新宿御苑・プラタナスの並木
新宿御苑は江戸時代に保科正光を藩祖として幕府から領地を与えられた譜代大名信州高遠藩(33,000石)内藤家の中屋敷跡です。
「新宿」は江戸時代の明和9年(1772)に開通した下諏訪までの街道(甲州街道)の宿場です、当初、甲州街道は起点の日本橋から第一の宿場としてつくられたのが高井戸宿でしたが宿場間の距離が4里(16km)と距離が長かった為、その中間地であった内藤藩の敷地内の一部に新しい宿場(新宿)造ったことから「内藤新宿」と呼ばれる様になりました。
快晴の11月21日に大木戸門から入り新宿御苑を歩きました、今回は広大な御苑内の整形式庭園に絞って「秋」をカメラで切り取りました。
御苑から見た西新宿のドコモタワー
プラタナス並木の隣はバラ園
整形式庭園の色づいた160本のプラタナスの並木
知る人ぞ知る御苑の穴場、プラタナス並木に設置されたベンチでは木漏れ日の下、家族連れがゆったりと時間を過ごしていました
下の池と紅葉
色づいた木々が下の池に映える
イチョウの木が黄色一色 中の池
広大な芝生の風景式庭園と西新宿のビル群
風景式庭園からみた整形式庭園のプラタナス
風景式庭園からみた歌舞伎町方面
今年4月に旧新宿ミラノ座跡にオープンした東急歌舞伎町タワー プラタナス並木のベンチは満席 大木戸門入口のイチョウの大木
玉藻池脇の木にとまるコサギ
信州高遠藩(内藤家)中屋敷にあった庭園の名残を残しています