はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

パキスタン・ムシャラフ大統領辞任

2008-08-18 | ニュースから

2008年8月18日(月曜日)
パキスタンのムシャラフ大統領が辞任した。
99年10月に陸軍参謀長(現大統領)がクーデターで政権を奪取。
ムシャラフ大統領は、当時タリバン政権支持を表明していた。

01年9月にアメリカ同時多発テロが勃発。
02年、パキスタンは対テロ戦の同盟国となり
ムシャラフ政権がアフガニスタンとの国境地帯で
武装勢力掃討を開始した。
もちろんアメリカの圧力を受けてである。

国境地帯では約100万人が家を失ったといわれている。
アフガニスタンとパキスタンの国境地帯にすむ
人たちは、同じ民族。

その国境地帯は、自分の国・隣の国そして
よその国の軍隊によって、町を破壊され人々は住む家を失い
家族を失い、死に直面しているのだ。

アメリカの圧力で武装勢力掃討を続けたムシャラフ大統領は
今年2月の総選挙で与党が大敗し実権を失った。
3月 パキスタンでギニラ新政府が発足し、
タリバン支援の国内武装勢力と和平協定の締結を目指すと発表する。

しかし武装組織は7月、協定の停止を通告し、
パキスタン軍との散発的な戦闘を再開した。

自らが紛争の火種をまきちらし、
その紛争でひと儲けし続けてきたアメリカ・・・
アメリカに焚きつけられ、対テロ戦の同盟国となり
ついにはパキスタンの国民から見放されたムシャラフ氏は、
国外追放になるのだろうか。

<米国務長官>ムシャラフ大統領辞任も「テロとの戦い継続」
8月18日23時55分配信 毎日新聞【北米総局】
ムシャラフ大統領の辞任について、ライス米国務長官は18日、
「彼は対テロ戦で最も協力してくれたパートナーの一人だ」と指摘。
「米国は今後もパキスタン政府とともに戦いを継続させる」と述べ、
パキスタン経済の安定に向けた食料などの支援を表明した。

曖昧模糊が身上の我が国の首相はといえば・・・

福田康夫首相は18日、ムシャラフ大統領の辞任について記者団に
「テロとの戦いやアフガニスタンの情勢にどういう影響があるか。
さしあたって変化があるとは思わないが、その後の情勢を今、
予想する状況ではない」と述べ、事態の推移を見守る考えを示した。
首相官邸で記者団の質問に答えた。

その後の情勢を今、予想しないでいつすんの!
と、ついつい閣下にカッカしているわたし・・・

カッカしているのは、脳内だけでなく
実は身体のほうも熱があって、だるい・・・
血圧は正常、食欲もある。
水分も十分・・・なのになんで~?
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