ぽちゃりんぐ

カッコよく自転車に乗りたい! 脱ポチャ!

久々のライドは、荒川〜多摩川

2020-10-27 21:54:00 | 日記
肌寒くなってきたこの頃。寒い季節は乗ってて辛い。この日はまだそこまで至らず、膝丈のレーパンで走れる天気になった。

このところ、自転車に乗ると言えば多摩川がメイン。まぁ、慣れればストップアンドゴーもスムーズに、譲り合いの精神で走る土手だ。



今日は荒川を走ってからの多摩川への移動。久々の荒川だ!

荒川を走る、といえばそれはほぼ、高半に行く、と同義ではあるが、今日は南下の方向へ。久々の荒川は道が広く快適で、気持ちいい意外な言葉が出てこない。しかも追い風だ。

あっという間に河口に着いてしまった。



都内も人が多い。ちょっとしたお店には行列が出来ている。あぁ、withコロナにはこうして慣れていくのかな。

品川を経由して15号を多摩川へ。環七を過ぎてからは路面も少しガタついてくる。太いタイヤかサスペンションが欲しくなる。

多摩川の河口付近からの土手は狭く、そして昨年の大雨の爪痕がまだ少し残る。それでも人はたくさんいて、サッカーを応援する親、ランニングにスケボーに、お散歩。土手は今日もたくさんの人の憩いの場だ。

久しぶりなので、のんびりのんびり走って帰宅。楽しかったなぁ。朝早かったこともあって、日も高いうちに帰宅できた。そのまま自転車を掃除して収納。

いい1日だったなぁ。
早くなくても、じっくり乗っても楽しいなと再確認。それでもやっぱり都心は信号も多く、改めて遠くに走りに出かけたくなった。筑波か湯河原か、はたまた長野まで行くか。もうすぐ雪も降る。今年はあと何日乗れるかな。

イネオスはやっぱり強い。ツールとジロとブエルタと。

2020-10-27 00:06:00 | 日記
昨日、2020年のブエルタが終わった。圧倒的な優勝候補だった"G"ゲラント・トーマスがスタート直後にボトルか何かを踏んで落車しリタイヤという不運に見舞われながら、ゲイガンハートが見事に総合優勝に。

そして同じ日、ブエルタでは圧倒的優勝候補のログリッチの隙を見逃さなかったカラパスが総合首位に立った。

イネオスと言えば、フルーム、トーマス、ベルナルのフールドフランス優勝経験者がトリプルエースとして所属している。しかしながら、フルームは怪我明けで以前の様な走りにはならず、トーマスはボトル踏んで落車し、ベルナルもツールをリタイヤ。

それでも、クフィアトコフスキーがツールでステージ優勝し、ジロではガンナの4勝を含むステージ7勝と総合1位。3人いるエースが総崩れでもここまで強いイネオス。さすがとしか言いようがない。

今年、エースが崩れたことで、アシストのプレッシャーからも解放されたのかどうかは分からないけれど、なんとなく、チームもいい雰囲気になっているような気がする。

さぁ、残すはブエルタの結果のみ。引き続き、ユンボヴィズマは強力でログリッチも諦めていないと思うが、イネオスはどこまでいけるか。気になるのはフルームだ。カラパスを勝たせるためにどう動くのか。なかなか難しいのかもしれないが、フルームが調子を取り戻して、最強アシストとなってカラパスを守り抜く。そんな姿をどこか期待してしまう。


↑フルームのTwitterより。この派手な自転車でこれから走るのかな。


かつては、強すぎるイネオス(sky)に嫌悪感もあったのに、今では強すぎるユンボヴィズマを倒すチームが現れることをどこかで楽しみにしている。これが判官贔屓というものか。

きっと、このブエルタは17ステージの山岳ゴールまで勝者はわからないだろう。睡眠不足の日々は続く。あぁ、大変だ。
とにかく、コロナが落ち着いて、ブエルタも無事にマドリードまで到着しますように。


やったぜサガン!

2020-10-16 02:00:00 | 日記
ジロ・デ・イタリア10日目。
久々にサガンの勝つ姿を見られた!!

スプリント勝負ではなく、上りで突き放す、サガンならではの見せ場を作っての独走勝利。昨年から、悔しい場面が多く、今回のジロでも、勝ち切れない場面が多かったので、不安もあったけれど、めでたく一勝。本当に良かった!!

