三社祭
江戸時代には神田明神の「神田祭」、日枝神社の「山王祭」、富岡八幡の「深川祭」が徳川幕府を鎮守する「天下祭り」として幕府の庇護を受けて江戸の三大祭りとして賑わいましたが、浅草寺・観音の祭りとして正和元年(1312)に始まった「三社祭」の歴史は更に古く 「観音祭」、「浅草祭」呼ばれて、地元に密着した祭りとして 現在まで連綿として続いています。
「三社祭」とは浅草寺の観音像を隅田川から発見し、この地にお祀りした土師真仲知命、檜前竹成命、檜前浜成命の三人を祭神とする浅草神社の祭礼です。
毎年、四十四ケ町の氏子等が浅草神社奉賛会をつくり5月に祭りを開催しています、浅草神社の三基の神輿に加えて約100基の町神輿が浅草地区を巡り、毎年3日間の期間中に約150万人の見物客を集める大祭です。
浅草寺脇にある浅草神社(廃仏毀釈以前は浅草寺と浅草神社は一体だった)
三基の本社神輿、今年は5月21日早朝に宮出、町内を巡って夜に宮入しました
鳳凰の飾りがついた一之宮 擬宝珠がついた二ノ宮・三ノ宮
神楽殿で演じられた奉納舞踊
巫女舞奉奏
広くない浅草神社境内はお参りの人に加えてイベント開催で大混雑
二ノ宮神輿の町内巡り
伝法院通りに入る二ノ宮神輿
馬道の神輿
浅草公会堂近くに設けられたお囃子舞台
子供神輿
人の波で一杯の仲見世を廻る神輿
お疲れ様 吾妻橋は交通規制が敷かれていた
浅草観光案内所2Fから見た雷門前の神輿
雷門に入る神輿
雷門をくぐったが仲見世には入らず、引き返してきた神輿