引き際

プロ野球もペナントレースの全日程がほぼ終わり、

クライマックスシリーズ、日本シリーズを残すばかりです。

広島と日本ハムと地方都市の球団が優勝しました。

大谷選手の他、若い選手が活躍する一方で、

横浜の三浦選手などベテラン選手が引退を表明し、

シーズンが終わりを告げると選手の明暗がくっきりと分かれます。

これがプロスポーツの宿命でしょうか…。

昨日、かつての球界を代表したピッチャーが1軍で登板しました。

実に日本の1軍マウンドで投げるのは3648日ぶりとのことです。

結果は大炎上…。

その名は松坂大輔投手。

真夏の甲子園で18回を投げ抜き、決勝戦でノーヒットノーラン。

プロ入りしてすぐに

「リベンジ」「自信から確信に変わりました」

などの発言で、大注目を浴びた球界を代表するエースでした。

しかし、年齢を重ねるごとに怪我との戦いに…。

かつての輝きは完全に失われ…。

年棒の高さばかりが揶揄されるようになってしまいました。

昨日の結果を経て、それでも現役にこだわる発言があったようです。

人それぞれ、彼に対して思うことはあるでしょう。

私は、現役にこだわるならかつての輝きを取り戻すべく、

まずはダイエット…、

ではないかと…。

そして、お金にこだわっている印象を払しょくするために、

減俸を自ら球団に申し出る、

これに尽きるのではないかと…。

プロスポーツ選手の引き際、難しいのでしょうねぇ…。

自分自身ですべて決められないのでしょうけれども、

やはり、「リベンジ」の精神を忘れないでもらいたいです。