ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

深田萌絵女史「女性ジャーナリスト判決と真犯人」/プーチンと習近平が喧嘩?/オミクロン、高市氏が注意喚起発言

2022年01月31日 | 政治

 理路整然とした深田萌絵女史の意見です。
女性ジャーナリストレイプ事件判決と真犯人   深田萌絵女史

しk

裁判は両方に沙汰があった。就職活動をしている人に対して通常の大企業は人事が間に入る。
TBSに問題はなかったのか?これが一番の問題と思っている。
高校生の時点で就職活動に関することを学校は教えていなければならないし、企業側も徹底しておかねばならない。
そういうことを知らないと就職活動で何か起こっても一度人事に渡すことをしていれば、こういうことにはならなかった。
面接で若く美しい女性がくれば、複数で見ていれば「下心」は未然に事故を防ぐことができる。
メディア関係では採用前の人と飲みにいく、ということについてハラスメントの洞窟になってはいないか?
20代の時、歌手を目指している人が歌も上手いので放送関係の父に頼んだ。
面接で隣で父親がいたのに「プロデューサーと寝れますか?」と質問したことでビックリしたという。
面接官の男性に「3回・・・したら採用する」と言われた。人事に行って面接官を変えてもらうとか、面接に来た女性に「食事でも行きませんか」と二人になった時にいう。「チームで会う」「みんなで会う」などとしないといけない。
食事に誘い「仲良くなったら番組を持たせてあげよう」という。何かやましいことを考えている人だったのか。
両者の言い分がかなり食い違っていて、行為があったということだけ一致している。
面接は必ず人事を通す、食事・お茶など誘わないように人事を通すこと。
学校での就職活動のことで若い人の甘い考え方をただし、きちっと教えなければならない。
今回はメディア業界での慣習に問題がある。面接で変なことを言う人がいる。
「おい!」と言いたくなるような面接官がいる。それは応じてもらったことがあるから言う。
社長がキャバクラに行って「俺の秘書になれ」と連れて帰ることがある。
誘われたキャバクラ嬢5人がにらみ合っていることもあったという。きちっと社長にも教育することだ。
人事はどういう面接のプロセスをとっているのか、事件が起こってからは外からわからないし女性のほうが不利になる。
男性のほうが年上で仕事の熟練している人も多い、女性は仕事の知識がなく、不利である。(走り書き)
 さすがです、深田女史。今までこの事件でネットでは両派に別れ、ひとつも他の意見を聞くどころか、罵倒する、という状態でした。この事件、当然のことを言うのにも勇気がいるのですね。ともかく両派に別れ、「二者択一」を迫る、というのには冷静な発言をしにくい状態になり、あきれるばかりでした。よく似た例が安倍・反安倍に分かれて罵倒合戦に似ています。

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やはり中露のそれぞれの本音がでてきたようです。

旧ソ連圏の主導権めぐり中ロに不協和音 ウクライナ攻撃抑止「影の主役」は習主席?【解説委員室から】

拓殖大学海外事情研究所教授・元時事通信モスクワ支局長 名越健郎

カザフ親中派を一掃 カザフの暴動は指導部内の権力闘争に発展し、名目的指導者とみられたトカエフ大統領が実権を掌握。30年にわたって独裁体制を敷いたナザルバエフ前大統領は引退を強いられた。  その背後でロシアの影がちらつき、プーチン大統領は旧ソ連6カ国で構成する集団安保条約機構(CSTO)の平和維持部隊約2500人を投入。トカエフ大統領は暴動鎮圧でプーチン大統領に「特別な感謝」を表明した。  この間、中国は出番がなかった。習近平国家主席は権力闘争の決着がついた後にトカエフ大統領に電話し、暴動鎮圧の支持を表明、北京冬季五輪開会式に招待した。外交筋によれば、中国もカザフに治安部隊出動を打診したが、トカエフ政権は法的根拠がないとして断ったという。  実際には、中国も加わる上海協力機構(SCO)の平和維持部隊があり、何度も演習を行いながら、出番はなかった。  権力闘争の結果、ナザルバエフ氏の側近中の側近だったマシモフ国家保安委員会(KNB)議長ら親中派が失脚した。マシモフ氏は武漢大学を卒業し、中国に太いパイプを持つ。

 

ロシアが背後で暗躍か

ウクライナは中国の「戦略パートナー」

ロシアの軍事介入に不満

オミクロン「感染増のピーク見えず」

東京医科大・濱田篤郎特任教授

全国的に新型コロナウイルスの新規感染者数は増えているが、オミクロン株拡大の影響で大きく増えた1月上旬に比べれば、増加率は緩やかになっている。とはいえほとんどの地域で最近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は100人以上。特に首都圏、関西圏の増加が目立つ。感染がかなり身近になっている。