今回は上りスプリントで独走勝利というサガンらしさ溢れる勝ち方だったが、ぜひ今度はスプリント勝負で勝つ姿を見たい!

・・・と思っていたら11日目はまたスプリント2着。。。最近こんなのばかりだー。すっきりしない。。。

↓サガン違いのオススメ。よくここまでボケられる。



がんばれサガン!

試合に勝って勝負に負けた/五輪代表決定

2020-10-13 09:55:00 | 日記
五輪のロードレース日本代表が決まった。
新城幸也の他、もう1枠を争ってレース会場のみならず、スポーツ裁判調停を巻き込んだ場外戦が繰り広げられたことは自転車好きは知った話。




つまりは、UCIポイントの順に代表選手が決まるというルールの中、コロナの影響で国内レースが中止になり、国内チームに所属する増田選手はポイントを積み上げる機会がなくて不公平、というもの。

結局、その点については不公平とはならなかったものの、所属する宇都宮ブリッツェンの支援もあったのだろう、駆け込みでスペインのレースに登録することができて、直接対決による決定となることができた。

そしてこの機会をものにした増田選手が、20位に入ることでUCIポイントを積み増し、中根選手を抜いて五輪代表に決定した、という話。

増田選手、おめでとうございます。五輪のハードなコースで、ぜひ活躍してもらいたいです。

この展開を見ていて、自転車レースならではの、皮肉な展開に気付かされた。これまでは、国内チームだから五輪に出られない、とされていたが、増田選手を五輪に出すため(だけじゃないかもしれないが)、チームがバックアップしてスペインのレースに臨むことができた。この時点で、チームとしてこのレースの目的は、増田選手にポイントを加算してもらい中根選手を抜くこと、になった。

一方、海外チームに所属する中根選手は、地元のレースなどでポイントを稼ぐことができた。その結果、ポイントランキングで2位となり、五輪の出場権をほぼ決定付けていた。
中根選手の所属するチームとしては、このレースは中根選手のためではなく、チームの勝利のための走ることが決められていたのだろう。エースではない中根選手は、他の選手に守られることはなく、DNFという結果に。ニュースをちゃんと読んだ人なら気付くだろうが、このレースに優勝したのは、中根選手と同じチームに所属するサイモン・カー。つまり、中根選手が所属するNIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスは、しっかりこのレースを勝っているのである。

自転車レースはあくまでチーム戦。中根選手には残念ながら、チームにとっては、このレースに勝つことが中根選手の五輪出場よりも優先事項であった。試合に勝って勝負に負けた、とはこのことか。劇的なドラマだ。

これだから、ロードレースは面白い。

やるなぁ、スペシャライズド

2020-10-11 01:15:00 | 日記
スペシャライズドから新しいブランド、エートスが発表された。





UCIの規定を無視して軽量かつ高剛性のハイスペックフレームを発売。元々、他メーカーの一歩先行くような開発力を見せるスペシャライズドだが、このエートスには恐れ入った。

多くのレースバイクメーカーは、ツールドフランスを優勝するための、最速バイクの開発に研究リソースを費やし、その知見をコンシューマーモデルに落としていく、という流れが一般的である。
その中で、レースで勝つことを目的としないハイスペックバイクの開発が出来るというスペシャライズドの、メーカーとしての余裕をまざまざと見せつけられた気がする。これぞ、最強のホビーレースマシンとも言えるのではないだろうか。

バイクメーカーが皆一様に同じゴールを目指す中、全く別のゴールに向けた最高のフレームを作る、このアプローチは素晴らしい。UCI認定レースに出るわけじゃない、でもアマチュアレースやヒルクライムイベントで結果を出したい、という人にはうってつけだろう。来年の富士ヒルなんかで目にしそうだ。

プロ志向の新Tarmac、超ロングライドのルーベ、そして最軽量のエートス。隙がないにも程がある。これがスペシャライズドか。横綱相撲、だなぁ。。。

軽量バイクのイメージが強いSCOTT辺りから似たコンセプトのフレームが出てきてくれたら、おお、となった気もするけれどな。。。スペシャライズドに全部持って行かれたような、そんな印象だ。