京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

訓練校見学・その2

2024-04-27 15:42:20 | 気になるコト

こんにちは。
今日も訓練校見学の続きです。


冒頭の写真は、「炭山陶芸村」と
朝日焼の距離。結構あるよね~。
「ちょっと頑張る遠足」で歩ける距離ですが。

さて、炭山から下りてきた2年次の方々に、
窯場などをご紹介した後、新人ちゃんが
4月28日のワークショップのご紹介をしていた
風景をご紹介いたしますね。

画像
工房の前で説明。

チラシを見せて説明する新人ちゃん。
きみたちの先輩だぞ。耳をかっぽじいて聞け~。

画像
おお~先輩っぽい~。

チラシも新人ちゃんが作りました。
何人かが、お休みなので、
興味を持ってくれていたようですが、
果たしてきてくれるかな?
人に教える作業を見るという事も大事だよ。
陶芸に携わっている物ならではの
細かなコツなども伝えるからね。

ん?わたし?
いつものことですよ!

画像
説明を工房の入り口から見ていただけですよ★

新人ちゃんの先輩になっている光景を、
更に先輩面して覗いていましたとさ(笑)

今、ワークショップは
午後に、結構なにぎわいのご予約を頂いております。
午前は、皆さん家でゆっくりするらしく。。
メッチャお席が空いている状態。

いいお天気ですので、お出かけしてみて下さい。
宇治は今、藤とツツジが美しいです。
モミジの新緑もとても美しいです。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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陶芸訓練学校見学

2024-04-26 15:54:42 | 作陶館日記

こんにちは。
今日は、大きく括ったら後輩?の
陶芸の訓練学校の2年次の子たちが
朝日焼に見学に来たので、そのお話です。
陶芸訓練学校のHP

毎年、5月になる前に、
親睦も兼ねて、遠足として「炭山陶芸村」
(すみやまとうげいむら)を訪れ、
村の中の工房などを見学させて頂いて、
その後、2年生だけ、朝日焼に足を延ばす。
そんな予定で来てくれます。

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登り窯の説明を受けている生徒たち。

熱心に話を聞いている生徒たち。
現役で稼働している登り窯を見るのは
珍しいですしね。
しかも大屋根に覆われているので、
「古ぼけて」いない登り窯。
夏頃も焚きますよ~。エエ、現役バリバリです。

この中に、訓練校の先生もいらっしゃいます。
私も、新人ちゃん1,2もお世話になりました。

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どーこだ?(分かるわけない)笑)
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ヒント(笑)
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手前の黒い服の方が、ロクロ科の先生
奥の、眼鏡をかけている方が絵付け科の先生

懐かしくって、御挨拶させて頂きました。
(先生方はうろ覚えかもしれませんが。
何せ、大昔ですから~・・え?何年前?
軽く20年ぐらい前??・・え?ビックリ!笑))

今年の生徒たちも、真面目な子が沢山だとか。
卒業後は、京都だけでなく、
各地方へと就職をしていく彼ら、
陶芸の礎になり、実力をグイグイ伸ばして
陶芸業界を引っ張って頂きたいものです。

私も、若い子達を見て、
気持ちを引き締めて仕事に取りかかりますね。
まずは、コーヒーを一口のんでから。。と。
また明日!
Please stay healthy and stay safe.

画像
私が居座っている釉薬を掛ける部屋

 

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古代メキシコ展・その2

2024-04-25 16:01:08 | お出かけ

こんにちは。
古代メキシコ展続きです。

この展示会は、主に儀式で使われていたもの
供えられていたものなどを中心に構成されており、
その当時の人々の生活が垣間見えることは
少ないのですが、やはり遥か彼方に
失われた文明なので、興味津々の人々が沢山。

最近の展示会は、写真撮影も可能なので
あちこちで「写真を取られた方は
速やかに前から移動願います~」の声。
ですよね~。(写真OKはありがたいです)
そして、「順番は決まっておりません
アチラが空いております~」
「ガラスに近づき過ぎないでください」の声。

広く沢山の方々が来られるためなのか、
マナーをやたらとたしなめられ、
チョッとウンザリ。
そうでもしないと、カシコの人が
少なく、いざこざが起こってしまう
現状なのかもしれませんけれども。
チョッとうるさいから、もう少し声を落として
ピンポイントで注意・注文をしてほしかったです。
(愚痴です。ハイ。)

気を取り直して、展示品を見ましょう。

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ドスコイの選手

その当時、遺跡の敷地内には
大きな競技場も有り、そこで様々な
儀式や競技が行われていたようです。
この、ドスコイ君はその選手だとか。

腰に専用の器具を付け、
腰でゴムを固めたボールを打ち、
ゴールに入るよう繋げていく球技。

胴体周りに、
「U」の形の道具を装着していたとか。
え~、面白そうやん?ボールはどれかなっと。。

画像
堅った!
もっと柔らかいボールを想像してたわ!

ゴムを固めて作ったボールなのでガッチガチ。
これ、かなり痛い球技だよね・・?
そりゃ、腰の特別な道具の装着が必要だわ。

画像
偉い人。

偉い人しか、胡坐をかいて座る事が
許されていなかった文明だったそうで、
「あぐら=偉い人。」です。はい。

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ヒスイの針。

わ―綺麗~!
いえいえ。これ、いけにえの肩に
ブスぅーーーと差し、血抜きするためのブツ。

画像
ほら貝

コレ、展示の説明では「ラッパ」と。。
音が出るからね!同じだね!

