はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

避難所は極限状態が続いている・・・

2011-03-16 | 東日本大震災

2011年3月16日(水曜日)
もうすぐお彼岸だというのに
敦賀でも今日は雪が舞う寒い天候となった。
被災地の気温は氷点下・・・
灯油やガソリンが不足し、暖房もない冷たい床で
薄い毛布1枚に7人がくるまっているというニュースが流れている。

トイレの回数をへらすために、水分を極力我慢していた
お年寄りの容体が悪化し、亡くなられたという。
食料や燃料、医師や医薬品の不足も深刻だ。
厳しい寒さに加え、余震や放射能の恐怖、
避難所暮らしによるストレスで極限状態が続いている。

テレビの画面を見つめながら、ただ祈ることしかできない・・・

さて、タミヨさんは
あきれてしもたわ・・・とためいきまじりにつぶやいてます。
原子力発電所は電気つくるとこやのに、停電になったさけ
動かんなんて・・・アホとちゃうか・・・
放射能、洗い流してもその水はどうするや?
地面に流したら、地面は放射能だらけになるで・・・

今日1日、テレビで見聞きした内容をすべて話し終えるまでには
まだ相当、時間がかかりそうです・・・

ところで、わたしのところへも
メールや電話で昨日の議会で一般会計予算案・・・というより
「みなとオアシス賑わい創出事業」1510万円に賛成か反対か
という問い合わせがきた。
これは豪華客船でウラジオストクや青森、北海道へいく敦賀市民に
6万円と5万円の補助金を出す事業である。

議会では、この事業だけを一般会計予算案から取り出して
反対するというわけではない。
この事業も乳幼児医療費無料化の事業も、コミュニティバスの費用も
すべてふくめての予算案なのだ。
予算案にあげられた敦賀市の事業は、およそ1000件ある。

賛成する人の多くは、予算案に反対すれば
市民の福祉につながるいい事業まで全部、否定することになるから
という大義名分があっての賛成だ。

この事業だけはとうてい、賛成できないと思ってる人の中には
採決の際、議場から退席することもある。

23年度敦賀市一般会計当初予算に反対したのは
共産党議員団の山本さん、上原さん
無所属の前川さん、そして今大地の4人。
(馬淵議員は採決のとき退席)

あと、駅西地区で連携大学や駐車場・交流施設等を建設するための
都市計画土地区画整理事業特別会計に反対したのも
上記の4人・・・

討論のさいには、厳しい意見を述べたうえで賛成を表明する人も
いれば、いい事業は高く評価して反対する人もいる。

本来、議決するという行為は議員個人にあたえられた権利である。
それは、賛成か反対しかない。
賛成か反対かを決めるとき、わたし自身は
より弱い立場におかれた市民にとって、
この案はプラスにつながるのか、
マイナスになるのかを考えることにしている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月15日(火)のつぶやき | トップ | 3月16日(水)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東日本大震災」カテゴリの最新記事