荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

閉店して更地になったその後、

2020年10月29日 | 散文

ずっと前に、北千住の宿場通り商店街の店舗が閉鎖されて更地になった報告をしました。これです。

「槍かけだんご」の斜め前です。

 

民家が建つのかなと思っていたら、2台だけの駐車場を設置中です。

・・・なんだかなあ。

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末広湯の風景

2020年10月29日 | 散文

葛飾区を走っていて出逢いました。曇り空にすっくと煙突が立って、唐破風の屋根を戴いた本格銭湯です。

 

まだ現役のようで、開店前のようです。ガラス戸に見える、しまわれた暖簾がちょっとモダンです。

 

やっぱり沢山の水の在庫があるのでしょう、災害時の協力店に指定されています。

 

銭湯は裸で密になる場所です。

 

「末広湯」と言うんですね。銭湯はおめでたい名前が多いです。一日の終わりに湯に入って、今日の無事をしみじみと味わう至福の場所です。

 

玄関脇です。好いですねえ! 入ってみたいです。

 

裏へ廻ります。

 

あの青い所が湯船の場所だと思います。

 

住居です。

 

燃料が集められています。これで何日分でしょうか?

 

煙突の根元です。

 

住居の向かい側は営業しているのだろうか、雑貨屋です。往時は界隈の人が集まった中心地だったのでしょうか?

 

裏手は最近できた分譲住宅です。皆さん内風呂を持っています。末広湯の利用者は減る一方です。

 

戻って来たら、住居表示がありました。「宝町の末広湯」ですか! おめでたい名前です。

 

道路の向こうにはスカイツリーが見えます。スカイツリーが見える場所の多くは下町でもあります。

 

内風呂が当たり前の時代ですが、銭湯は残してほしい日本の文化だと思っています。

末広湯も、頑張れ!

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