画像
画像
ピラミッドを飾る
「羽毛の生えた蛇」神(部分)

こんな礎(いしづえ)になるもん取ってきたら
あかんてー!
なんぼ研究でも、そんなんしたら崩れるやん?!
無茶しよるな~。
なんて思いつつ展示室内を進んでいきます。
この辺まで来たらもうお腹いっぱい。
なんか疲れてきた。
今日の最後は鶏で締めておきますネ。

画像
赤いトサカや縁、胸飾りに使われている物は貝。

行商人などの物々交換や、売買で手に入れた
貴重な貝だったようです。
そうだよね~。
数キロ歩いたら海にたどり着く地形の
文明ですが、基本、ジャングル。
キラキラ光る貝などは人気だったかも。

何を入れて使用していたか、、などは
考えないでおきましょう。
心臓かもしれませんし・・内蔵?
いや、、
お酒とか、果物かもしれませんからね!

コレで残すところあと一回?
本当は、東京の国立科学博物館の
インカ展にも行きたいんですよね~
そちらは、当時の生活などが垣間見える
展示もあるようで、俄然興味がわく。
(こちらは6月24日まで)

古代メキシコ展は5月6日まで。
また明日。
明日は陶芸話を挟みます。
Please stay healthy and stay safe.

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古代メキシコ展

2024-04-24 16:10:49 | お出かけ

こんにちは。
今日はお出かけ話です。
少なくても3回にはなりますね~(笑)
お付き合い下さいませ。

大阪中之島にあります「国立国際美術館」にて、
「古代メキシコ展」が開催されております。
巡回はしない様なので、気になる方は
G.W中に訪れてくださいませね。
これ、5月6日までの展示ですからね~。
おとなりの、中之島美術館では
「モネ展」も開催されていますので、
(これも5月6日まで)
一緒に訪れてもイイかも知れません。
美術系統が真逆すぎて、
脳が混乱するかもしれませんけれども(笑)

さて、いつものように、展示品をご紹介いたします。
一緒にワクワクしましょう。
まずは、フクロウの器。

画像
アホ顔が可愛い~

何に使うための器か・・
忘れてしまいました。ごめん。
(しょっぱなから、この体たらく)笑)

画像
トウモロコシうぇ~い神。

これ、何に感心したかというと、
手でコネコネしているのに、その完成度。
それもそうなのですが、いたるところに、
「これ、タタラで板状の粘土を作って
それを重ね合わせたり、切り取って
装飾にしているよね~。」にです。
これらの文化は、紀元前100年~紀元後500年
に栄えたらしいので、約2000年前の人々も、
というか、今の我々と同じ技法だー!という
「わー!」という面白さに感心したのです。
(感動の語彙力の無さよ)笑)

画像
トウモロコシを砕く道具

「わ―今と変わってなーい!」というと、
一緒に行っているツレが
「って言うか、今の人間が真似してるんやん」
そっか。(笑)

画像
顔付いてる~!
かわはぎ??

一見可愛らしいもの。ノンノンノン。
全然可愛らしくないですコレ。
「心臓を取り出すための儀式用のナイフ」
(ただし、使われている形跡は
検分結果出てこなかったもの)
ひー。可愛くないー!!

画像
アッカンベー神

太陽のピラミッドで飾られていたという
デスマスクのシンボル。
弁柄(べんがら)で着色されていました。

日本でも、弁柄格子(べんがらこうし)
などで使われていますね。
(なぜかって?弁柄とは・・
『土から取れる成分(酸化鉄)で
紅殻、弁柄とも呼ばれ
語源はインドのベンガル地方より
伝来したことからそう呼ばれています。
陶器や漆器、また防虫、
防腐の機能性から家屋のベンガラ塗りとして
使用されてきました。』

画像
弁柄格子の建物(日本)

赤ってインパクトありますしね~。
生贄文化がある文明だったのと、
ジャングルでは、物がすぐ腐るので
弁柄が使われていたのかもしれません。

ああ、もう長々と書いてしまいました。
コレ、まだ入り口付近です(笑)
どうです?
行ってみたくなってきました?

明日以降もちょいちょい書きます。
お楽しみに~。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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1日陶芸体験

2024-04-23 17:11:52 | 一日陶芸教室

こんにちは。
今日は、陶芸一日体験に来てくださった
お客様のお話です。
海外から~。遠いところ、
しかも宇治での体験を選んでくださって
ありがとうございます。

そう、日本津々浦々「陶芸の里」という
名の付く地域なら、必ずあるのが
「陶芸体験」が出来る場所。

宇治では、朝日焼と、宇治川のもう少し上流、
ダムの近くに志津川(しづかわ)陶芸教室
という場所があります。
それ以外では、個人で陶芸をされている方
等が、陶芸体験が出来るように
教室を開いていらっしゃいますが…
京都市内に行って御覧なさい。
清水寺に行くまでの道、
陶芸体験のできる店の多いこと多いこと。
簡単な絵付け体験やロクロ体験などが
観光がてらにフラッと入って
体験ができちゃいます。プンスコ。
(入ったことがないので、
詳しくは知らないのですが(笑)
旅行先でなら入ったりしますが。)

話を戻します。
朝日焼でする陶芸体験です。


小さい子いるやーん。

そう、この体験は、
ママとおばあちゃん、そしてちびっ子。
そんなメンバーでした。




え、ちょっと待って、今写真を見たら
ママとおばあちゃんと、お姉ちゃんか妹も
写っていました。

女子(プラス子供)旅行なのか、
男衆は別行動の日だったのか。
詳細などは知りようもありませんが、
皆、思い思いの装飾をして
茶碗を作っていたので、今頃はご自宅で、
ポリッジ(オートミールなどのお粥)や
シリアル、スープを入れて
楽しんで下さっているかな?

宇治も沢山の人です。
今は平等院の藤が咲いておりますし、
三室戸寺のツツジも咲いてきておりますので、
ホント国内外問わず沢山いらしております。

ついでに朝日焼にも足を運んで下さいね。
お待ちしておりますヨ!
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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