ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

177、万博のシンボル

2008年08月26日 | Weblog
マンハッタンの東へ6マイル(約10キロ)の所に広大な公園があります。
フラッシング・メドウ・コロナパークで、公園の面積は約508ha、ニューヨーク市の公園としてはブロンクス区のペルハム・ベイ・パークに次ぐ広さです。
一帯にはテニスの4大大会の1つUSオープンが行われるUSTAビリー ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター、大リーグニューヨークメッツの本拠地シェイ・スタジアム、クイーンズ美術館、ニューヨーク科学館、動物園、サイクリング・ロードなどいろんな施設があり市民のリクリエーションの場として親しまれています。
2008年には、約6億6300万ドルを投じて建設された水泳センター、フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク・プール・アンド・リンクが完成しました。
オリンピックサイズの室内プール、NHLの規定を満たすアイスリンクがあります。

ケネディー空港に降り立った人が車でマンハッタンに向かっていると、右前方に大きな地球儀が見えます。
ステンレスのフレームでできた巨大な地球儀「ユニスフィア」で、もともとは1964年のニューヨーク万国博覧会のシンボルでした。
(大阪万博の“太陽の塔”のようなもの?)
万博終了後もそのまま残され、今はフラッシング・メドウ・コロナパークのシンボルになっています。
この辺一帯に多くのパビリオンが設置されました。
クイーンズ美術館はニューヨーク市のパビリオンだった建物を改装し、1972年にオープンしました。
その他、万博の建物を利用した施設も幾つかあります。
マンハッタンから近く、広いスペースが取れることもあり1939年にも万博が開催されています。
私の家はここから北東6キロ程のところでしたので、朝晩この「ユニスフィア」を見ながらマンハッタンに通いました。

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