ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

岸田・バイデンの会談、実現は不可能/アメリカは日本を属軍としたいために「憲法改正」を迫るだろう。

2024年04月13日 | 政治

岸田・バイデンの会談は日本国民の支持など得られない。
日本は戦争に参加できる状態ではない、国民を戦火から護る手立てもない。
「憲法改正」というがその内容もテーマだけで内容は「憲法改悪」が待っている。
戦える国=護国とはいえない現状を知っている。ドイツでも「戦争はこりごりだ」と度重なる戦争を経験してきただけに、ドイツ国民の本音である。(昨年亡くなられたジャーナリストのクライン孝子氏からじかに伺った)(ブログ主)

ところで長谷川幸洋氏によると・・・

日米の枠を超えた会合

「日本は米国と一体には動けない」という事実

いくら共同声明が「グローバルなパートナー」とか「地球規模の協力」などと美辞麗句を並べても、実際には「日本は米国と一体には動けない」のである。

バイデン政権とすれば「日本はさっさと憲法を改正して、真のグローバル・パートナーになれ」と言いたいところだろうが、それを言ったら、内政干渉と反発を招き、岸田政権も苦境に立ってしまうので、あえて言わない。それが真相、と私は思う。

岸田首相は1月の施政方針演説で「自民党総裁の任期中に憲法改正を実現するため、最大限努力したい」と語った。だが、9月の任期終了までに、改憲が実現するなど、誰も思っていないだろう。私は、まったく期待していない。

バイデン氏は岸田首相を追い詰めなかったが、もしも11月の米大統領選でドナルド・トランプ前大統領が復活すれば、どうなるか分からない。バイデン政権以上に日本に役割を果たすよう、期待する可能性もある。そうなれば、憲法改正は、これまで以上に待ったなしの課題になる。

全文は 「岸田・バイデン」日米首脳会談で語られなかった「ほんとうの問題」…日本が抱えている「致命的な弱点」の正体 (msn.com)

岸田バイデン に対する画像結果

 ブログ主・・・もしトランプが大統領になればイランに厳しい態度をとるので、日本は対イランではないので日本の立場は苦しくなるだろう・・・アメリカにとって日本に「憲法改正」をさせ、アメリカの属軍にしたい、それゆえのアメリカ側の岸田首相演説に対する「大拍手」だったと思う。

私は「憲法改正」について、このような世界情勢の中で利点より日本が戦火にまみれる可能性が大きいと感じている。何でも「憲法改正」と言っておけば「保守」なのではない。しかも今、まともな論がないのだ。
日本の置かれた現状を考えれば「調停役」として活躍を望む。お経を唱えるように「憲法改正」を言えば保守というのは現状に責任を持っていないということ。そして今の中国を過剰なまでに刺激するのも正直なところ危険だ。日本は日本としてきちっと考えていかないと亡国となる。
「憲法改正」と言えばナントカなるのではない。冷静に考えたい。私は現状を見てそう考える。

ある自民党議員はこう言った。私はじかにその場に居合わせて聴いたのだ。
>シェルターだって? そんなおカネはどこにもありませんよ。
戦前戦中の日本は自前で防空壕を作っていました。今では舗装されていてそれはできませんけれどね。
・・・そして支持者からは「徴兵制復活」を言う人もいた。
さらに「現代の兵器は高度化され専門的知識と経験が必要だから素人を徴兵しても意味がないので徴兵制はありえない」という説もあるが、ウクライナが年齢を指定して徴兵制で戦っていることも、ロシアが強制的に戦地へ民間人を送っていることを見ても、それはありえない。

予想した通りだった。いかにして戦争を避けるか、今はそれを考えるべき時で、国民の命を護るには「憲法改正」の掛け声で無責任に煽ったり無知ゆえに安心したり、それに政治の土台がなっていない。
賢明な政治家が少なすぎる。

日本の限界を超えた危険な政策やそれを軽く信じてふれまわることはやめるべきだ。
もうひとつ「臣民」などと言って(自分自身がそれでいいのだったら問題ないが)他人に強制するような、また別の意見を持つ人に対して「威圧的」な態度をとる人たち、賢明な人たちではない。
安倍カルト、がおかしな「正義感や正当性」を持ってそれを振りかざす人達がいる。
岸田首相がとった今回の日米会談も安倍氏から引き継いだものだ。それは百田氏の「日本保守党」にも大勢いる。百田氏は安倍政権の間違いをハッキリ言うべきだ。でないと私は納得などできない。
百田氏の軽さ、またその周囲の人たちの便乗というべき安っぽい考えである。
また左右ともに「人権ゴロ」という人もいる、この言葉でハッとする人も多いだろう。「人権」は大切だがそれが言論弾圧につながることもある。正義という旗を押し立てて暴力をもって威圧する組織がある。
私はじかにそういうことを見て知って心配している。
これは正論をおびやかす危険さを持っている。これがファッショにつながる危険性も感じ、本当の「人権」とは真逆の締め付けに道をはずす危険を思う・・・。私はこういうのをよく見てきた。賢明な路線ですすめるべき。また、逆に性被害を受けた女性を「左派だ」「枕営業」などと断定して追い詰めることもある。
「こんな人たち」「アベガ―」と言って異論を蹴散らすのもいる。共に許しがたい。

左右ともに「便乗型」は話にならない。人それぞれ日本を思って意見を重ねることを期待し、また日本という祖国への責任と思う。(身の危険を感じない環境が必要だ、身体的だけでなく精神的にも脅かされることのないように)

