きままに

太陽と緑と空気ときままな人生。
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市職員が猟師に

2008-08-18 | Weblog
動物による農作物被害が全国で後を絶たない中、被害に加えて地元猟友会の高齢化と人手不足に悩む富山県魚津市で、市職員有志が来春までに猟銃免許を取得し、市が購入した猟銃を使ってサルやカラスなどの有害鳥獣駆除に参加するそうだ。

サルやイノシシに畑を荒らされる、百姓の人たちには一番辛い事だ。春から一所懸命に育てた作物が動物に荒らされ、惨めな姿を晒しているのを見るのは身を切られる思いがするだろう。

山道を車で走っていたときに、目の前に見える林が異様に揺れているのが見えた。周りを注意してみても、強風が吹いている様子も無いし、ちょっと異様な風景だった。傍に近づくにつれ、サルの大群がリンゴの実を採っている光景が目に入った。赤く熟したリンゴを何十匹というサルが持ち去るのだ。こんな光景を毎日のように目にする、百姓の人達はどんな気持ちなんだろうと、気の毒に思ってしまった。

市の職員が、高齢化の進む猟友会の人たちの変わりに、サルやイノシシ退治をするという。良いアイデアだと思う。何処の自治体も、害獣駆除は猟友会頼りになってしまう。近頃は猟友会の人たちも、高齢化が進み人集めも困難だと聞いている。
今は専従の猟師を探すのも困難だろう。市の職員で猟師になる。これなら毎日駆除が出来るから、被害も少なくなるだろう。
野生動物から農作物の被害を守るには、徹底的に駆除を考える必要があるだろう。