これまでの傾向から考えると、各地で増えているPCR検査の陽性率や感染経路不明の割合が減っていかないと、感染増加のピークは見えてこないだろう。東京、大阪、沖縄では重症者が増えており、高齢者に感染が広がっていることがうかがわれる。

地域によって入院の基準が違うが、主に関西で病床使用率が高く、医療の逼迫(ひっぱく)が心配される。また、蔓延防止等重点措置の対象になっていない山梨で病床使用率が高いのが気になる。(産経)

自民党の高市政調会長は30日のNHK番組で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染がさらに拡大した場合の緊急事態宣言発令について、「可能性はある。経済への影響はあるが、命が一番大事。(岸田首相は)ちゅうちょなく判断されると思う」と語った。(産経)

キャスターの質問を抜いて、私の発言の一部を報じるメディアがあり、誤解が生じていましたので、念のため。感染防止策は怠らず、早期の治療薬投与で重症者数と死亡者数の極小化に努め、ピークアウト後は十分に経済社会活動を廻すべきです。


 私は今まで通り「三密を避ける」「マスク」「手洗い・うがい」「紅茶を飲む」など、素人なりに気を付けたいと思います。


ブログのティールーム
Image result for ホテルザッハ

毎年ウイーンで「ニューイヤーコンサート」が開かれ、ヨハン・シュトラウス父子の豪華な曲目が演奏され、最後を締めくくるのはいつも「ラデッキー行進曲」である。
ラデッキー行進曲
1848年に、オーストリア領であったイタリアの独立運動を鎮圧したラデッキー将軍を称えてシュトラウス父によって作曲された。
Radetzky March



ラデッキー将軍がミラノ風カツレツを気に入って、ウイーンに持ち帰って「シュニッツェル」になったらしい。

See the source image  See the source imageシュニッツェル

ミラノ風カツレツ


オーストリアの侵略を目の前で黙っているヴェルディではない。そこでシュトラウスが「ラデッキー行進曲」を作曲した翌年・・・ヴェルディは大作オペラをローマで発表、祖国統一運動にイタリアを巻き込み国民は愛国心に溢れ「イタリア万歳」と各地で狂喜して叫んだ。
ヴェルディ「レニャーノの戦い」のオペラを作曲。
1849年 新たに共和国が樹立された首都ローマで開演された。12世紀に「赤毛のバルバロッサ」なる神聖ローマ皇帝フリードリヒ一世がイタリアに侵入し、イタリアは都市国家で大軍に勝てない、そこで都市国家を集結し「ロンバルディア同盟」として力を尽くして迎え撃って勝利を得た物語をオペラに作曲。

La Battaglia di Legnano - Corelli - Stella - Bastianini (Scala, 7/12/1961) 



1961年にもミラノスカラで、コレッリ、ステッラ、バスティアニーニという当代随一のヴェルディ歌手を揃え、歴史的な公演になった。(このころ、日本にはデル・モナコ、テバルディが「アンドレア・シェニエ」で来日していた)

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バスティアニーニとコレッリ(ミラノスカラにて)右はアントニエッタ・ステッラ


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ウクライナ情勢/中共エリート、中国共青団が習近平に反旗を翻す!?/北京五輪開会式に参加予定の各国要人、台湾選手団は開会式参加せず

2022年01月30日 | 政治

 ウクライナ情勢を小泉悠氏が語ります。これにはビックリです。

【小泉悠】ロシアが狙う、ウクライナ3分割【#国際政治ch ダイジェスト】




 篠原氏はロシア通のひとり、ウクライナ情報は独自な見解があり、小泉悠氏とは異なる意見です。
【篠原常一郎氏】宮内庁報道規制、ウクライナ・カザフ情勢、北京五輪人権吹っ飛ぶ



走り書きをすれば膨大な量になるので、ラジオのように聴きました。
  
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プーさんは誰かに似ているということで・・・もちろん中国のリーダー

