認める割合も増えており、08年に62.2%だったのが、17年には79.4%に上昇。全国平均は72.0%だった。
 「東京地裁の割合が特に高い理由には、勾留や保釈の審査を専門的に行う「令状部」の存在が挙げられる。あるベテラン裁判官は「専門の令状部が検察の言い分に押し切られることはない」と話している。

 東京地裁が8割保釈を認めているというデータには素直に驚くしかない。
 だが、他の裁判所との格差は問題かもしれない。
 令状部のない裁判所では、裁判官が当番制で令状審査を担当しているところが多いと思う。
 刑事事件専門でない、しかも若手の裁判官などが、「令状基本問題」などを読みながら、審査しているわけである。
 そうなると、検察の言い分に流されやすいということなのかもしれない。

 
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ミスを認める

2018年12月26日 08時03分46秒 | Weblog
韓国メディアも「明らかな失策だ」 レーダー照射、見えてきた「落ち度」の正体
 「韓国海軍の駆逐艦が海自機に火器管制レーダーを照射した事案では、日韓の言い分がことごとく食い違っている。
 「ソウル新聞のニュースサイト「ナウニュース」は25日に掲載した論評記事で、波が高い状況ではMW-08だけでは北朝鮮船の捜索が難しいが、STIR-180なら、さらに遠距離までビームを送ることができるため使用したのではないかと指摘。この行為は、海空域で偶発的な衝突を避けるための取り決めに抵触し、韓国側に落ち度がある、というわけだ。
 「精密調査のためにSTIR-180を稼動しようとした場合、レーダービーム放射方向の前方にある航空機が脅威を感じないように、事前にこれを日本側に通報すべきだった。」


 事実関係は不明だが、韓国側に紛らわしい・脅威を与える行動があったのは確かなようだ。
 結果論だが、事前に通報しておけば問題なかったし、仮にミスで照射したのであれば、速やかに認めて誤れば済む話である。
 日常のトラブルもこんな感じで拡大していくのである。
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あれから3年

2018年12月25日 07時50分07秒 | Weblog
「今も名を呼んでます」 高橋まつりさん母、命日に手記
 「広告大手、電通の新入社員で3年前のクリスマスに過労自殺した高橋まつりさん(当時24)の母幸美(ゆきみ)さん(55)が、まつりさんの命日の25日にあわせて手記を公表した。「長時間労働とパワハラがなければ、(まつりさんは)今も元気で働き、大声で笑っていたはずだ」とし、「大切な娘を守ることができなかった私の苦しみは消えることはありません」とつづる。

 痛ましい事件から3年が経った。
 その間、長時間労働の是正やパワハラの防止など、種々の法規制等が検討された。
 だが、過労死・過労自殺やパワハラはずっと昔からあった。
 特にひどくなったのは、1990年ころ以降のことである。
 当時の社会風潮を端的に示しているのが、「リゲイン」のCMである。
 「24時間戦えますか」というフレーズを誰もが口ずさんでいた時代である。
 ところが、時代は変わる。

「24時間戦えますか」で有名なリゲインのCM。ブラック企業の風潮を忖度した結果、エラいことになっていた
 「CMはリゲインが2014年から放送しているものだが、CMソングは「勇気のしるし」のまま。しかし、歌詞が「24時間戦うなんてしんどい」や「それぞれのエナジー」とされ、歌詞も8分の1から6分の1の労働時間である「3、4時間戦えますか」となった。

 今や、「3、4時間戦えますか」という時代になったのである。
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声優業界いまむかし

2018年12月24日 08時34分27秒 | Weblog
野沢雅子、声優デビュー時の“あり得ない話”語る…「ドラゴンボール」IMAX上映会
 「“あり得ない”アフレコデビュー時の話も。「最初は生放送の洋画。撮り直しができないので、30代以上の方はセリフをゆっくり読もうとする。俳優の口の動きに合わず、私の役がしゃべり始めているのにまだ前の人が話している、なんてことがありました」と懐かしげに振り返っていた。

 なるほど。昔は「生アフレコ」が普通だったのである。
 昔は、声優という職業の存在すら世間に余り知られていなかったが、今や声優は人気の職業の一つである。
 
声優業界の現状や仕組みとは?
 「今現在、日本で声優の業界を目指している人は30万人以上いると言われています。声優には免許や資格が必要ないということもあり、誰もが可能性を感じて目指すことができるのです。
 しかしながら、現在声優の仕事のみで生計を立てている人は業界内で300人ほどとなっています。

 「現在の声優業界では、かつてよりも新人声優が作品にキャスティングされる機会がとても多くなりました。
 その最大の理由は、新人はギャラ安いというところにあります。
 最近はアニメ作品やオンラインゲームなどが、低い制作費でたくさん作られる傾向にあります。制作費が低くなってくると、それまでのように一人の声優に多くのギャラを支払うことができなくなってきます。
 ベテランの声優はギャラが高く、どうしてもそう多くはキャスティングできません。特に登場人物の多い作品などではそれだけ多くの声優が必要になるため、ギャラの安い新人声優や若手声優が多くキャスティングされることになるのです。


 人気の職業だが資格などによる制限がないため、人材があふれているようだ。
 しかも、制作費を抑える目的で、新人声優がいわば「使い捨て」のようにキャスティングされる傾向があるという。
 これだと、地位を確立するのも保持するのも大変だろう。
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原始的手法

2018年12月23日 08時18分49秒 | Weblog
老人ホームの入居一時金、26億円消える 買収で発覚
 「首都圏で有料老人ホーム「未来倶楽部(くらぶ)」など37施設を運営する未来設計(東京)で、入居者から預かった「入居一時金」の大半が消失していたことが、同社を買収した企業の調査でわかった。帳簿上、38億円余残っているはずの一時金が12億円余しかなかった。入居者の遺族らに残った一時金をすぐに返還できないなどの影響が出ており、金融機関に支援を求めている。
 「未来設計の財務部長が、同社の持ち株会社を今年7月に買収した同業の「創生事業団」(福岡市)に内部告発して発覚したという。財務部長によると、未来設計の創業者の女性(70)の指示で、入居一時金を一括で売上高に計上して役員報酬などに使い、赤字経営の実態を黒字に見せかけていたという。

 どのような粉飾がなされたかが問題である。
 普通に考えれば、負債の部に預り金、資産の部に現金・預金というのが最初の仕分けだろうが、現金・預金は最も粉飾がしにくい勘定科目の一つである。
 ところが、何とこの会社は、入居一時金を最初から売上高に計上しているらしい。粉飾というのもお粗末な、原始的手法である。
 これだと、入所契約上の入居一時金合計額と、決算書上の預り金とを照合すれば、ただちに粉飾が判明するだろう。
 だから、買収時のデューデリジェンスでは、こうした作業が必要ということになる。
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執念深い

2018年12月22日 08時10分31秒 | Weblog
ゴーン容疑者再逮捕「日本検察の執念深さ証明」独報道
 
 ドイツのDPA通信が「日本の検察は執念深いことで知られるが、それが証明された」と報じたそうである。
 だが、執念深いのは検察だけではない。
 前に所属していた事務所の事件で、勾留満期で釈放され、警察署の入り口を出ようとしたら、逮捕状を示されて逮捕されたというケースがあった。
 これは、被疑者に心理的ダメージを与えようという意図でなされたのではないかと思われる。
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