群居本能（４）

クラスター発生　「昼カラ」悪者扱いに不満の声　介護予防や憩いの場なのに…
　「昼カラを悪者扱いする声もあるが、カラオケを楽しんでいた常連客の男性介護職員（50）は「世話をしていた50代の男性が店で歌うことでうまく話せるようになった」と、対人コミュニケーションを促す効果に目を向ける。」
　「「大声で歌わない、会話はしないでは、店を開ける意味がない」と不満混じりの本音を漏らす。」

　「新しい生活様式」は、チンパンジーから進化したヒトの群居本能に逆らうものなので、当然、群居を好む人々にとっては抵抗が大きい。
　「対人コミュニケーション（会話）」や「複数の人間が大声で歌うこと」は、「濃厚接触」に当たり、避けるべきものとされてしまう。
　これからは、チンパンジーのようにではなく、クマのように生きることが求められるのではないだろうか？