 ついにこんな日がきたか・・・中国

中共エリート、中国共青団が習近平に反旗を翻す!?   深田萌絵女史




習近平の為に忠誠を尽くすという歌を歌う・・・中国人ですら驚いた。
中央電視台は炎上し、これを削除してしまった。これは北京五輪で習近平を讃えるように、とアスリートたちにねじ込んできた。
中国の共産党員のエリートの家庭から選手を選んだ。中国は文化大革命の時代のように逆行しているので「褒め殺し」作戦に出たという。
「俺たちは習近平を絶賛せよと強制された」「習近平は毛沢東と並んですらいない、毛沢東夫人の江青二世だ」、とした。
「祖国の為に何でもします」というところにアスリートをのせていたが削除した。わざと習近平を讃えたものを「習近平への不満」をあらわしている。共青団、ニュースになったのは今回がはじめて。「習近平は祖国のために尽していない。台湾のTSMCらと仲良くしている」
今まで静かにしていた派閥が遂にニュースに出すほどになった。
日本ではTSMCを悪くいうメディアはない、安倍さんに台湾のばあやが付いていて
See the source image・・安倍晋三でも蔡英文でも私にそんなこと言える人はいないわよ、というありさま。日本の半導体の技術や日本の税金を台湾に献上してきた。

政治家は自国の未来が確実に悪くなるというのに、意見が言えない日本。(走り書き)

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中国外務省は28日、2月4日の北京冬季五輪開会式に出席する外国や国際機関の要人ら計32人を発表した。(このうち25カ国から参加する国家元首や政府首脳らは以下の通り)

〈ロシア〉ウラジーミル・プーチン大統領

〈カンボジア〉ノロドム・シハモニ国王

〈シンガポール〉ハリマ・ヤコブ大統領

〈カザフスタン〉トカエフ大統領

〈キルギス〉サディル・ジャパロフ大統領

〈タジキスタン〉エモマリ・ラフモン大統領

〈トルクメニスタン〉グルバングルイ・ベルドイムハメドフ大統領

〈ウズベキスタン〉シェフカト・ミルジヨエフ大統領

〈エジプト〉アブデルファタハ・シシ大統領

〈サウジアラビア〉ムハンマド・ビン・サルマン皇太子

〈カタール〉タミム・ビン・ハマド・サーニ首長

〈アラブ首長国連邦アブダビ首長国〉ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子

〈ポーランド〉アンジェイ・ドゥダ大統領

〈セルビア〉アレクサンダル・ブチッチ大統領

〈ルクセンブルク〉アンリ大公

〈モナコ〉アルベール2世公

〈アルゼンチン〉アルベルト・フェルナンデス大統領

〈エクアドル〉ギジェルモ・ラソ大統領

〈モンゴル〉ロブサンナムスライ・オヨーンエルデネ首相

〈パキスタン〉イムラン・カーン首相

〈ボスニア・ヘルツェゴビナ〉ゾラン・テゲルティヤ首相

〈パプアニューギニア〉ジェームズ・マラペ首相

〈韓国〉朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長

〈アゼルバイジャン〉アリ・アフマドフ副首相

〈タイ〉シリントン王女


台湾選手団、北京五輪の開閉会式に参加せず…中国の政治宣伝を懸念か

読売新聞

 【台北=杉山祐之】台湾教育部(教育省)体育署は28日、北京冬季五輪に出場する台湾選手団は開会式、閉会式に参加しないと発表した。選手の体調管理を優先したなどと説明している。決定の背景には、中国が北京五輪を通じて、「台湾は中国の一部」との政治宣伝を行うことへの懸念もあったとみられる。


ブログのティールーム


ポーランドのリンゴポット(このポットで焼きリンゴが作れます)

本日はアルトゥール・ルビンスタインが弾くリスト作曲「慰め」(コンソレーション)をお聴きください。

Vladimir Horowitz plays Liszt: Consolation No. 3 (1987)







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【クライン孝子氏】北朝鮮のミサイルはやがてキューバに?/ウクライナの日本大使館も一部退避へ/ポーランド、ベラルーシ国境沿いに壁建設開始

2022年01月29日 | 政治

【クライン孝子女史の言いたい放談】北朝鮮の挑発行為はロシア防衛の第2戦線である![桜R4/1/27]



ドイツからクライン孝子女史が先週に続いのお話です。
石油をめぐってロシアは西側を動かそうとしている。県視力のノウハウもウクライナは持っており、強気である。
エリツイン時代に失ったロシアの石油・ガスの権利をプーチンが取り戻したこともある。
次の選挙でプーチンは自分の強さを強調しあせらせている。
バイデンはプーチン潰し、「武器ではやられていないが石油ではやられている」とクライン女史、
ドイツはいろんな用意をしているようだ。
ドイツは「反ロシア」ではない、と水島氏は言う。(水島氏は先日馬淵睦夫氏と意見が一致していた。)
フランス、キューバ、南米諸国・・・そして北朝鮮のミサイル(ロシア製)をプーチンがやらせている。
キューバ危機は昔のケネディとフルシチョフのことを思い出す。
プーチンはミサイルをキューバに持ち込むことも考えられる。(私もキューバ、ということを懸念している)
中国はキリギスタンなどと結んでいる。クラインさんは「今、ギリギリの応酬」と言っている。
ドイツはロシアにハッキリ言っていない。

