会社で関連会社の映像開発を命令された際、スタッフの皆さんへ伝えていたことがあります。「自分達が開発しようとしている事は、世界中で誰かが考えているはず。ですから、開発急ぎましょう。」その後も幾つかプロジェクトに参加しましたが、「誰かも考えている。」この言葉は私の仕事のベースになりました。アイディアは誰しも考えていることです。そこで「行動」するか?「脳内に止める」だけか?で発明者か単なる「ほら吹き」かが決るのでしょう。「映画は劇場で見るもの。」なんですが、毎年アカデミー賞の最終審査投票の頃にはノミネート作品をレンタルで借りてきて、観るのです。その際何時も思うのは、映画は一視点で描かれていることです。主役を中心に描かれていることです。まあ、その通りなんですが。主役以外の出演者達の視点で描いてはどうなんだろう。巷では3D 3Dと騒いでおりますが。技術的効果ではなく、コンテンツ であるシナリオを多角的に考えて見てはと思っておりました。
違う形で観客とコミュニケーションを図り、ドラマの展開をオンデマンドで進めていくという試みがありました。カンヌ広告祭 で受賞した「Last Call」です。
違う形で観客とコミュニケーションを図り、ドラマの展開をオンデマンドで進めていくという試みがありました。カンヌ広告祭 で受賞した「Last Call」です。