千葉県松戸市・新井税理士事務所のブログ

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東京大空襲

2008-03-19 15:52:36 | 雑感
昨日、一昨日と二夜連続で東京大空襲が
テーマのスペシャルドラマが放送されました。

戦争関連の放送は毎年終戦記念日や原爆投下があった
夏に多くされていますが、この時期というのは珍しいですね。

何気にチャンネルを合わせていたのですが
空襲のシーンが始まってから思わず見入ってしまいました。

CGを駆使したリアルな映像だったと思います。
もちろん私は空襲を受けた経験など無いのですが、
火に囲まれるというのはあのような状況なのではと
リアルに思うほど迫力があり恐ろしい映像でした。

水を求めてプールに飛び込み、その中で
人ごみにもまれて顔を出すことができなくて
水死してしまう子ども…。

命からがらコンクリート造りの建物に逃げたものの
火に囲まれて結局、酸素不足で窒息死してしまう人々…。

焼夷弾以外にもこのようにして亡くなっていった人がいたことを
はじめて知りました。

これもすべてがアメリカにより計算された爆撃だったのですね。
攻撃するほうも正気ではいられないと思います…。

一夜にして推定で十万人の命を奪った大量殺戮ともいえる
この空襲は原爆投下と並んで日本に戦争のつめ跡として
大打撃を与えたのです。

戦後63年経ち、戦争体験の風化が懸念されています。
だからこそあえてリアルな映像のドラマを
制作したのでしょうかね?

このドラマであらためて戦争の悲惨さというか
虚しさというか、なんとも表現しようのない
感情を覚えました。

私は反戦主義者です。
戦争による殺しあいの結果には何も生まれないと思います。

憲法9条の問題も自衛することと戦争に参加することとは
まったく別の問題だと考えます。
法律が改正され、その解釈によっては戦争に参加が可能になり
日本が再び戦争に加担することになるのだけは避けてもらいたいです。
世界に求められても日本だけは戦争に参加しない立場を
貫くというのはだめなのでしょうか???

戦争で何の罪もない一般市民が被害に遭うのは
本当にやるせないです…。

また、政治による国民への影響ということも考えてしまいました。

今、予算案や日銀総裁がなかなか決まらない状況です。
私たち税理士の仕事も税制改正しだいで混乱しかねません。

この政治不安のつけが一般市民に回ってしまったら…。
政府のごたごたは戦時中も今も小市民にはどうしようもありません。

ドラマを見ていろいろ考えてしまいました。



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コメント
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