「日本は何もしないほうがよい」とクラインさん、岸田首相はボカシているが、やりようがないのでは?
水島氏はどうも馬淵睦夫氏の意見を受けているようだ。(馬淵氏はよい人だけれど、毎回同じこと言っている。耳にタコ状態)
水島さん、どうも馬淵さんの言葉を繰り返しで、クラインさんが言っていることを受け止めていない。
・・・水島氏は日本経済の衰退を嘆いている。若い人たちが可哀そうだという。年配が悪者か?それで解決できるのか?
年配者は堂々し、変な反省は惨めだ!!これだからホシュはしんどい。
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クラインさんは別の意見だが、もう少し放送時間があれば。水島さん、馬淵化か?馬淵さんはディープステート一点で「完結」だ。
クラインさん、またメルマガでお書きください。

 歴史的ともいえる欧米の対立構造を日本に持ち込ませないこと、対露で複雑な中国のことはよくみてから、であろう。すぐに「日本が間に入って」というとんでもホシュがいるのにはマイリマス。(ブログ主)

日本大使館も一部退避へ ウクライナ、情勢緊迫化

 外務省幹部は28日、ウクライナ情勢の緊迫化を受け、現地の日本大使館の態勢を縮小する方針を明らかにした。在留邦人の保護など主要な業務に当たる職員を除き、国外に退避させる。職員の家族は既に出国を始めた。

同省によると、大使館の職員は約20人。幹部は「危機において全員が現地に残る必要はない」と説明した。米英なども大使館職員の家族らの退避を決めている。  日本外務省は24日、ウクライナ全土の危険情報を4段階で上から2番目のレベル3(渡航中止勧告)に引き上げた。在留届を提出している約250人と個別に連絡を取り、商用便での出国を強く促している。日本大使館も一部退避へ ウクライナ、情勢緊迫化(共同通信) - Yahoo!ニュース


ウクライナがドイツ2枚舌批判「リスク過小評価しないで」ガス幹部が語る事情【中村ワタルの欧州沸騰現場】#53(2022年1月28日)





 さらりんさまのコメントを皆様に読んでいただきたく転載しました。
さらりんさま、ありがとうございます。

ポーランド、ベラルーシ国境沿いに「壁」建設開始

【AFP=時事】ポーランドのベラルーシ国境沿いで25日、移民の越境を阻止するための「壁」の建設が着工した。3億5300万ユーロ(約455億円)を投じ、国境全長の約半分に相当する186キロにわたり高さ5.5メートルの国境壁を築く計画で、6月完成を見込む。
ポーランド、ベラルーシ国境沿いに「壁」建設開始(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

・・・これは、私のブログにコメントをされている「さらりんさま」がより深く分析をされています。
下記に転載させていただきました。いよいよ大変な事態を迎えつつあるように思います。
さらりんさまのご意見を読みやすくするために二色でわけて載せています。

>ポーランドがベラルーシ国境沿いに
壁の建設を始めたという報道が先日ありました。
歯止めのきかない移民を阻止する目的と見られています。

ベラルーシから流入してくる移民は、
実はベラルーシ政府が背後におり、
政府を上げて交渉手段として移民政策を持ち出してきていると言われ、
ポーランドではそのもっと奥の黒幕は
ロシアであろうという見方のようです。

ベラルーシは仲介する立場であったはずが、
ロシアに経済的に追い詰められ、
ロシアからの経済援助を取り付けることで、
政権の維持をしてきた側面があり、
ロシアの属国のような色合いにさえ
見えると言われていた記憶があります。

詳細は不明ですが来月には
ロシアとベラルーシで軍事合同演習が
予定されているようです。
そのベラルーシには演習目的として
既にロシア軍が駐留しており、
ウクライナにとっては危惧されることのひとつであろうと思われます。

こう考えてみるとベラルーシの移民が
ロシアの傭兵として流入する可能性はないとは言えず、
祖国を失うという苛烈な歴史を持つポーランドが
他国から非難を受けてもこの壁の建設を選択したことは、
当然のことであったろうと思います。



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食べることのできるレース模様のお砂糖、ウクライナのティータイムです。

