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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

IS、次は中国を狙う(宮崎正弘氏)/「もしトラ」(トランプ)だったら台湾興味なし、ウクライナ割譲もありうる。

2024年04月09日 | 政治

テロ組織に狙われるという恐怖・・・宮崎正弘氏のメールマガジンです。
IS─K(イスラム国ホラソン派)次の標的は中国

   7月のSCO(上海協力機構)北京大会が危ない

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サウスチャイナモーニングポスト(4月9日、電子版)が一面トップで伝えた。

 ロシアとイランで大がかりなテロを展開したIS─K(イスラム国ホラソン派)が次の標的は中国で7月に開催されるSCO(上海協力機構)ではないか、と。

北京はつねに厳戒態勢にあるが、テロリストは警戒に緩い場所を狙うから、120%の警戒など出来るわけがない。

背景には東トルキスタン独立運動がある。

タリバンがカブールを制圧する以前、アフガニスタンで相当数のETIM(東トルキスタン独立運動)など亡命ウイグル人が、タリバンに協力し、またタリバンの庇護下にあった。

タリバンが政権の座につくと、ウイグル人たちは居場所を喪った。
中国の圧力に負けてタリバンがウイグル人過激派に国外に出るよううながし始めた。

IS─Kはアフガニスタンに拠点を抱えており、兵士のリクルートを展開している。
タジク人のほか、ここに行き場所を喪ったウイグル人多数が、IS─Kに加入した形跡がある。

米国司法省の解説では「IS─K」は「ISIS─K」とされ、次のようだ。

 「イスラム国ホラサン州(ISIS-K)は、アフガニスタンに拠点を置くテロ集団であり、アフガニスタンとパキスタンで活動している。ISIS-Kは、主にパキスタン・タリバン運動(Tehrik-e Taliban Pakistan)、アフガニスタン・タリバン(Afghan Taliban)、およびウズベキスタン・イスラム運動(Islamic Movement of Uzbekistan)の旧メンバーからなり、2015年、ISISに忠誠を誓った。

 2016年7月、アフガニスタン、カブールで平和的な抗議活動に爆撃を行って80人を殺害し、230人を負傷させた。2016年8月には、パキスタン、クウェッタの病院で94人の死者を出した銃撃および自爆テロに対し、犯行声明を出した。

 ISIS-Kは、2020年5月、アフガニスタン、カブールの産科病院で新生児と母親を含む24人の死者を出した攻撃に対しても、犯行声明を出している。

 2016年1月14日、米国国務省は、米国改正移民国籍法第219条に基づき、ISIS-Kを外国テロ組織に指定した。それ以前の2015年9月29日、国務省は、改正大統領令第13224号に基づき、ISIS-Kを特別指定国際テロリストとして指定した」

       ◎◎み○☆や◎☆ざ○☆き◎☆◎ま○☆さ◎☆ひ◎◎ろ○☆  

ブログ主・・・ロシアではイスラム国のテロ以後、すすんで軍に入る人が増えているという。
中国はロシアとも距離を置き、経済建て直しの為に李強首相自らアメリカに対話を求めている。
習近平首相は国民の経済に対する不満を「台湾侵攻」で目をそらすかもしれない。
しかし中国は「国民皆兵」ではない。「中国共産党政権の為の人民解放軍」であり、今は就職難の為に「人民解放軍」に就職する人が増えてきた。ところが「人民解放軍」は兵士を減らしていた。経済が不況のためにAIなどに頼る方針というのも報道されていた。
李強首相がアメリカと経済問題で話し合いを求めたのは長引く不況のためであり、また中国周囲の国々やISに対する脅威もある。ロシアもISには困っている。


アメリカでは「トランプ前大統領」が再選されるのいう可能性が「もしトラ」という言葉でささやかれている。ただトランプはスキャンダルで選挙資金も困っている。日本の麻生氏がトランプに会いに行くという話もきくが、あの麻生氏は過激な話を勝手にする世襲の御曹司あがり、とても不安だ。
日本は中東の争いも当事者ではない。また台湾事情も経過を見るべきだ。日本が積極的に中国と戦うという放言は危険。何度も書くが日本は戦争ができる状況にない。勇ましいことを言う政治家や活動家は責任をとらない。三宅博先生も「政治家は責任をとりませんよ!!」と強く懸念されていた。
よく状況を見ることだ。

ブログのティールーム

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今日もブラームス、ブラームスの曲はロマンティックな中にも「建築的な構成」と思う。
ラトヴィア出身の世界的なメッツオ・ソプラノであるエリ―ナ・ガランチャ、リサイタルで最初に歌った曲。

Brahms: 6 Gesänge, Op. 3 - I. Liebestreu 「真実の愛」





コメント
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