きままに

太陽と緑と空気ときままな人生。
晴れの日はノラに、雨の日は…

最先端治療

2010-11-30 | Weblog
この頃、そういう年齢に差し掛かってきたのだろう、知人や友人との話題は、病気の事が多くなってきた。遊びに来た従兄弟か「癌」の話を始めた。「この間、テレビで放送していたのを見たんだけど、今、最先端の癌治療で『重粒子線治療』と言うのを知っているか?」と。私は終わりの時間帯を少し見ただけで、癌の治療法だという事はわかったが、内容は良くわからない。

従兄弟が言うのだが「重粒子線という治療法は良いと思う。俺は癌になったらあの治療を受けるんだ」と熱心に語っている。「ただ、治療費に保険が使えないのがわからない。病気なら保険で最先端の治療を受けられてもいいはずだ」と。説明によると、この治療法は300万円も費用がかかるから、誰もが簡単には治療が受けられないと言う。「俺は今、癌保険に入っていて、癌と診断されれば100万は下りるから、あとはしっかり働いて最低でも200万円は貯めておかないと」と話は具体的になる。

話を聞いていて「身内で癌にかかったのか」と思うほど熱心なので「誰か癌にかかったのか?」と聞くと「誰も病気にはなっていない」と言う。テレビ番組の内容が強烈な印象として残っているのだろう。話を聞いていて、誰も病気になったら最先端の治療法は希望するだろうし、病気の治療は、どんな方法でも健康保険が使えればと思っているのではないだろうか。



たまにはタクシーも

2010-11-29 | Weblog
毎年の事だがこの時期は、忘年会のお誘いが。酒を飲む機会が増えるのはいいのだが、それにつれて増えるのが飲酒運転。酒を飲む時は、車は家においてくるのが常識になっている世の中なのだが、ニュースなどを見ていると年末の取り締まりでも飲酒運転で検挙される車は多い。

誰も飲酒運は「悪い事」とわかっている筈だが、飲酒運転はなかなか無くならない。「次の日の出勤を考えると」とか「捕まらなければいいんだ」「酔っていないから」とか、中には「飲んだ方が運転が上手くなる」と言う人も。誰も酒での失敗談を多く持っているようで、寛容な気持ちになってしまうのだろう。車を運転していると事故はつきものだが、飲酒運転となると意味が違うだろう。

飲む時はタクシー。たまには他人に運転をしてもらうのも気持ちのいいものですね。



太陽も畑もいらない農業

2010-11-28 | Weblog
施設内で効率的に野菜を栽培する植物工場が注目を集めている。店内で栽培し、その場で新鮮な野菜を提供する“店産店消”の店も登場した。コストがかかり露地物より割高になることが多いが、猛暑の影響で10月に野菜が高騰した際は、工場野菜の方が安くなる“逆転現象”も起こった。肥料や水などの資源を無駄なく使えるため、環境にも配慮した「未来の産業」として期待が高まっている。

以前も同じような内容のニュースを読んだ記憶がるが、工場での野菜生産が盛んになってきているんですね。そういえば店頭に並ぶ、えのきやシメジ、舞茸などはほとんでが工場生産ですよね。これからは畑も土もいらない農業になっていくのでしょうね。
しかし、養分も味も、溶液次第ってかなり気持ちの悪いと思いませんか?。農作物は太陽を浴びて土で作るのが一番なんだと思うんですが。

これからは百姓の時代になると意気込んで、農業を始めた知人がいるが、今度あったら工場生産の農業をどう思うか聞いてみようと思っている。






お天気勝負

2010-11-27 | 
遠くに見える山の頂が白くなり、近くの山々の紅葉も終わりになっていたようで、そろそろ里にも雪の便りがありそうだ。この時期は、畑作業の後始末で忙しくなり、毎日のお天気が気になる。寒くても仕方が無いが、それでも外での仕事は少しでも暖かい方がありがたい。
今日は朝から雲ひとつなく晴れ渡り、春を思わせるような暖かさ。この時期の暖かさは非常に嬉しい。朝から、冬の間食べる野菜の準備を。畑から採ってきた大根や白菜を雪にあわせないように囲わなければならない。雪の多い地方では、雪で室を作ってその中に野菜を貯蔵して置くようだが、この辺りは雪の量は少なく寒いので、雪や雨を避け野菜が凍みない様に囲う。畑に穴を掘り、大根を一列にならべては土をおく。それを繰り返し終わったら水の通らないように屋根をかけておく。これで春まで大丈夫。

あとは野沢菜、大根の漬け込み。これが重要で、漬物を漬け込むと大きな仕事は終わったようなもの。あとは、細々とした片付けをすれば、いつ雪が降っても大丈夫。里に雪の来るまでの間、この時期はお天気勝負である。



世代の違い?

