きままに

太陽と緑と空気ときままな人生。
晴れの日はノラに、雨の日は…

インドネシアから看護師が

2008-08-07 | Weblog
インドネシアとの経済連携協定に基づくインドネシア人看護師・介護福祉士候補者らの第一陣 101人が、日本に来たという。入国後は、海外技術者研修協会と国際交流基金が実施する日本語研修を約半年にわたって受ける。その後病院や介護施設で働きながら研修を受け、看護師や介護福祉士の国家試験合格を目指す。

国内の看護師、介護師は介護制度の財政削減が原因で、現場では給与や手当てが大幅ダウンし、仕事量や労働時間が大幅にアップして職員はドンドンと辞めているようだ。介護や看護の職場では、キツイ仕事に安い給料、これでは就職希望者が激減するのは当たり前。それで外国人を安い賃金で雇い、その場の人手不足解消をと考える、施設経営者が増えるということか。
日本の現状を見る限り、仕事を覚えた外国人が、日本での生活を考えるとは到底思えない。

介護や看護は、技術が優れているだけの仕事ではないと思う。患者は心と心のふれあいの部分が大きな割合を占めている。入院で嬉しい事は、看護師さんの明るい一声である。
差別をするわけではないが、外人さんと心のふれあいはどうなんだろう。

医師や看護師不足は行政の失敗ではないのか。現場の不満を棚上げにして、それを安易に外人労働者で埋めようとは。行政はまず就労環境の改善から考え直すのが当たり前だと思うのだが。