はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木のはな

2016-06-27 | 日々の暮らし

10日ぶりにリハビリ。

肩を上げ下げするたびに、ゴリッ! ゴリッ!と音がするぐらい

凝り固まっている身体をほぐしてもらった。

身体も目つきも心までもが、トロ~ン・・・

 

お昼過ぎに健さんの車で帰途につく。

武生インターから高速を使った。

 

道の両脇には、ねむの木が淡いピンクの花をつけて

ねんねんねむの木・・・

とまるで、子守歌をうたっているように揺れている。

 

ねむの木は、日が落ちると眠るように葉を閉じることから

その名がついたという。

 

そして、夜のとばりが下りるころ、淡いピンクの花が開く。

なんだか艶めかしい・・・と思ったら

紀女郎(いらつめ)の歌にあった。

昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木のはな
君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ

恋人同士が抱きあうさまを、合歓の木に重ね合わせているという。

中国では夫婦和合の木と言われている。

花の物語は、奥が深い・・・

 

今夜は子守歌など、口ずさみませうか・・・

 

 

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