ニューヨークの想い出

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321、鋼鉄のカーテン

2009年02月03日 | Weblog
鉄のカーテン(Iron Curtain)というと東西冷戦の緊張状態を表わす言葉として用いられましたが、鋼鉄のカーテン(Steel Curtain)はNFLの「ピッツバーグ・スティーラーズ」のことです。
チーム名の「スティーラーズ」は、ピッツバーグが鉄鋼の町として栄えたことに由来しています。
70年代に2度のスーパーボウル連覇を果たして(74年と75年、78年と79年)、70年代だけで4度のスーパーボウル優勝を成し遂げ、当時のディフェンスはその強さから「スティール・カーテン」と他チームに恐れられていました。
相手の攻撃をSteel Curtainで防ぐ鉄壁の守りですが、守りと言うより相手の攻撃陣を撃破する攻撃的ディフェンスです。

今季のスティーラーズもSteel Curtainは健在で、スーパーボウルに駒を進めました。
第43回スーパーボウルは2月1日フロリダのタンパで行われ、AFCを制したピッツバーグ・スティーラーズがNFC覇者のアリゾナ・カーディナルスに27対23で勝利し、史上最多の6度目のスーパーボウル制覇を成し遂げました。(2005年にも優勝)
前半を17対7とリードし折り返しますが、第4クオーター残り2分37秒で20対23と逆転されてしまいます。
しかし、残り35秒でロスリスバーガーがエンドゾーン右奥へパスを投げ、これをホームズがギリギリ伸び上がってスーパーキャッチ、土壇場で再逆転しました。
去年のジャイアンツも劇的な優勝でしたが、今年のスティーラーズの勝利もスーパーボウル史上に残る劇的な勝利でした。
ちなみに、スティーラーズのトレーナーは日本人女性で選手を支えています。
一方、カーディナルスは、NFLで最も長い歴史を持ち、1920年にNFLが創立された当時からのメンバーですが、スーパーボウル初制覇はなりませんでした。
写真は残り35秒でホームズがギリギリ伸び上がってスーパーキャッチした場面です。
両足が着いているか微妙で、ビデオ判定されました。

38、アメリカで一番美しい町
50、フットボール未亡人
100、NYジャイアンツ\(^o^)/
を参照

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