きままに

太陽と緑と空気ときままな人生。
晴れの日はノラに、雨の日は…

スイカに感謝

2008-08-21 | 

秋の種蒔きの時季になってきた。夏の野菜や果物の苗木の処分に忙しい。記録的な暑さの続いた今年の夏には最高だったスイカも、涼しくなった途端に食べようという気持ちが失せてくる。
今年は3本の苗木を用意したのだが、1本を枯らしてしまい結局は2本だけ。

苗木を片づけ始めると、最近になったと思われるスイカの実がゴロゴロとしている。お盆近くになり始めた実は、中が赤くなっても甘味が少なく美味くは無い。それでも残暑の厳しい時などは、冷たいスイカが美味いので例年なら9月近くまではならしておくのだが。散らばっていたスイカを集めたら、一輪車に3台もあった。ちょっと勿体無い気もしたが、全部ゴミ捨て場に直行。一夏楽しんだスイカに感謝の気持ちを。

後は肥料を撒いて耕して終わり。9月の半ば頃から秋苗の種蒔きが始まる。大根に白菜、野沢菜。後は何の種を蒔くか思案中だ。
今年初めて作るのは「辛い大根」なのだが、どのくらい辛いのか楽しみである。



野菜が安い?

2008-08-20 | 
野菜価格が7月中旬以降、平年より2割程度安値が続いているという。キュウリやナス、トマトなど国産の野菜が安値で店頭に並んでいるらしい。今年は猛暑で料理に手間のかかる野菜より果物の方が好まれているのが原因だとか。

私はスーパーへ行っても、殆ど野菜コーナーへは足を運ばないので良くわからないのだが、野菜の価格が安いと言う話は聞いた事が無い。隣の畑のおばさんが言うのには「娘の話では、野菜は高い」と良く話している。嫁いだ娘さんが、野菜を貰いに来ては、そんな話をしているようだ。「キュウリ1本30円もするんだって」とか「ナスが1個50円も」と良く言う。例年よりいくら価格が安いと言っても、買う身になればキュウリ1本30円、ナス1個50円はいい値段である。「家に帰るときは、どんなに悪いキュウリやナスでも持って帰る」と嬉しそうに話している。

確かに、今年はナスやキュウリ、ピーマンなどの野菜は例年より収穫量が多い。家では、採れた野菜がどうしても余ってしまい、殆ど捨ててしまう。近所に分けて上げようにも、何処かから貰う事も多いのだろう「沢山あるから」と断られる事が多くなっている。

買う方が気軽に買えるということは、作る方は大変だろう。燃料代や資材は高値。売る野菜は安い。農家の知人の愚痴が多くなるのも良くわかる。



秋の夕暮れ

2008-08-19 | 

お盆が過ぎ秋の気配がする頃になると、家の前の電柱に何処からとも無く野鳥が集まってくる。
朝から降ったり止んだりの雨が、午後からは本格的に振り出した。一時期は相当強い降りになり、見ているうちに庭に水溜りができ、そのうちに貯まった雨水が流れ出した。

この大雨の中、何処から来たのだろう50羽近くの野鳥が電線に集まりだした。まだ時季も早いのだろう、今は50羽程度の野鳥だが秋が深まってくると、この2倍から3倍ぐらいの野鳥が電線に並ぶ。
野鳥が真っ黒な集団を作り、薄暗い夕空を飛ぶ姿は秋の風物詩である。この場所に来て知ったのだが、野鳥は毎日同じ場所、時間に集まる習性があるらしい。10羽20羽の野鳥が時間が経つほどに多くなり、夕空に飛ぶ頃には2、300羽の集団で飛んで行く。
野鳥の今日のネグラはどこになるのだろう。



市職員が猟師に

2008-08-18 | Weblog
動物による農作物被害が全国で後を絶たない中、被害に加えて地元猟友会の高齢化と人手不足に悩む富山県魚津市で、市職員有志が来春までに猟銃免許を取得し、市が購入した猟銃を使ってサルやカラスなどの有害鳥獣駆除に参加するそうだ。

