外苑茶房

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2014-05-23 21:45:47 | スポーツ全般

ベースボールマガジン社の高校野球名門校シリーズで、「広島商業高校野球部~伝統の精神野球」が出ています。

以前、このブログにも書きましたが、私が最も好きな高校野球のユニフォームは広島商業です。
過去記事へのリンク

私が高校三年生の1973年(昭和48年)、怪物・江川の登場で甲子園は空前の盛り上がりを見せたのですが、その春のセンバツで準優勝、夏の甲子園で優勝した王者が広島商業でした。
(夏決勝戦のスタメン)
5浜中
7田所
6金光
9楠原
3町田
2達川
4川本
8大城
1佃



広島商業といえば、精神野球。
日本刀の刃渡り、腹式呼吸、上半身裸で裸足のランニングなど、凄まじい練習方法と厳しい上下関係が有名でした。
OBの達川光男さんは「一年生の365日は究極の1年だった」と振り返ります。


1973年の広島商業は、とにかく強かった。
達川さんによれば、センバツ準優勝の後、夏の大会まで試合で「先頭バッターを歩かせろ」と迫田監督から指示されていたそうです。それも、「3ボール2ストライクにしてから歩かせろ」と。
とにかく常に無死一塁というハンデを背負うようにして野球するのですから、強くなるわけです。
甲子園に行っても怖いものは無かったそうです。


7回も全国制覇した広島商業ですが、最近は甲子園から遠ざかっています。
名門の復活を心待ちする私であります。

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1 Comments

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深謝 (hchs21)
2014-05-25 15:42:59
広島商業野球部の事を書いていただきとても嬉しく拝読いたしました。優勝メンバーの内、佃、川本両氏が、お亡くなりになられてしまったのが残念です。
早稲田ラグビー部と広商野球部は特別な存在でした。体格に恵まれない普通の大学生・高校生たちが、創意工夫を重ねて、強力なチームに臨んで行く。鍛えぬかれた精神力とチームワークに感動したものです。
現在の広島県の高校野球は、当時とは様変わりで、群雄割拠、言い方を換えればどんぐりの背比べで、中々全国レベルのチームが出てきません。その中でも、広商は苦戦していますが、たまにはあのユニフォームを甲子園で見てみたいものです。
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