きままに

太陽と緑と空気ときままな人生。
晴れの日はノラに、雨の日は…

隣近所は

2009-11-30 | Weblog
ラジオ番組を聞いていたら、こんな話題が。
リンゴの消毒は3月の末から9月上旬まで平均月に2回、毎月行う。ところが近頃は後継者問題とか農業従事者の高齢化で農地を手放す人が増え、その後地に住宅が建つようになった。すると、農家と新住民との間で、果樹園の消毒でイザコザがおきる。昔からある農地で生活している所に、新しく転居してきた人から苦情を言われる筋合いのものではないと。「これは難しい問題ですね」とアナウンサーは言うのだが。

私も転居してきたのだが、隣の畑の人とのトラブルはなかった。転居した当時は、隣はリンゴ畑。庭で手入れをしていたある日、隣のおばさんが「悪いね、消毒の薬、飛ばないように気をつけるから」の言葉がキッカケで話をするようになった。消毒をしても、薬が庭に舞ってくることも少なかったので「気にしないで」と言うと、おばさんは「そう言ってもらうと助かるわ。実は裏の家からは・・・」と鬱憤を晴らすかのように隣近所への・・・。

農家の人と親しくなるといろいろな面で助かる事があると気がついた。おばさんは「消毒で迷惑をかけているし、捨てるのはもったいないから」とか「食べきれないから」と旬の野菜を持ってきてくれるのである。「採れたての野菜は美味いね」と言う話から、家庭の事情で農作業ができなくなったおばさんが「良かったら隣の畑を作らないか」と言う話へ、そして家庭菜園が始まった。

隣近所の付き合い方は難しい。特に昔からの人と新しい人の付き合い方は。



ニンニクの臭いのする柿

2009-11-29 | 
ニンニクは臭いがきついので、ニンニク料理を食べる時は注意をしないと周りに迷惑をかけることになる。ニンニクに熱を加えて調理すると臭いはさほど気にならないと言うので、今までは熱処理をしたニンニクばかりを食べていたのだが。

隣の畑のおばさんに「家の倅は、ニンニクを薄く切って味噌と食べる」という話を聞き、早速試食してみた。これが以外に美味く、それからは食卓にのる回数が多くなり、家族からは嫌われている。確かに冷蔵庫の戸を開けるとニンニクの臭いが鼻をつき冷蔵庫内はニンニクの臭いが充満しているようだ。しかし庫内にある食べ物に臭いが移ることは無い。

姪が「この柿、ニンニクの臭いがする」と言う。柿を冷蔵庫に入れた記憶は無いので「そんなことは無い」と言うが「絶対にニンニクの臭いだ」と。確かに柿の食べ終わった後、口の中にかすかにニンニクの香りが残っている。

冷蔵庫に一緒に入れて置く食品に臭いが移らずに、ニンニクの近くに置かない柿に臭いが移るとは。結局家族の者からは文句を言われ肩身の狭い思いをしている。
それにしても、同じ台の上に短い時間、食べ物を乗せることはあるが、何故柿にだけニンニクの臭いが移ったのか謎である。
柿は渋柿に焼酎を振り、渋味を抜いた物である。焼酎を振ると臭いが移りやすくなるのであろうか。焼酎を振らない柿で実験をしようと思っているのだが、家には柿木が無いので、近い内に柿の調達をして来ようと思っている。



事業仕分け

2009-11-28 | Weblog
鳩山政権が発足して2ヶ月が経過した。鳩山内閣の閣僚が、官僚の用意したメモを読む答弁ではなく、自身の言葉で答弁しているところが新鮮に感じられる。

9日間行われた、行政刷新会議の「事業仕分け」は、私にはとても新鮮に思えた。野党からは「パファーマンスだ」とか「あんなものはショーだ」という声も多かったが、民間人も含んだ仕分け人が国民の前で、国の予算の無駄使いを洗い出す作業は、税金の使い方を国民に知らせていなかったかという事がわかった。

天下りの多い、独立行政法人や公益法人などには、省庁OBのグリーン席があるという。出身省庁から継続的に事業や予算を供給し、そのカネでOBたちを養っていて、省庁OBの天下っている公益法人への国庫補助は、天下っていない法人の7倍もあると聞いた事がある。

事業仕分けは国民の大多数が指示していると思う。鳩山首相は、今回限りと言っている様だが、この事業仕分けは毎年続けることで成果がでるだろう。政治家と官僚の癒着は、政権が変わっても終わりはないと思っている。



ハッチの死

2009-11-27 | Weblog
須坂市動物園のアカカンガルーのハッチが死んだ。10月の下旬頃から体調が悪かったようだ。食事の量も減ったといい、サンドバックに抱きつく姿も少なくなっていたようだ。動物園に行った知人の話では「サンドバックには抱きつかなかった」というから、よほど体調が悪かったのだろう。
9歳のカンガルーは人間の70歳代に相当するようで、最後は「安らかな表情」だったという。

ハッチは「サンドバックに抱きつく姿」と「おっさんキャラ」がテレビ放映され全国区の人気者になった。「クララ」というお嫁さんとの間には「クラッチ」「キララ」「キャッチ」と今年生まれた「子」と、ハッチ一家としてしても人気があった。

ハッチの死は全国区のニュースの上位でも流されていた。ハッチの人気を受け継ぐのはどのカンガルーになるのか興味がある。



11月の桜

2009-11-26 | 

昨日、今日と11月の終わりとは思えない暖かい日が続いている。少し動いただけで汗が流れるほどの暖かさだ。
桜の花が満開に咲き春と錯覚するような暖かさだ。11月に桜が咲くとは、お天気が狂ってしまったとしか思えない。