★ 本日はハンガリー出身の大作曲家、リストの交響詩「マゼッパ」をお聴きください。
前半はイッキに猛烈な勢いで突っ走り、中間部は美しいポーランド貴婦人を思慕する英雄を垣間見る思い
・・・そして後半は、英雄となったマゼッパの悲愴な戦いと悲劇、(これは11分20秒から)

心を揺さぶる名曲です。今も昔も変わらぬ壮絶な争い。どうすることもできない待ち受ける悲劇。
リストはヴァーグナーの師匠であり、岳父でもあります。

Liszt: Mazeppa, Symphonic Poem No. 6, S. 100


詩人バイロンが「マゼッパ」を叙事詩として書いた。バイロンはマゼッパの生涯に涙した。
リストはバイロンを読んで感動し作曲した。
これは史実で、ポーランドの宮廷で美しい貴婦人に思いを寄せ、追放された若き日のマゼッパ、彼を慕う多くの兵士たちと幾たびかの危機を乗り越えウクライナで英雄となる。
そしてスウエーデンを救うために立ち上がるが、叡知に長けたピョートルロシア皇帝の作戦にひっかかり、全軍敗退の悲劇となる。・・・これは今もなお続いていると思いながら・・・

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豊島晋作氏“ウクライナ戦争”は回避できるか〜最悪のシナリオも含め考える/ロシア通の篠原常一郎氏の解説/奥山篤信氏「エモーショナルな東京五輪観戦記」

2022年01月28日 | 政治

“ウクライナ戦争”は回避できるか〜最悪のシナリオも含め緊急解説 〜【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】(2022年1月27日)



鍵はNATO、ロシア、中国はどう見ているのか?
かつてハプスブルグの皇太子夫妻銃撃で第一次世界大戦がはじまるなんて当時誰が想像しただろうか。
ロシアのシベリア部隊も大移動してきている。ウクライナの親ロシア部隊も参戦するだろう。
野戦病院の設営もすすんでいる。キエフを攻撃となるとベラルーシのミンスクから出撃するだろう。
シリアで空爆の経験のあるパイロットも参加、ロシア軍はジョージア・シリアへの実践経験があり、情報戦を含めたサイバー攻撃によりダウンさせている。インフラに大規模な攻撃をするだろう。ロシアはウクライナを攻撃する十分な力がある。
想定可能なロシアの意図。ウクライナは15万人・戦車や戦闘機は古くロシアの敵ではない。NATOは攻撃に関与しないだろう。
ウクライナ軍に武器援助をするだけになるだろう。ハイレベルな兵器をウクライナに提供する気はアメリカにはない。
もし戦争になった場合、ロシアはウクライナ内戦だという姿勢をとる。親ロシア系の人々も多い、
限定的な軍事侵攻でウクライナを弱体化させ、NATO加盟をあきらめさせる方向。イギリスの情報機関はウクライナの政権転覆をはかろうとしているとしたが偽情報であるとも。親ロシア派の動きを制することになる。
最悪のシナリオはウクライナ全土を平定する、しかしこれには数が6割しかいない。キエフ、オデッサなど占領は難しい。
2月は北京五輪でプーチンと習近平が会う、戦争はすべての面で不意をつく。
ロシアとベラルーシの共同軍事演習は2月に終わる。
ロシアはバイデン政権の弱さを知っている。欧米の足並みは揃っていない。ドイツ、イタリアは足並みが揃わない。
イタリアはビジネスでプーチンと会談している。国家安全保障はロシアが経済制裁を受けてもあまり堪えない。
戦争は起きないと見ている人は5割以上いる。
☆フィンランド、スウエーデンなどが中立であったがNATOの加盟の声が上がる可能性が大きい。
中国はアメリカが今回何もしなければ、台湾にも何もしないだろうと誤解する可能性がある。
ロシアに対するウクライナはロシアの安全保障上、死活的利益であると思っている。
アメリカは中東での兵士の犠牲の数をはるかに超える可能性もある。



