京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

火入れ

2024-03-13 15:33:16 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
窯に火が入りました。

窯はいつも、一本のろうそくの火から始まります。

ロウソクに火をつけ、そこからもらい火をし、
窯の焚口に積んだ薪につけます。
そしてその場にいる全員で柏手を打ち、
火の神様的な何か大きな力に
「イイ窯になりますように」など、
各々がこうべを垂れます。

火が入った窯、ある程度は人の力と知恵で
制御できますが、色合いなどは
人知の及ばないところで最終決定が下されます。

なので、毎回、愛宕(あたご)さんにお参りもしますし、
(愛宕神社は火の神様を祭っています)
窯の前は皆が柏手を打ち、こうべを垂れます。

そして、その日はそのまま鎮火。
次の日に再点火し、窯の焙りが始まります。
一昼夜かけてゆっくり温めます。


思っている以上に小さな火から始まります


燃えてきました。


ぼーぼー。

さて、皆さんは何を食べて元気を送ってくれますか?
みかん?ぷりん?
スコーンがあったので、写真を撮ってみましたが、
こんな有様なので、食べられる気がしません。

(大真面目に撮ってんけどな~)

明日本番です。頑張りますね。
(今現在の世界線では窯出しが終わりました)
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

コメント
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