私の好きな名優 唐国強、そして西村真悟の語る「誇るべき満州」
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さらりんさまが、先日の「誇るべき満州」をご覧になって、ご感想を書いて下さった。
ぜひ、ここに掲載させて頂きたくお伺いすると、快く了承して下さったのでご紹介する。
動画、拝見いたしました。有り難うございました。
西村さんの満洲のお話も興味深く、そうした背景を考えながら、動画を見ますと、唐国強氏を通して女真族やホンタイジの生涯が演技を越えたものとして迫って参ります。
満洲は文殊菩薩から由来したものであり、またそれを信仰していたと言われますが、武力ではなく知恵で国を治めようとした姿と重なりました。
ホンタイジの姓が愛新覚羅であったこと、その溥傑氏も書道の大家で、とても流麗な書体だったことを思い出し、唐国強氏のエピソードとも重なり、民族の意識、歴史の強さが感じられました。
中華思想で、他国、他民族に格差をつけ、自らの文化、歴史を尊いとすることで自国や自己を守ろうとしているのでしょうが、近代以前に漢民族からすれば異民族であった女真族から支配を受けたこと、また日本が満洲国の建国を始めたこと、また、それを阻止できなかったことは、その異民族の支配を受けた時代を彷彿とさせ、非常に屈辱的であり、漢民族としてのトラウマの産物であることがよく分かります。
今はもう、言語(満洲語)も殆ど話す人はいないと聞きますが、その民族意識の高さは脈々と受け継がれていると本で読んだことがあります。ベッラさまが教えて下さった唐国強氏のエピソードも、それを大いに感じさせるものでした。
日本も西村さんが仰るまでもなく、歴史教育は不十分ですが、中共、韓国も、作り物の歴史を信じさせ、作り物の国家に忠誠を誓わせ、国内の不満は日本叩きで解決しょうとする国家の在り方は歪みきっています。
日本の大化の改新の時代には、独立国家であったとされる、長い歴史を持つチベットに代表されるように、少数民族が、今この時も中共の同化政策に苦しめられ、弾圧を受けていることを思うと、私たちにとっても決して対岸の火事ではないということを肝に命じなければならないと思いました。
なんと言っても政府が異常な媚中、媚韓、自らその歪みに入り込もうとする輩ですから、本当に油断ができません。
まだまだ勉強することばかりです。中国史にお詳しいベッラさまに、お恥ずかしいのですが、私の感じたことを述べました。 さらりん
西村真悟氏は「即ち、チベットやウイグルやモンゴルが支那ではないように、満州も支那ではない。
そして、チベットやウイグルに中共が武力侵攻してそこを奪ったように、満州も中共に奪われた。
満州は、中共の東北部ではなく満州である。
満州を侵略したのは、日本ではなく、中共であると書かれている。(西村真悟氏のメルマガより)
私もこのことは知っていた。それをブログに書いたのが昨年の一月だった。
それはもう削除してしまった。満州問題を書いたことで、中国人と称する人に延々と反論され、ごり押しそのものの中国共産党の
見解を強要され、非常に恐ろしい思いをしたからである。
でも、私の考えは変わらない。
「三国演義」では諸葛亮の唐国強の他にも満州族の名優がいる。
【全身是肝】と讃えられた趙雲子龍を演じた「張山」である。
カメラワークも追いつかないほどの見事な馬術は、騎馬民族である満州族、すなわち女真族の伝統であった。
さらりんさまに感謝をこめて、張山が扮する趙雲子龍の名演技の動画をお贈りします。
張山氏は子ども時代から、家族ぐるみで唐国強と交流があったという。
この動画は日本語に吹き替えしている。
趙雲の雄姿に魅了される敵の曹操、この役者は鮑国安といい、映画「阿片戦争」でみごとな林則徐を演じた。唐国強のライヴァルでもある一級俳優である。
Zhangshan as Zhaoyun -02
☆ 主君、劉備の一人息子である赤ん坊を胸にくくりつけ、敵陣をくぐりぬける趙雲、
その趙雲の武勇に魅了され、称賛し、「殺すな」と命じる曹操。
途中で流れる変な歌は御愛嬌である。