 ロシア通の篠原常一郎氏の話(動画より【新・オレの話し。】971庁「言論とう制」 ウクライナ何が事実? - YouTube
ウクライナの問題はアメリカの報道に、バイデンや英のジョンソンが「ロシアの脅威は戦争を前提とした~」と述べているが、何ら攻撃をするようなことはない、キエフに侵攻するかもしれない。
欧州は足並みが乱れている。ドイツ・フランス・ウクライナ・ロシアで話し合いをするという。バイデン外し。もはや「和解」が始まっているのではないか?
ドイツは武器を供給しないとハッキリ言った。ドイツはポーランドと取引している。バイデンとジョンソンの動きは「核でも使わないと無理」と思う。大使館員を退去させたり芝居している。
小泉悠氏、重大な責任だ。日本政府を誤らせるな!!これでは「軍事オタク」ではないのか。
戦争を持て遊ぶようでは困る。私を親露派というが、とんでもない。
自民党の外交部会のようないいかげんなことはやめてほしい。戦争をもてあそんではならない。
よく見まわすことだ。北方領土とクリミア、似通っているところもある。

カザフスタンから70パーセントのクロムを日本は買っている。

ローデシアから銅を買っている。政府がレアメタルの供給をやっているから今はいいが、ステンレスの需要を得られなくなると困る。
ウクライナの話で情報がどんどん入ってくる。
ロシアと中国の間で生物兵器の問題、など(走り書き)

☆ 他に馬淵睦夫氏と水島氏の対談があるが、話が(いつも同じ)ディープステートに焦点が当てられ、歴史的背景をそれだけに傾けることはバランス的に全部は了承しにくいので省くことにした。聴きたい方々はリンクを貼るのでご覧ください。
【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第35回「ウクライナ危機は国家と戦争の民営化演習?ポリコレ全体主義に支配されたアメリカの民主主義は?」[桜R4/1/27] - YouTube


迫りくる北京五輪を歴史の流れの中で「ベルリン五輪」と重ね合わせ、どうなることかと心配します。



◎月刊日本 編集部が薦める一冊 
『エモーショナルな東京五輪観戦記』
著者、
奥山篤信氏から解説が寄せられました。

月刊日本とは尊敬する南丘喜八郎氏が、僕が会社員と決別した時、<書く>ということに僕にチャンスを与えてくれた、今でもその恩を忘れない稀有の思想家であり稀有の出版者だ。

同氏とは意見も異なる局面があってもお互い認め合う(僕の勝手な思いかも?)間柄だ。
その月刊日本に、もう10年も経つのかな?編集者として参加した<牧田龍>氏とのご縁もにも感謝している。
その牧田龍氏が月刊日本で僕のエモーショナルな映画評の編集の担当となった。
何もかも阿吽の呼吸と言える龍氏の編集力はありがたい。

さてご縁というのは、実は僕が三菱に入社したのは龍さんの祖父の與一郎氏が亡くなった一年後だ。

三菱といえば、その頃紳士として礼儀作法に熟知した三菱マンを、まずイメージ想像するのが常識だ。
生まれてこのかた偽善が大嫌いな、三菱マンとしては異色の僕が三菱に入社したのもおかしな経歴だったと今更ながら自嘲する。よほど物産や関西系の商社の方が向いてたかもしれない。しかしその商事の先輩の中にもファンがおり、三菱重工に商事から流れた與一郎氏という男を絶賛する與一郎ファンの人々から聞いた。

とにかく”見かけの偽善的”三菱紳士から程遠い、しかし情のある(エモーショナルな)何よりも正義感に満ちた男の中の男としての武勇伝の絶賛の評価を聞いたから、僕のようにその頃若くして大志を持って商事に入った時、偉大な商事の先輩として、アイドルとなった與一郎氏の思い出がある。クライスラーとの提携を成功させ三菱自動車を設立した三菱紳士には、当時珍しい壮大な夢を持った”起業家”だった。

そんな與一郎氏へのイメージとぴったりと重ね合わせることができる人物が月刊日本のその直系の孫
牧田龍だ!

バックパッカーとして”地英語(じ・えいご)”を学ぶためアメリカを長旅した地・アメリカ通でもあるのを最近知ったが、祖父のように男らしいハンサムで正義感と男の美学を持ち合わせる、今時にない断固とした本物の”紳士道”を貫く與一郎氏の血筋に見えてならない。今回のこの僕の著書への気の利いた簡潔で内容ある評論を書いてくれて感謝している。 

書評 編集部が薦める1冊

月刊日本2022年2月号 

『エモーショナルな東京五輪観戦記』

奥山篤信著

春吉書房3,300円  エモーショナルな東京五輪観戦記 | 奧山篤信 |本 | 通販 | Amazon

   
本書の内容
第1章 東京五輪観戦記 = 言いたい放題
第2章 東京五輪に見る世界のミロのヴィーナス級美女列伝
第3章 東京五輪に見る世界のファッションを楽しむ
第4章 五輪の意義の変遷

