1592、電撃移籍

マリナーズのイチローがヤンキースに移籍しました。
23日夜（日本時間）は何の噂もありませんでしたが、24日朝起きたらすでにヤンキースの一員でした。
移籍会見の僅か3時間後の24日朝（シアトル23日夜）、ヤンキースのメンバーとして古巣マリナーズとの試合に8番右翼で出場ました。
第1打席で移籍後初安打を放ち、すかさず盗塁も決めました。
この日の試合は黒田投手が先発し、7回を1失点の好投で10勝目を挙げイチローのヤンキース移籍に花を添えました。

最近のイチローを見るとマンネリ化して、イチロー本来の魅力が発揮できていないように感じていました。
イチロー自ら「環境変えたい」と、トレードを希望して若手投手2人との交換トレードが成立しました。
新天地で心機一転、さらなる飛躍を期待します。
背番号も51から31になりました。
この日の試合でセーフィコ・フィールドのマリナーズファンは、全員スタンディングオベーションで敵となったイチローを迎えました。
これに対しイチローはヘルメットをとって答えました。
記者会見では11年半過ごしたマリナーズとファンに感謝の言葉を述べています。
万感迫る思いがあったのでしょう。
言葉を詰まらせる場面もありました。
セーフィコ・フィールドの入口に架かったイチローの看板も取り外されることになります。
「733、今年もイチロー」の写真を参照

ヤンキースは松井がMVPを獲った2009年以来ワールドシリーズに出場していませんが、今年はア・リーグ東地区で首位を独走しているので、ワールード・シリーズ進出大です。
天才イチローがチャンピョン・リングを手にする可能性が出てきました。

「1539、またもすれ違い」で、イチローの試合を見られるかもと書きましたが、ヤンキースタジアムに行かなくちゃ。
ヤンキースとマリナーズは同じアメリカン・リーグに所属しているのでセーフィコフィールドでも見る機会はありますが。


記者会見


スタンディングオベーションのマリナーズファンに一礼


ヤンキースで初安打（センター前）