サルやイノシシに畑を荒らされる、百姓の人たちには一番辛い事だ。春から一所懸命に育てた作物が動物に荒らされ、惨めな姿を晒しているのを見るのは身を切られる思いがするだろう。

山道を車で走っていたときに、目の前に見える林が異様に揺れているのが見えた。周りを注意してみても、強風が吹いている様子も無いし、ちょっと異様な風景だった。傍に近づくにつれ、サルの大群がリンゴの実を採っている光景が目に入った。赤く熟したリンゴを何十匹というサルが持ち去るのだ。こんな光景を毎日のように目にする、百姓の人達はどんな気持ちなんだろうと、気の毒に思ってしまった。

市の職員が、高齢化の進む猟友会の人たちの変わりに、サルやイノシシ退治をするという。良いアイデアだと思う。何処の自治体も、害獣駆除は猟友会頼りになってしまう。近頃は猟友会の人たちも、高齢化が進み人集めも困難だと聞いている。
今は専従の猟師を探すのも困難だろう。市の職員で猟師になる。これなら毎日駆除が出来るから、被害も少なくなるだろう。
野生動物から農作物の被害を守るには、徹底的に駆除を考える必要があるだろう。



昼食はおにぎり

2008-08-17 | Weblog
今やサラリーマンが昼食に使える金額は500円が限度だとか。コンビニで「おにぎり」や低価格の弁当が売れていて、ローソンでは前年比20%の伸び率でおにぎりが売れているのだそうだ。

私の昼食は毎日がおにぎり。かれこれ20年以上の昼食は、おにぎりの厄介になっている。仕事柄、車の中で食べるのだが、時間に余裕の無い時は運転をしながら。こんな生活をしているので、おにぎりはとても便利な食べ物である。

おにぎりの具は梅干、鮭、明太子など。味噌漬けも好きな具なのだが、この頃の味噌漬けは美味いものが無いから残念である。子供の頃は、家で味噌を仕込んでいたので、自家製の味噌漬けを食べていた。ナスや胡椒、大根、昆布、ミョウガなど。子供の頃は、味噌漬けは美味いという思いは無かったが、この頃は子供の頃に食べた味噌漬けの味が懐かしく思い出される。

握り飯は手軽で簡単。食べて美味い、持ち運びに便利。最高の弁当だと思う。



迷惑施設?

2008-08-16 | 
お盆に気になるニュースを見た。今後の火葬場は高齢化で急速に需要が増えると考えられるが、迷惑施設として周辺住民などの強い反対となることが多いと聞く。特に都市部ほどその傾向が強いという。三井住友建設は地中や海中に埋設する火葬施設「ジオ・フロント・ホール」の構想をまとめた。施設上を公園や緑地、森林にし、自然に溶け込ませて目立たないようにするのだとか。

誰もが必ず一度はお世話になる場所なのだが、火葬場やお墓の傍に喜んで住む人はいないだろう。必ず必要な施設だと頭では思っていても、その気持ちはよくわかる。
火葬の時に「3,000円、気持ちを包んでくれ」と葬儀社の人に言われた。他市の火葬場では「心づけは一切受け取りません」という張り紙がしてあった。それでもと家族の人が心づけを渡そうとしたら「給料を貰っているから、そんな心配はしないでくれ」と言ったとか。当市では自治体が管理しているのに、何故心づけを渡さなければならないのか疑問である。何か弱みにつけ込んで、ボッタクリをされたような気分である。
最近も葬儀の費用が無く親の遺体を捨てたという記事を読んだばかりである。

送り盆でお墓に。着いた途端に遠くから雷の音が、そして大粒の雨が落ちてきた。もう30分早く家を出れば良かった。



満足ですか

2008-08-15 | Weblog
厚生労働省所管の独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査で、勤労者の38.7%が仕事に対する満足感の低下を感じていることが分かった。そのうち43.4%が満足感低下の理由として「仕事に見合った賃金が得られない」と回答ししたと言う。