気象庁が発表した12月から来年2月までの3ヶ月予報では、長野県内の平均気温は平年より高め、暖冬傾向で雪は平年より少なめになるらしい。

桜の花だけではなかった。いつもなら葉っぱが落ちて枝だけの惨めな姿になる雪柳が、葉も落ちずに白い小さな花を咲かせている。今までなら枯れてしまう庭の草花も、元気に葉っぱをつけている。

この頃の暖かい日差しを感じていると、心配だったインフルエンザも大丈夫なような気がする。寒い季節に暖かい日が続く、ありがたいことだ。



ツバキの増殖

2009-11-25 | Weblog
「ツバキの寺」として有名な京都市左京区の霊鑑寺と住友林業が24日、後水尾天皇が愛した樹齢300年以上の老木「日光椿(じっこうつばき)」の増殖(クローン化)に成功したと発表した。

若枝を挿し木で育てた苗が10センチまで生育し、来年には花が咲きそうだという。
我が家には移植したツバキが3本ある。その内の1本が3年前に、後の2本が今年移植した苗だ。3年前に移植した苗は15センチほどに育っているが、一向に花の咲く気配が無いし、花芽らしきものも見当たらない。ツバキは挿し木で育てないと、花が咲かないのだろうか。私は根から芽を出した苗を移植したのだが。

それにしても植物の生命力は凄いものだ。300年以上も生き続けた老木のツバキから、若芽が育ち花が咲くとは。

この霊鑑寺には14品種の珍しいツバキが植わっていて、日光椿、散(ちり)椿、小桜の増殖をしているそうだ。



男の冷え性

2009-11-24 | Weblog
寒さが身にしみる季節になった。冷え性は女性のものと思っていたが、男性の冷えも健康の大敵だとか。身体の機能も落ち、肌荒れや下痢など男性も体調が崩れるという。
「健康は身体を冷やさないようにする事」と、どこかで読んだ事がある。身体を冷やすのは冬より夏の注意が大事だとか。特に冷房の使い方、過ごし方に気をつけるのが良いという。
足の裏に日光を当てて身体を温めるのが健康にいいと知人は言う。その話を聞いてから、暇なときは縁先で、足の裏の日光浴をするようにしている。夏の暑い時などは、足の裏がヒリヒリするような感じで気持ちの良いものだ。

足の裏の日光浴をする様になってから、風邪をひく事が少なくなり、風邪をひいても寝込むことがなくなり、回復も早くなった。

健康を考えるなら、若いからと伊達の薄着はやめたほうがいいということだろう。



凍結した路面想定の講習会

2009-11-23 | 
凍結した路面を想定した乗用車運転講習会が、長野市の飯縄高原スキー場の駐車場で開かれたという。シート上に水をまき「凍結路と同じ滑りやすさを再現した」というコースで、自家用車で受講したという。

冬の間、雪道や凍結した道路の運転には気を使う。通行路を塞ぎ、後続車の通行に迷惑をかける車が多く見受けられる。その多くは県外ナンバーで、タイヤはノーマルタイヤ、この装備でよく雪道の運転ができるものだと感心する。

雪道での運転は予期せぬことがおこる。思わずブレーキを踏んだら180度回転したり、下り坂でブレーキを踏み30メートル近く車を滑らせたりと。雪道の運転では何度も命拾いをしている。

私はブレーキは静かに何度も踏めと言われたが、今の車は車輪のロックを防ぐ装置付きの車で「ブレーキは強くけるように踏む」のだという。怖さでブレーキを踏み込めないと、20~30メートルで停止する距離も40メートルに延びるとか。凍結路はスピードをおさえ、車間距離を十分に、車の性能がいくらよくなっても運転するのは自分なのだから。



カワセミが

2009-11-22 | 
川に沿って農道があり、その農道は散歩道になっている。秋の終わり頃、今頃からこの川にサギや集まり、カワセミもチラホラ姿を見せる事がある。

午後の散歩道で、2人連れのおばさんが興奮した声で話している。川面に近く真っ青な色の小鳥が飛んでいるのを見ての事らしい。
この散歩道は以外に人気があるようで、休日にはかなり賑わっている。初めて見た青い色の綺麗な小鳥を見て「ねぇー、あの青い鳥、カワセミって言うんじゃない?」と声高に話している。

私がこの場所でカワセミを見たのは去年の事だった。その時は、空から黒い物体が川に落ちてきたのを見たのが最初だった。その物体がなんだか分からなかったが、暫くして青い羽の小鳥が川面を飛んでいく姿を見て「綺麗な羽の鳥だな。何という小鳥だろう?」と思ったのが最初だった。それからは、この散歩道にきてはカワセミを探すのが日課になってしまった。

今年もカワセミの姿を見ることができる。川の水が綺麗になり、野鳥も集まりやすい環境になってきたのだろうか。



命も順番?

2009-11-21 | Weblog
国民の14人に1人が新型インフルエンザを発症し、患者が死亡する割合は14万人に1人だそうです。
新型インフルエンザワクチンの予防接種が始まったようだが、ワクチンの量が凄く足りないと報道されていた。看護士さんに「インフルエンザの予防注射を受けたい」「新型?、それとも季節性の?」「新型」「あなたの場合は先生の指示があるから、先生と相談して」と。

大きい病院でも新型ワクチンの量は絶対的に不足していると言う。病院でだした注文数の4分の1程度を確保するのがやっとの状態だとか。その病院では、優先的に医師と外来の看護士さんの一部の人たちで、後はいつになるか分からないという。しかし「先生や看護士さんは患者さんと接するから免疫ができ、風邪をひいても重くならないんだよ」とリハビリの先生は言うのだが。

診察の時に「先生に聞いてみたら」と言われていた予防接種の話を、診察の時にはすっかり忘れていた。どうせワクチンが足りないのだから、言われる事はわかっている「順番が来たら」だろうな。