牧田龍氏の書評

新型コロナウイルスの影響で、史上初めて延期された東京オリンピックが2021年7月23日に開幕した。感染者数が減らないために無観客での開催となった。直前の世論調査では多くの国民が依然として開催に反対していた。さらには、東京に4回目となる緊急事態宣言も発出された。こうした状況下で東京オリンピックは始まった。本書はその東京オリンピックの観戦記である。

 著者は、本誌でエモーショナルな映画評論を連載する奥山篤信氏だ。奥山氏は、オリンピック反対論を唱えるある大学教授が「大げさに『国民の分断』をした五輪強行」と書いたことに対して、「……もともとオリンピックなど何の興味もない者が、その騒動に便乗して湧き出してきたかのような、このミーハーのようなその主張の軽薄さには驚いた」(本書2頁)と斬り捨てる。

 一方、オリンピックが開催されたことに対しては、「人類が疫病という難関を、勇気と知恵と科学により克服して五輪・パラリンピックの開催の意義を死守したことは菅総理自身の固有名詞とともに五輪関係者の偉業として、日本史かつ世界史の後世にいたるまで讃えられるだろう」(5頁)と称賛を送る。

 オリンピック閉幕後のNHKの調査では、およそ5割の国民がオリンピック開催を「よかった」と評価している。先の見えない不安の中、多くの国民も奥山氏同様、アスリートの躍動に胸を踊らせたに違いない。一変した評価がそう物語る。

 著者は白血病から驚異の回復を遂げた競泳の池江璃花子選手に対して、「……素晴らしい。僕がいう天才とは努力によって自分を磨き上げる力の持ち主のことだ! 彼女の涙とは自分が達成したまず第一歩の自分自身への感謝とそれを支えた応援者への心からの感謝なのだ!」(45~46頁)とエモーショナルに記す。こうした観戦記とともに各競技の印象的なシーンやアスリートのカラー写真がふんだんに使われている本書を読むと、コロナ禍に希望となったあの夏の東京オリンピックが胸に蘇る。

(編集総務 牧田龍)

奥山篤信氏のこの新刊はyoutubeにてまとまっている。https://youtu.be/PxngECKRZQM




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「エモーショナルな東京五輪観戦記」を読みながら・・・
チャイコフスキー「眠れる森の美女」薔薇のアダージョ、1969年当時の公演(50歳)
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マーゴット・フォンテーン主演
・・・子供の時にテレビで公演の映像を見てから忘れられない名プリマ。
私が見た映像は50歳前後だったけれど美しかった。(1919年 - 1991年)

"Rose Adagio" SLEEPING BEAUTY (Margot Fonteyn)



               

ブロ友様が育てられた美しい薔薇「ローゼンホルン」、お写真を拝借しました。ありがとうございます。

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注目のロシア専門評論家小泉悠氏~ウクライナ続報その他

2022年01月27日 | 政治

【開戦】「見えない戦争を起こす可能性がある」ロシアはウクライナに侵攻?
プーチン大統領のお心次第?米露で手打ちは?小泉悠さんに聞く




NATOは本気でウクライナを護る気はない。もしそうすれば「核」戦争になってしまうおそれがある。
ロシア軍はウクライナ占領を考えても点でしか抑えられない。
それはかつてのナポレオンのロシア侵攻、日本の満州進出とよく似た「面ではなく点での制圧」になるからである。
ロシアはインフラを混乱させ戦争に見えない戦争を持ち込むこともある。
ものすごい火力で圧倒的に入るのか、それとも手助けを装って入ってくるのか?
ウクライナは「中立」という姿勢が考えられるか、ウクライナを4つぐらいに分割して統治するのか?
協議をしたがロシアの要求が強硬で不気味で怖い。
日本はロシアに経済制裁をするにもガスは必要、どのようにおさめるか、西側は破滅的な経済制裁をするというが、ロシアは基本的に自給自足できるので困っても国は潰れない。
これは経済が悪くなろうとウクライナな譲らない、という姿勢は崩さないだろう。
アメリカは「始まる」という姿勢で考えているという。
米露で裏で手打ちする、密約シナリオでやるならわからない。
ウクライナはNATO加盟の話が出て10年、密約の話は出てきていない。
米露でウクライナ問題は塩漬けにしてきたが、日本がロシアに理解を示すと台湾のことで困る。
プロフィール 小泉 悠(こいずみ ゆう )は、軍事評論家、軍事アナリスト。ロシアの軍事・安全保障政策を専門とする。