今の仕事に満足してない人が4割もいるらしい。原因は「仕事に見合った賃金が得られない」という回答が多く、低賃金が仕事への意欲を低下させているという。一生懸命に働いても、年収が300万にも届かない。世間ではワーキングプアなんて言葉も生まれている。
会社のやる事と言えば、サービス残業や長時間労働は当たり前、その他コストカットのためには無茶苦茶をやり放題。生活のために頑張ってはいるんだけど、自分の事で精一杯の状況で、仕事に満足までは無理だよね。

それにしても独立行政法人「労働政策研究・研修機構」って何なんだ。こんな調査をしても天下り役人のお前らなんかに何がわかるんだ。ワーキングプアと言われている人たちの年収が300万。その賃金で生活をしてみると、実態がわかるんじゃない。



ナタマメの花

2008-08-14 | 

初めてナタマメの花を見た。想像していたよりは可愛い花が咲いた。春先に友人から貰った種を蒔いておいたものだ。
去年の秋に「俺が蒔いても、芽が出なかったけど、ナタマメの種、蒔いてみる?」と友人が言う。ナタマメは暖かい地方の名産品ということは知っていた。友達の言う事には「芽は出たが、いつの間にか無くなっていた。俺は育てることが出来なかった」と言うので、この辺りでは育たないのかなと思っていた。
「俺が蒔いても駄目だったから、これだけ蒔いてみて」と言って貰った5粒の種を、春先に蒔いておいたのだ。

5粒の種は全部芽を出し、元気に育ってくれた。そして2、3日前から花が咲き出した。種を見たときはあまりに大きなサヤだったので、それなりに大きな花が咲くものだと思っていたのだが、種からは想像も出来なかった可愛い花だ。後は実るかどうかが問題になった。

ナタマメにはいろいろな種類があり、食べれたり毒があったりするようだ。この豆は食べても害の無いものなのだろうか、聞いてみよう。



お盆

2008-08-13 | 
お盆の帰省ラッシュで、東京駅が一日中混雑していたというニュースを聞いても他人事である。今年は原油高で、マイカーより電車を利用する人が多いということらしい。
お盆や正月に、渋滞の高速道や満員の電車を使って移動するより、家でのんびり過ごした方が楽しいような気がするのだが。

都会暮らしをしていた友人が、年に2回田舎に帰るのがもの凄く楽しみだったという話をしたことがある。家族の顔を見るとホッとすると言うのだ。親の元気な顔を見て安心、兄弟の元気な顔を見て安心するという。離れて暮らしていると、どうしても家族が恋しくなるらしいのだ。子供の頃、顔を合わせると喧嘩をしていた兄弟ほど会いたいらしい。
だから少しぐらい無理をしても、田舎に帰ってくるのだという。

今日は迎え盆だ。普段年より夫婦で生活している人が、家族大勢で墓参りをしていた。子供夫婦、孫などとも久しぶりに顔を合わせたのだろう。何となく嬉しそうである。



国産食品にポイント

2008-08-12 | Weblog
農水省は、国産の食品を買うとポイントで還元される制度を2009年度にモデル実施することを明らかにしたという。消費者が国産品を選択する仕掛けを作り、食料自給率を引き上げるのが狙いとのこと。
国産食品の購入にポイント制を導入することにより、国内食傷自給率を上げるのが狙いらしいが、効果があるのだろうか。

中国産食料の問題があってから、国内産の野菜などがもの凄い高値で推移しているらしい。茶飲み話で聞いたのだが「ニンニク2個で、138円もしたんで、とても買えなかった」と言う。普通の人の感覚では、国内産がいくら安全で安心できると言っても、普通の家庭ではとても買える金額では無い。

それに国内産食料と言っても、確かな基準があるわけではないだろう。外国産野菜を国内で加工すれば、国内産という表示で販売をしているのではないのか。外国産原料と国産原料が混じっている加工食品とか外食産業の料理などは、どういう基準で見るのだろうか。

国産食料の自給率が上昇するのは良い事だ。しかし農家の人たちの考えは「子供に百姓をしてくれ」とは、とても言えないと言う。農業は「お先真っ暗」と思っている農家が殆どだろう。
外食産業、加工食品などの原産地表示を厳格に義務づけるなら、食料自給率も上がるだろうが、そうでなければ農水省の役人の天下り先になるだけだろう。