ブログのティールーム
Dango Stock Photos, Pictures & Royalty-Free Images - iStock

プッチーニ「蝶々夫人」~ある晴れた日に  ソプラノはイタリア出身のガブリエッラ・トゥッチ。
子供時代の私がテレビではじめて本格的なイタリアのソプラノを聴いたのがトゥッチで、一瞬にしてその美声のとりこになった。
蝶々夫人はけなげなヒロインだが、声はアイーダを歌えるような強靭さが必要。
晩年のトゥッチと話せるチャンスがあったことがなつかしい。
その時に演奏会用の彼女の靴を拭いて箱にしまっている夫君のフィロー二氏とも話した。
靴の手入れをしているフィロー二氏はかがんだまま、私と話す姿勢で申し訳なく、はやく切り上げたが・・・

弟子だったトゥッチを世界的な名歌手に育て上げたフィロー二氏は彼女を妻に迎え、舞台の袖で「もっと深く息をして」「そう、うまくいった」と指示をしていたのも有名だ。(カーテンの陰で指示をしている姿も見えた。私が直に接した当時トゥッチは70歳を超えていたが、それでも子弟関係は続いていたんだなあって思った。

Gabriella Tucci - Puccini - Madama Butterfly - 'Un bel dì vedremo' - 1964



Gabriella Tucci Autographs


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4 コメント

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憲法改正 (onecat01)
2024-04-13 15:45:18
 ベッラさん。

 私は「憲法改正」に賛成しています。貴方と立場は違っても「国を愛する心」は同じです。

 左右の「風見鶏」を切り捨てる貴方の勇気を、応援しています。
Unknown (行雲流水の如くに)
2024-04-13 19:21:42
べつらさん、こんばんは。
ブログ主のご意見、参政です。
岸田首相は国内の不人気を何とか外交でカヴァーしようと躍起ですが、これは危険極まりないです。
アメリカに喜ばれるために日本と日本国民を犠牲にしようとしているとしか思えません。

裏金の後始末も付けられないで「憲法改正」でもないです。
法を破っておいて憲法を改正するとは、寝ぼけるなと言いたいですね。
日本は望まぬ「憲法改正」を要求されそうです。 (ベッラ)
2024-04-14 07:29:18
onecat01さま、コメントをありがとうございます。
日本は今回の岸田・バイデン会談により、日本が望まぬ「憲法改正」を強要されそうです。
日本には戦いに耐えられる何もありません。
日本の安全を願うには岸田・バイデン会談は大変危険です。また「土台」のない政府には強く諫める政治家も見当たりません。
私はどんな「立場」でもありません。
日本の安全をどうしても願うだけであり、自衛隊を死地に追いやってはなりません。アメリカの都合の良い「弾当て」になります。
また必要以上に台湾を護るなど、そんな実力も現実にはありません。今考えられるのは冷静な「調停役」です。
「土台」のない政府にどうやって諫めるのか、国家国民を護るのかが焦点と思います。 (ベッラ)
2024-04-14 07:50:08
行雲さま、現実的に考えて「土台」のない、根の腐った政府が勇ましく「岸田・バイデン会談」を許したのか、「深層ニュース」「プライムニュース」を視聴しても調子のいい意見がでてくるのに驚いています。
今朝、ブログを仕上げてまもなく、イランがイスラエルにドローン攻撃・弾道ミサイル攻撃というニュースが入ってきて、ブログに加えました。
イスラエルでは「シェルターに入れ」と放送されているようです。日本の現状は「シェルターを作るおカネなどありませんよ!!」という自民党保守系の議員の突き放した言葉、あまりにもその居直った姿勢に侮辱を感じました。多分シェルターはできないと思っています。しかしこのように突き放してそっくり返った政治姿勢では何も期待できません。
「票」のためにはトーイツとも手を組む、それで拉致問題などとんでもない、拉致家族はもうずいぶん前から「安倍さんは拉致問題を考えていない、やる気はない」と見抜いたお方がいました。
危険なのでお名前は書けませんが、「国家国民を裏切っても票稼ぎ」、漫画みたいなアホな世界です。

中国もこのままでは経済がうまくいかないので戦争に国民の目を向けようとする、中国もバカではありません。解放軍は職業であり、中国共産党の私兵です。歴史的に中国は国家の軍は持っていない、そして一部の権力者がそれをつかう。「中国人」というのはいない。いるのは部族集団であり、いつひっくりかえるかわからない政府でもあります。
日本は台湾を救う力どころか自国を護る力もなく、今回の岸・バイデン会談で「憲法改正」がアメリカ側が要求する、すると独立国家ではなく「アメリカの属軍」となる自衛隊、「深層ニュース」など自衛隊出身や独特の思想の人が「これで日本は有事の時にアメリカに助けてもらえる」と言っています。

コントロールされた独特の言論人にも用心しています。難しい局面をいかにまず日本の国家国民を戦争に巻き込まないかを考えるべきであり、応戦は最後の最後です。しかもそれは確実な滅びの道、イスラエルやウクライナは「シェルター」もあり、それがない日本は一面焦土です。「調停役」として日本の見識を保つしか現実の道はありません。
日本の限界を勝手に踏み込んだ今回の会談を批判・糾弾するのはもはや当然であり、日本存続にかけるために言うべきことは言わねばならないと思っています。

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