 追加動画です。(約47分ありますので、お時間を区切ってでもご活用ください)
【ロシア侵攻は】緊迫するウクライナ情勢…ロシア軍事侵攻の可能性は?【深層NEWS】


これまで見たこともない戦争準備、NATOの存在。現在は30か国、ウクライナがNATOに入るにはクリミアを取られてから入りたいという意見が多い、など詳しい解説です。
・ゲスト 鶴岡路人(慶應義塾大学総合政策学部准教授)
・小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師)
・キャスター 右松健太(日本テレビ報道局)
・コメンテーター 飯塚恵子(読売新聞編集委員)
・アナウンサー 笹崎里菜(日本テレビ)




ウクライナ情勢“最大の戦争の危機” 市民が軍事訓練「ロシア許せない」(2022年1月20日)



米・ロシア、冷戦期以来の緊張 金融市場揺るがす: 日本経済新聞

ブログ主・・・私が危惧しているのはロシアがキューバに要請していること、またテロ組織が狙っていること。
中国の内部問題、ロシアに操られミサイル実験を繰り返す「北」など、政府はロシア問題の軍事評論家である「小泉悠」氏を講師に呼んで問題の指導を仰いでいるとか・・・

報道も今は「統制」が強くなり、皇室のことも政府のこともSNSで一般に「言論統制」を強めてきていることだ。
ロシア問題に詳しい篠原氏は小泉悠氏を「ロシアオタク」と言っているが、ひとつ間違えれば国際問題になる。
勉強しない政治家・派閥争いにあけくれる政治家・評論家・政党の一神教シンジャは不要。
左右ともにこれに耐えうるだけの知識と見識のある政治家を求める。


ブログのティールーム


ヨハン・シュトラウス作曲「こうもり」に出てくる裕福で暇を持てあまし笑いを待っているオルロフスキー公爵の本来の姿を考えた。この時代にハプスブルグの時代は貴族であっても貧しく、それでいて真面目に働くよりも快楽を求めて国の建て直しなど考えていない。オルロフスキー公は「1812年」のナポレオンロシア遠征での戦いを経験し後退するフランス軍を追って南下し、ロシアから莫大な財産を持ってウイーンに来た。
その華やかな夜会に参加しておもいきり贅沢さに笑いさざめき、日常を忘れるウイーンの貴族たち。
しかしオルロフスキー公の「自覚なしの横暴」にはマイっていた。


ロシアの貴族と「フランス革命」
ナポレオンのモスクワ遠征に対する反撃に従事し、フランス軍を追ってパリに入ったロシア貴族出身の青年将校は、そこでフランスの「自由と平等」に直に触れ、自由主義国民国家に憧れる者も多かった。ロシアに帰った青年将校の中から皇帝の専制政治(ツァーリズム)に対する不満を強く感じる者が現れた。ウィーン体制のもとで、ヨーロッパの憲兵といわれたロシア皇帝は国際的な反動勢力の中心として、自由主義やナショナリズムへの弾圧を強めていたが、青年将校たちは、ツァーリズムとそれを支える農奴制がロシアの後進性の根元と考えるようになっていった。(この欄はWIKI)

 作曲家のヨハン・シュトラウスも支払いのよいロシア貴族からの仕事を請け負った。
ウイーン貴族とロシアの富裕な貴族(ウオッカだけを愛国心に)とのやりとりを思う。

Die Fledermaus - Ich lade gern mir Gäste ein 1972  3分35秒の動画



ロシアから来た富豪の貴族、オルロフスキー公爵は客人に乱暴にウオッカをすすめる。
給仕はロシアの服を着ている。オルロフスキー公は時々ロシア語訛りで歌う。

哲人で巨匠のベーム指揮、オルロフスキー公はヴァーグナー歌手のヴィントガッセン、
ウオッカを強引に勧められタジタジのお客アイゼンシュタイン(エーベルハルト・ヴェヒターが歌う)

和訳
<オルロフスキー公>・・・ちょっとすごい歌詞です!!
ぼくは大好きさ お客を呼ぶのが
みんなぼくのところではゴキゲンで
喋りたいだけ喋っていく
時には夜が明けるまでずっと

だけどぼくは退屈 大抵の場合
何をお客がしようと話そうと
でもホストのぼくには許されても
お客が退屈するのは許さない
もしも見つけたら 退屈そうに
この目の前でしてる奴がいたら
ぼくは容赦なくとっ捕まえて
放り出してやるんだ ドアの外に
聞いてくれるかい いったい
どうしてそんなことをするのって?
それがぼくのモットーだからさ
「あんさん 好きなことしなはれ!」



コメント
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