2010-11-26 | Weblog
安曇野市で小中高生から「平和に感じる時」や「安曇野市に寄せる思い」を募集し、応募を参考に平和都市宣言の文案を作り上げた。その文案に、市議会から異論が出ていると言うニュースが新聞に載っていた。

平和都市宣言案は
雄大な北アルプスの麓 清らかな水 緑かがやく 自然豊かな安曇野を 私たちは守っていきます
健康で幸せな生活のために みんなで支え合い 差別のない社会を 私たちは築いていきます
みんなの笑顔が 子どもたちの明るい未来が いきいきとした命の営みが続くことを 私たちは求めていきます
平和を願う人々と手を取り合って 全ての不安や争いをなくすために 私たちは行動します
私たちは 美しい故郷 安曇野から 平和な社会の実現に向け ここに「平和都市」を宣言します
という文章。

この文案に、40~60代の市議からは「不戦の誓い」といった言葉を記入すべきだとか「満蒙開拓などの過去の犠牲も忘れないためにも明記するべき」だとか「戦争を知らないから表現が情緒的になってしまう」とか「国を愛する心をぜひ入れてほしい」とか、の異論が。

いい文章だと思うし、意味もわかりやすい。小中高生と40代以上の世代間の違いという事か。○○宣言というと、△△をするべしの文章が当たり前と思っている議員が大勢いるのだろう。




方言

2010-11-25 | Weblog
ラジオ番組の中で「この言葉の意味は?」どういう意味なのか、というコーナーがある。運転をしながら聞いているので、問題の内容が分からなかったり、途中で聞けない事も多いのだが、信州にはこんな方言があるんだ、と楽しく聞いている。しかし、自分の住んでいる地域の言葉でも、現在はあまり使うことがなかったり、初めて聞く言葉も多いので、ほとんど意味がわからない。

新聞に「残したい方言」というコラムがあり、楽しみにしている。新聞のよいところは、言葉が残る所が良い。わからなかったら、何度も読み返せるのが良い。
これからの季節、朝多く聞かれる挨拶がこの言葉。「今朝もエライシミタナエ(今朝もずいぶん寒かったね)」という言葉であるしかし、シミルと寒いは意味合いが違うという。シミルは、野菜が凍るというように、物理的温度の低さに基づいてつこう言葉だとか。シミルと類似の言葉にカンジルがある。これは厳しい寒さを感じるという体感的温度の低さに基づいた言葉だとか。

このコラムを読みながら、方言て温かい言葉だと楽しんでいる。



小学生が獅子舞を奉納

2010-11-24 | Weblog
田辺市新庄町の山祇神社で23日、例大祭が営まれ、地元の新庄第二小学校の児童が獅子舞を奉納した。同神社の獅子舞は後継者不足で2005年から4年間休止し、昨年復活したばかり。児童の舞いは初めてで、大人と一緒に舞った。

地方の文化、例大祭も高齢化が目立ち、年々衰退しているようだ。我が区でも「神楽保存会」があり、毎年秋のお祭には獅子舞を奉納をしているが、後継者不足が悩みの種となっている。区や保存会も、後継者を捜しているようだが、思うように集まらないらしい。

新庄第二小では5年生が06年から地域の伝統である獅子舞について学び、復活を願ってきた。例大祭での獅子舞は児童が熱心に学習していることにも後押しされ、住民らができるところまで続けようと昨年から再開している。

周りの地域でも子ども達に神楽を教えている保存会が増えてきていると聞いている。地域文化を子どもたちに伝えていくには、地域に向き合う大人の真剣さが大事なのだろう。



バカ高いおでん

2010-11-23 | 
遠くの山々が薄化粧をはじめ、冷たい風が身に沁みる頃の熱燗。おでんを囲むみんなの顔も笑顔に。楽しい酒は、辛い仕事も忘れさせてくれますよね。

二人の男がコンビニエンスストアにバイクに乗ったまま侵入し、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕された。理由は「酒を飲んでいたが、つまみのおでんがほしかった」とか。人間って酔っ払うと、突拍子も無いことをするものなんですね。

これで、会社もクビ。おでんの代金が高いものになってしまいましたね。

これからの季節、酒を飲む機会も増えてきます。酒の事ではあまり他人の事は言えないので、記事を読んで用心、用心。




タオルは買う時代に

2010-11-22 | Weblog
ギフト品として重宝されてきたタオルも、最近は儀礼的な習慣が薄れたり個人の好みが多様化したこともあり、今や貰うものではなく購入するものとなりつつあるようだ。

そう言われると、タオルは貰い物ばかり使用しているが、最近は自分専用のタオルを使用している人たちが増えているように思う。私などは、ただ汗を拭くだけなのでタオルなら何でもよいのだが、おしゃれに気を使う人は自分の好きなデザインや色に拘ってタオルを選んでいるのだろう。

昔は宣伝用の手ぬぐいを配るお店が多かった。そういえば、手ぬぐいで縫った浴衣を着ると、胸に○○牛乳店、お尻の辺りが△△ガス、と落語のネタに良く使われていた事を思い出す。いつからともなく宣伝用に配られた手ぬぐいもタオルに変わり、いまやタオルは貰うものから買うものとなったようだ。

タオルは毎日使うもの。肌に直接触れるものだから、毎日洗濯した清潔なタオルを使いたいですよね。




鍋料理は

2010-11-21 | Weblog
鍋の季節になってきた。今年は鍋の具材に異変が起きているというニュースが。今年の猛暑の影響で、日本近海では鮭が減少していたり養殖のカキやホタテの大量死、白菜やネギの高値が続いていて、石狩鍋や寄せ鍋などに影響がでそうだという。

鍋は作るのが簡単で、誰が作っても美味く食べれるのがいい。具も季節に関わらず、スーパーで安いものがでに入るとそれが鍋の具と言うわけだ。そんなわけでわが家は、寒いから冬に多いという事もなく、1年中鍋料理の回数が多い。

ミツカンの主婦調査では「ほかのおかずをつくらなくていい」とか「食費を節約できる」という理由から鍋料理の回数が多いらしい。