名古屋女子マラソン

ついさきほど名古屋女子マラソンが終わりました。

ロンドンオリンピック選考レースで、

野口選手、赤羽選手、尾崎選手、渋井選手などなど

そうそうたる選手が参加しました。

結果は、なんと三度目の選考レース参加という
尾崎選手が終盤突き放して見事に日本人1位でした。

オリンピックへの執念としか言いようのない
大変素晴らしい勝利だったと思います。

野口選手も中盤で離されかけますが、
なんとなんと一度は先頭集団に追いつく健闘ぶり…。
アテネで優勝したときと同じような力強い走りを
最後に見ることができたように思います。

そして、渋井選手も粘り強く日本人3位。

野口選手、渋井選手ともに今の力を最大限発揮したと思いますが、
オリンピックは厳しいでしょうねぇ…。
寂しいですが、「引退」の予感がしてしまいます。

最も残念だったのが赤羽選手…。
う～ん、世界選手権での実績はあるのでしょうが、
このレースで日本人2位に入った中里選手など
若手も活躍していることもあり、
オリンピックは少し厳しいような気がしてしまいます…。

明日の代表選考の結果はいかに…。
男女ともに注目です。

あれから1年

3月11日。

この日は私たち日本国民にとって忘れられない日付となることでしょう…。

あの震災から早1年が経ちました。

あの瞬間、私は顧問先様との打ち合わせ中でした。
激しい揺れが続く中、家族と事務所スタッフの安否だけが気になっておりました。
10分後にその無事を確認するとすぐ駅に向かいました。
途中に襲う激しい余震に自らの命の危険を感じました。

駅に着くと、電車はストップ、タクシー乗り場は長蛇の列。
8時間かかって、なんとか自宅にたどり着きました。
でも、その日のうちに自宅に帰りついた私はまだよいほうでした。

帰宅後に目にした映像は、

信じられない…、

につきました。

その後、原発事故が発生し、放射能汚染、電力不足などなど、
不安を背負いながらの生活となりました。

さらには、ガソリンをはじめとした物不足…。
そして、混乱の中でお客様との打ち合わせ日程が次々とキャンセルに…。
これまで体験したことのない多くの不安を感じ、
人とのつながり、など当たり前に思っていたことのありがたさを
あらためて考えさせられました。

何気に、この1年の自分自身のブログを読み直してみました。

政治家と東電で言った言わないのやりとりをしていることへの疑心暗鬼
などが綴られていました…。

1年経って、国の危機管理に対する議事録がなかった、など
信じられない事実が伝えられています…。
どおりで「言った言わない」などの稚拙な議論ばかりが報道されていたはずです。
怒りというより、諦めに近い感覚です。

原発事故で避難されている方からのご相談もありました…。
被災地の本当の苦しみは上には伝わっていないのでは…、という思いにもかられました。

がれきの処理など、復興庁は立ち上がったものの、まだまだ問題は山積しています。
最近のテレビの特集を見ていると、
役所が考えることと住民が考えることの隔たりは仕方がないことかもしれません。
考えれば考えるほど、復興という問題のハードルの高さを感じます。

3月11日。

この日に起きた自然の猛威を忘れてはいけませんね。

支離滅裂ですが、思うまま綴りました…。